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ないものだらけなら、作ればいい

長く下書きに眠っていたもの。自分のために残しておきたくて投稿。過去の自分の気持ちを浄化して、これから大事にするべき考えのリマインドとなるように。

私の人生、ないものだらけ。

  • 実の家族

  • 生まれ育った家

  • 親からの愛情

  • 子供の頃の思い出の品

  • 学歴

  • 子供の頃の記憶すら、

ない。

自分にないものを全部持っている人を見たら、羨ましくて仕方ない。「みんなに当たり前にあるものを、何で私だけもらえなかったんだろう」と悲しくなる日もある。

でも、不幸じゃない。
ないからこそ、自分で作り上げていける(可能な範囲で)。

全部自分で決めていける。自分の幸せも、教養も、頑張りたいことも、好きなことも、一緒にいたい人も。

血の繋がりはないけど大切な家族ができた。私の好きなことや目標を応援してくれる人がいる。知識をつけるのは学校だけじゃなく、本や日常からも学べる。

年齢や体力的に可能なことに関して、
人はいつからでも始められて、成長できるようだ。

ただ、子供の時より踏み出す勇気が必要になる。「自分にできるかな」、「今さら学んでも意味ない。」、「周りは反対するだろうな」などの考えが生まれる。
それをどう諫めるのか、どう自分を納得させるのか。そこを決めるのに、勇気がいると思う。

あと、積極性がいる。学ぶ場合の話だけど、子供の時は学校や塾に行けば勉強を教えてもらえる。受け身でよかった。

でも大人が何かを学ぼうと思うと、限られた時間とお金でどうするかを考えないといけない。お金をかけずに自分で学ぶ場合、先生を探すのも大変だ。自分から勉強法、上達法を探っていくようにしないといけない。

愛情に関しては、私の場合、誰に愛情をもらっても満足しなかった。親に注いでほしかった愛情を求めていたんだと思う。

大人の私が、親にもらえなかった愛情をそのまま誰かに注いでもらうことなんて、できない。それが分かってから、大切な人の愛情を素直に受け取れるようになった。

大人になった今、「ない」人生を作りあげているのは私自身だ。

「ないない」にフォーカスが戻らないために、あるものばかりも数えないようにしている。自分と誰かの優劣と比較ばかりになると思うから。

それに、誰かのあるものだけを見てたら、その人が始めから全部持っているみたいに感じる。始めから、全部持っている人なんていない。みんなきっと、何かの積み重ね。私はスタートが少し遅れてしまっただけだろう。

自分がどうやって、あるものを築いてきたのかを覚えておく。それを次のチャレンジに繋げる。少しずつ、着実に積み上げていく。

自分にないものを持つ人への羨ましさ、ないものばかりの寂しさは多分このまま消えないだろう。

無理にその気持ちをかき消さない。あるがまま。流れに逆らわない。でも渦に飲まれないようにする。

そのバランスを上手に見つけ、保つしかない。

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