お花の騎士

【独自の視点で、描く言葉の裁縫】基本『書きたい事』を『マイペース』に書いてます。

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マガジン

  • オリジナル 詩

    いろいろ書いてます ♬

  • オリジナル 物語り

    良かったら、読んでみてください。

  • 増えすぎたツルハシ

    ツルハシ村の運命は如何に…

  • 実際の出来事から考える学び

最近の記事

『ただいま』

扉を開けて 声を出し 誰かに伝える 何げなく 無くして気付く 当たり前 舞い戻る言葉 返事なし 日頃の声掛け 尊さは 今しかできない 回数制 何気に明日も 口にする 思い出込めた 「ただいま」と。 老夫婦のおじいさんが、おばあさんに先に他界された後を想像して描いた。 日頃から何気に「ただいま」と口にする。 しかし、一人になったらどうだろう… 「おかえり」の返事もないし、「ただいま」も言わなくなってしまうかもしれない。 何げなく発する言葉は、回数制限がある。 だ

    • あんよ

      教える事なく 動き出し 這いずり壁立ち 歩き出す 年齢重ね 個性だし 視線と環境気にして 立ち止まる 気付けば 行動する前 立ち止まり 足枷重く蹲る 答え求めて 動けなく 見える景色は 変化なし 人は、教わることなくても歩行を行えるようになる。 しかしどうだろうか。 大きくなるにつれて、 感情や他者の失敗などで失敗する恐れなどに影響を受けて 本来自身がしたい事を躊躇し。立ち止まり。 「どうせ、自分なんて」と、否定する。 一歩を踏み出すには、大きなエネルギーが必

      • 心交わして 惹かれ合い 短所だろうと 受容する 思い出共有 積み重ね お互い 老いを感じてく 2人の分身 成人し 相手探して 恋をする 年代違えど 同じ道 新たな命 紡ぎ行く お花の騎士

        • 【はじまり】

          空白劣等 抱きつつ 嫉視恨めし 首伸ばし ある日何かに 気づかされ 想像力を 研ぎ澄ます 思考錯誤で 道開き 想像力から 創造力 空白劣等 薄れゆき 創り出すのは 文字の花 お花の騎士 何もない場所で「0→1」を生み出すまでの詩。 まるで、noteを2023年8月30日から初めて今日に至るまでの 私を書いたような詩。 制作本数25本。投稿20本。未公開(noteで出すか悩み中)、 没にした合計5本。 そんな感じかな。 今までの反省点 ・タイトルは適当。天邪鬼

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        • オリジナル 詩
          11本
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          3本
        • 増えすぎたツルハシ
          4本
        • 実際の出来事から考える学び
          3本

        記事

          『この世にある不思議』

          あなたは『疑い深い』ですか? この世にはよくわからない現象をたまに聞きます。 『前世の記憶が残っている人』や 『見えないものが見える人』 『聞こえる』 『未来が見える』 はたまた『神様だという人』 私は、基本『人の言うことを信じる』が主体としてある。 しかし、『経験のないことに関しては何故?』という疑問を持つ。 繋げると、『信じるけど、信じていない』に等しいのかもしれない。 では、まず『前世の記憶が残っている』を考えてみる。 記憶とは何か? 私は、記憶とは、思い

          『この世にある不思議』

          豊作は罪なの?

          豊作願いて 汗流し 値守りて 捨て流す 人の為から 市場の為 生活苦となり 自己否定 敷かれたレールに 違和感あり ルールの中では 仕方なし 迷路の中を 彷徨いて 今日もどこかで 汗流す お花の騎士 農業に関する詩になります。 ・豊作を願いながら農業を行っていても、市場の中で供給が多いと作物の値段が下がるため、値段を維持するためにあえて廃棄する場合があるのが現状である。 ・誰かに美味しいと食べてもらいたいという視点と 市場の中で価格を気にして出すに出せない視点。

          豊作は罪なの?

          良さとは何か。

          花火大会 人集め 幕を張りて 空見えず 花火見えず 人は去り 残留人で 屋台出す 人の集まる場 求めては 行う事は 幕を張る 見えぬ悪者 作り出し 資金調達 工面する 月明り無い 森の中 その中は 幕の中 己の良さを見失い、彷徨うをテーマにした詩です。 長所と短所は、言い方の問題であると私は考えます。 例えば、「優しい」を長所としたとき、 「優しすぎ」は短所に値する言葉に変換できます。 「心配が多い」を短所にするなら、 「未来志向である」とも言えば長所に変換で

          良さとは何か。

          【アップルパイが食べられなくなったお話】

          田舎から上京して、早15年が経った。 年に一度だけ地元に帰る日がある。 それは『敬老の日』だ。 俺には両親はいない。 その代わり、親のように育ててもらった祖母がいる。 敬老の日に帰るのは、祖母が作ったアップルパイを一緒に食べるためだ。 「おばあちゃんの作ったアップルパイが世界一美味しい!」と、 子供の頃、よく言ったのを自分でも覚えている。 小さい頃から上京するまで沢山の思い出がある。 今では信じられないけど、 祖母が運転する原付バイクの足の所に乗って 畑まで移動

