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『人模様』詩

答えの出ない事を考えて

迷路を広げて 彷徨って

来る日も来る日も 彷徨って

目線の先には 高い壁

今日も広げる 高い壁


人は、時として「自分自身で答えの出ない」事に悩み、考える。
そのようなループに陥るときがあります。
例えば「相手の気持ち」「上手くいくのか」など人によって様々です。

しかし、どうでしょう。
伝えてみないとわからない事や、
やってみないとわからない事も中にはあります。

一度その問題に対して答えが出るのか考える事。
問題の摘出としては、「主語を自身にしない事」、
「感情」を消す事。

具体例①)
私の気持ちは、あの人に伝わるだろうか。私は不安だ。

この場合、
「私の気持ちは」が主語となり、「不安」は自身の感情である。

主語を組み替え、感情を消すと、
あの人に、私の気持ちは伝わるだろうか。となり、

主語の「あの人」が答えを持っていて、
気持ちを伝える事が「問題解決方法」となる。

具体例②)
あの人は怒っているようだ。私が何かしたのだろうか。

この場合、
あの人は、何かに怒っているようだ。

主語の「あの人」が答えを持っていて
何に対して怒ったのかは、その人にしかわからない。
気になるのなら、聞いてみるのも【問題解決の方法】だ。

具体例③)
私は、本を書いてみたいが、今まで書いたことがない。失敗するかもしれないから不安が大きい。
この場合、

本は、書きたいが未経験。失敗もありうる。

主語の「本」が答えを持っていて
書くことが「問題解決方法」を指し、
失敗もありうるは「工夫や経験が必要」を指している。

以上を踏まえて、考えた場合、

迷路を広げているのも、高い壁を作り出しているのは
自分自身の場合もある。

ただ、そう思っていても
上手くできないのも『人らしさ』でもなかろうかな。

そういう詩です。

※悩み、不安や迷いがある方で、
問題の摘出が出来ない方は
一度上記の方法を試してみてください。

「文字起こし → 組み換え 」で、
見えなかったことも見えてくるようになります。

慣れてくれば、書かなくても頭の中で出来るようになります。
おすすめです。


進むを諦め 壁のぼり

落ちては登るを 繰り返し

たどり着いたは 壁の上

目に映るは  籠の上

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