小川はるか
時短ママがフルタイム復帰を模索して出会ったスタートアップという働き方
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時短ママがフルタイム復帰を模索して出会ったスタートアップという働き方

小川はるか

1)はじめに

はじめまして。株式会社hokanのバックオフィス担当の小川はるかと申します。同時に、2児の母(1才、4才)でもあります。

大企業から、赤ん坊を抱えて社員20数名のスタートアップ、株式会社hokanに転職し、早くも三か月が経とうとしています。

自分のことを語るのはあまり得意ではないのですが、「フルタイムで働いてみようかなと考えているワーママ」や、私の今回の転職先である「株式会社hokanに転職を考えてるワーママや女性」に向けて、何かの参考になればと思い、なぜ自分がスタートアップ企業に転職したのかを書くことにいたしました。

2)これまでのキャリア

2-a)新卒で外資系保険会社へ、2社目はグローバル企業の子会社の経理として

外資系の金融機関への憧れと、人の役に立つ仕事がしたいという想いから新卒で外資系保険会社に入社。西日本の保険金支払査定部門に配属され、福岡、そして大阪へ転勤をしました。保険金の支払査定という、保険独特の業務を数年経験したのち、より汎用的なスキルを身につけたいと考え、東京本社の経理部門に異動。そこでの業務は大変楽しかったのですが、なにせ大企業なので経理業務がかなり細分化されており、一通りの経理業務を経験しようとすると何年もかかってしまう状況。当時、結婚はしていませんでしたが、将来出産して仕事に100%コミットメントできない時期がくる可能性を考えると、その前にある程度がっつり決算業務や監査対応なども経験しておきたいと考え、思い切ってグローバル企業の物流子会社に経理として転職しました。

2-b)出産して時短復帰した

そして、希望通り様々な経理業務を経験したうえで、転職から数年後、結婚し第1子を出産。子供が1才半のときに短時間勤務で復職します。人間関係はすこぶる良好、加えて勤務形態もフルフレックス。大変働きやすく、ストレスらしいストレスを感じることなく、毎日充実して業務をしていました。

2-c)そして2度目の育休をとった

そしてほどなく第2子を妊娠。産休に入る数か月前から、新型コロナウィルスが世界で猛威をふるい始めます。それまでリモートワークなど経験したことはありませんでしたが、職場の方に妊婦だからと非常に気を遣っていただき、産休に入る2か月ほど前からはほとんど出社することなく、経理で一番多忙な年次決算を乗り越えます。決算など、リモートでできることではないと思っていましたが、意外にできてしまうものだな、というのがこのときの素直な感想でした。

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3)転職活動

3-a) ふと考えた。「通勤をしなければフルタイム勤務できるかも?」

新型コロナウィルスが蔓延する中でも第2子を無事に出産。育児休業で1年間ほど専業主婦をし、そして復職が目前に迫った頃、ある考えが浮かびます。「通勤をしなければフルタイム勤務できるかも?」と。

短時間勤務で短縮される労働時間は2時間。一方で、通勤にかかる時間も一日往復2時間。・・・残業こそほとんどできないけれど、通勤さえしなければ、自宅でフルタイム勤務できるのでは、と。

なにがなんでもフルタイムで働きたい!と思っていたわけではなく、当時の職場にも愛着があったので、当時の職場で週に4回程度リモートワークが許容されるならば、転職をせずにフルタイムにしようかと考えました。しかし、出産前のリモートワークは一時的な措置だったので、復職する頃にはリモートワークを許されるのは週に2回。しかも事前に申請がいる。子供の都合でその日の朝にリモートを決断できるような自由度はなく、フルタイムにするならより自由度の高い職場環境が必須だと考えました。

でも、そう考えた時点でも、なにがなんでも転職と思っていたわけではなく、単純に一つの思考実験のつもりでした。「一日同じ時間を使うならば、フルタイムのほうがお給料がいいよね」というのが仮説で、ならば検証してみてみよう、というくらいの軽い気持ちで、いくつかのエージェントに登録しました。

そこでわかったことは、短時間勤務が前提の採用はほぼ皆無であること、また、リモートワークを許容している企業であっても、週2~3回というのが関の山で、週4回以上許容している会社はほとんどない、ということでした。

3-b)さらに考えた。「小1の壁」と「フルタイム」

その頃、育児休暇中で専業主婦をしていたわけですが、それにしても毎日非常に忙しいことにも憤りを感じていました。昼間は掃除、洗濯、食事の準備に追われ、16時に保育園のお迎えに行った後も寝かせるまでドタバタ。今でさえこんなに忙しいのに、しかしやがて子供も小学生。ここに宿題や勉強の時間が入ってくる・・・。

当時の会社の短時間勤務制度は、子供が3才まで続けることができました。2人目を出産したので、上の子が3才を過ぎても私は短時間勤務を継続することはできますが、しかし下の子が3才になったときは違います。短時間勤務も万能の解決策ではありません。

そして自分の周囲で、子供が小学生以上でフルタイムで働いている先輩を見てみると、みんな実家の支援が手厚い女性ばかり。しかし自分はそうではない。中学受験の可能性なども考えると、「フルタイムで働きながら都内まで毎日2時間通勤する」なんていうことは、いわゆる「無理ゲー」としか思えませんでした。