          【アップルパイが食べられなくなったお話】

          【たいむらぐ】

          一晩だけの  顔合わせ 今日しか会えない  人もあれ 暗闇ひそかに  咲いた花 花めくのは 一度だけ 一晩だけの 輝きは より一層 魅了する はじめましてと さようなら 出逢いというのは 一度きり   お花の騎士 【サガリバナ】という花と、出会いを合わせた詩です。 サガリバナ・・・ 一晩限りの幻の花です。夜に数時間だけ咲き、朝には散ってしまいます。ピンクと白の不思議な花。 人も「初めまして」から始まり、いつか「さようなら」の日が来ます。 その間の時間が「かけが

          【たいむらぐ】

          【SNS】詩

          悲観の声に 歓喜の声 思い考え 閲覧し 誰かの声が いき渡り されど、真偽は見極める 環境嘆く声 正しくも 人を的る 言葉は鋭利なり 便利の裏に 潜む影 情報箱の 使い方 お花の騎士

          『悪い子』

          僕は、中学2年生。 お母さんと、小学一年生の双子の妹の4人家族。 お父さんは?だって? お父さんは、妹たちが生まれた年に交通事故でいなくなった。 もう七年にもなる。 寂しくないかと聞かれるけど。 慣れたというか。よくわからない。そんな感じ。 僕は、学校が終わるとすぐに家に帰る。 妹たちの面倒を見ないといけないからだ。 お母さんは、僕と入れ違うようにお仕事に行く。 いつもの日課。 以前と比べて、妹たちの面倒を見るのは楽になった。 オムツを変える事も、ミルクをあげる事も

          きっかけの天道虫

          青いベンチに 腰を掛け 空を見つめて 光を浴びる 何かいいこと起きないかな なんて 考えながら 休憩がてらの 日向ぼっこ 体に止まった 赤い点 ハートをしょった 赤い点 両手で包んだ 赤い点 気になる人に 見せた 赤い点 初めて触れた あなたの手 私に移った 赤い点 ハートマークを背中に背負ったてんとう虫のお話。 「ナナホシテントウ」 お天道様に向かって飛ぶように見える『天道虫』 「英語:聖母マリアを表している」 きっかけをくれた天道虫の詩です。

          きっかけの天道虫

          【時計の針を戻したい】そういうお話。

          今まで異性と付き合ったことのない自分。 ある日の残業した仕事の帰り道 「落ちましたよ」、女性に声をかけられる。 手には、カバンに付いていたはずのお守り。 どうやら、ひもが切れたみたいだ。 「ありがとうございます」そう伝えながらお守りを受け取った。 「お守りのひもが切れるなんて縁起悪いですね」 苦笑い交じりで話す女性。 (異性は苦手だ) そう思いながらも「本当にありがとうございます」と頭を下げた。 「じゃぁ、またご縁がありましたら、またお会いしましょ」 女性は

          【時計の針を戻したい】そういうお話。

          増えすぎたツルハシ #4

          4話目になります。 1~3話をお読みでない方はそちらからどうぞ。 増えすぎたツルハシ #4 お腹を空かせた子供の声に、貧しい村の大人たちが目を合わせます。 バチッバチッバチッ 聞こえるのは『焚火の音』 バチッバチッバチッ 視線が一か所に集まった。 貧しい村の村長は、ぐるりと村人皆の顔を見る 「ツルハシ村を乗っ取ろう」 驚く一同。 賛同する声が大多数。 反対する声が少人数。 村長は言う。 「みんなで決めよう」と。 行われた多数決 バチッバチッバチッ

          増えすぎたツルハシ #4

          当ててみて

          何行目でわかるかな? 挑戦してみてね。 体に優しい 低刺激 日頃は 陰で身をひそめ、 騒ぎの中で 駆けつける。 目標定め つば飛ばし、 素早く逃げても 広範囲。 狙いあまくも 手あたり次第。 効果抜群 赤の色。 たまに効かない 赤の色。 無香料の 赤の色。 火気と高温注意の 赤の色。 歓喜と換気の 赤の色。 相談窓口 6456(ムシコロリ) 今日もどこかで ムシコロリ。

          『人模様』詩

          答えの出ない事を考えて 迷路を広げて 彷徨って 来る日も来る日も 彷徨って 目線の先には 高い壁 今日も広げる 高い壁 人は、時として「自分自身で答えの出ない」事に悩み、考える。 そのようなループに陥るときがあります。 例えば「相手の気持ち」「上手くいくのか」など人によって様々です。 しかし、どうでしょう。 伝えてみないとわからない事や、 やってみないとわからない事も中にはあります。 一度その問題に対して答えが出るのか考える事。 問題の摘出としては、「主語を自身

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          『人模様』詩