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#おはグロ
小説『ずっとモノローグ』
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5人のカラフルな彼らに勧められて、人生を逆走してみることにしました。
タイムリープではなく一歩づつ過去に向かって逆走するのです。僕は帰り道を逆走して会社に向かう事にしました。会社に着くともちろん真っ暗で誰もおらず、仕方がないので出勤を逆走しようと思った時にはもう終電がありませんでした。
どうしたものかと思っていたら大学の友人から電話があり、今からオールでカラオケでもしないかという誘いをい
小説『ドブネズミの歌』
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アオイとの出会いは一昨日の月曜日、深夜の池袋、風俗街のすぐ近くの公園に暗い顔をして座っているアオイに俺が声をかけたのが始まりだった。
退屈が怖くて一人で酔っ払っていた俺はいっそのこと未成年でも買ってみようかと思って声をかけたら随分あっさりとホテルまで行くことが出来てしまった。正直、不安と恐怖で勃ってすらいなかったが後にも引けず、一緒にシャワーでも浴びようとアオイを脱がす。
裸になったアオ