「短時間勤務」は「小1の壁」を超える解決策ではない。目指すべきは、リモートワークが可能で、子供の世話や学校行事などで途中ぬけられるくらい柔軟に働けるフルタイムだ。と、自分の中で考えが固まっていきました。

もちろん、0才の子供がいる中で転職なんてしなくても、とも考えましたが、数年後には自分も40歳になり、転職の難易度は確実にあがる。もし、転職の可能性を考えるならば、今しかない、と、考えました。


3-c)hokanに出会う

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そんなおり、withworkというワーママ向けのエージェントさんが、「小川さんにはここがおすすめです!」ともってきたのが「hokan」の求人でした。

実は、私は保険業界ではもう働きたくない。そう思っていました。保険業界に対して、「規制が厳しく、商品も複雑で、長年の蓄積でがんじらめになった業界」という実感があったせいですが、しかしhokanは、そういった保険業界の難しい面にあえて切り込んでいこうとしていました。

こんな複雑な業界に切り込むなんて、よっぽど頭がよくて真面目でないとできるわけないと、hokanの事業と社員の実直さにまず好感を持ち、「保険業界をアップデート」する一助になれるなら、こんなに面白いことはないかもしれない、とも思いました。

実際、面接を通じ、hokanで働いている社員の皆さんの、野心だけでもない、インテリジェンスだけでもない、使命感を持った非常に志高い若者、といった印象が確信に変わりました。

また、勤務形態についても自分の希望とあっていることがわかりました。

もちろん、最初は、「フルタイムのほうが給与がいいよね」くらいのかるい気持ちで始めた転職活動でしたが、最終的には、事業への共感、ビジネスモデルの堅実さ、そこで働く人の実直さとパッション、そして2児の母・スーパーバックオフィサーのともこさんが社内で厚く信頼されている様子から、「自分が入社しても大丈夫かもしれない」と、意を決して子供を抱えながらもスタートアップに転職することにしたのでした。

4)実際にスタートアップに転職してみて


4-a) hokanの働き方

さて。ではhokanに転職して、実際どうでしょうか。
思ったより働きやすい、というのが率直な感想です。

(もちろん、新しい職場なので覚えなくてはいけないことが多く四苦八苦はしていますが、時間が解決してくれるものと、私自身は楽観的に構えています。)

hokanのバックオフィスでは、毎週月曜日の朝にZOOMミーティングでその週のタスクを明確に設定します。そして、木曜日まではひたすらゴールに向けてタスクをこなし、金曜日は出社して社内コミュニケーションをしたり、業務改善や今後の計画などに時間を使います。

また、子供の発熱については、下の子が3日に一度くらい発熱をするのですが、子供さえ機嫌がよければ、いつもと同じパフォーマンスというわけにはいきませんが、自宅で子供を膝に乗せて、できる範囲で仕事や会議をこなします。

 確かに若い時は3日間で睡眠数時間なんていう無茶苦茶な働き方をこともやったことはありますが、しかし今は守るべき子供がおり、しかも乳児。自分の不注意で子供に何かあっては大変です。「休めるときには休もう。長い目で戦おう」というのが私の今のモットーです。

 ちなみに、短時間勤務で働くことと、フルタイムで働くことの違いですが、「ほとんど通勤していない」ことが大きいですが、日々の体感的な忙しさはあまり変らないと感じました。毎日、家事・育児・仕事で忙しいことには変わらず、ただ、その配分がすこし違うだけだと思います。

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4-b) フラストレーションがあるとすれば

本当は休みの日に、業務周りの知識を深めるため本を読んだりしたいんです。ゆっくり新聞を読み、ネットニュースをチェックし、知識を深める読書をした上で、さらにいくばくかのエンターテイメントを楽しみ・・(カフェラテが手元にあったら最高!)というのは夢のまた夢。土日のほとんどの時間は、家族に3食を提供し、たまった洗濯物を裁くことで時間が終わり、子供もまだ夜中起きるので私は昼寝がしたくなる。ああ!パソコンに触りたい!と思っても、座って何かをする時間はなく、インプットの時間がなかなか捻出できないのが今の悩みです。(子供の安全が心配で、耳の感度を最大にしておくために、イヤホンで学習・・ということも今は控えています。)

4-c)今後どうしていきたいか

私は、自分が、どのようなカルチャーの組織に身を置くか、ということを非常に重視しています(自分がそう言ったことを重視していると自覚したのは30を過ぎてからですが)。なので、hokanという組織に身を置き、スタートアップならではのカルチャーのなかで、若い才能と仕事をともにできることに、日々喜びを感じています。そして、hokanで時代の先端の風を感じながら、ここで自分に何ができるかを、常に考えていきたいと思っています。

その先に、もっと広く、日本の若い才能や事業を下支えするスキルや力が身に着けられたらなあ、そして、そういったことに生涯携わっていたいなぁという、非常にふんわりとした目標や願いもあるにはあるのですが、まずは、hokanの事業拡大をしっかりとささえられるように、私自身、もっと勉強していこうと思います。

その先に、きっと新しい景色が見えるはず。



最後まで読んでいただきありがとうございました。



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