小黒ゼミ

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同志社大学社会学部メディア学科小黒ゼミのアカウントです。 小黒ゼミでは、記者職経験のある小黒先生のもとで実践的なプログラムをこなし、取材・編集・発信のスキルの習得を目指しています。 このアカウントでは日々の活動や、学内外のイベントに参加しそこで学んだことなどを投稿していきます。

最近の記事

ゼミの取り組み クイズ

 小黒ゼミでは、「記者ハンドブック 新聞用字用語集第14版」を用い、メディア人として必要な語彙力を身につけるために、毎週1班3問ずつクイズを出し合っています。この記事では、実際に出題されたクイズを解説とともに紹介していきます!  【第1回】 Q.「情けは人のためならず」という言葉の意味は何でしょう? 答えは下にスクロール ↓ ↓ ↓ ↓  A. 善いことをすればよい報いがあるという意 解説 情けはその人のためにならないといった解釈は誤り Q. 午前0時を基準とし

    • メディアの現場 メディアのシューカツ〜明日の壁をぶち破れ! 2022年6月29日

      マスメディア企業の第一線で活躍する卒業生の声を直接聞くイベントが6月29日、同志社大学の新町キャンパスで開かれた。 実践講座「メディアの現場 メディアのシューカツ〜明日の壁を打ち破れ!」。この日は、共同通信社の記者で、社会学部メディア学科卒業生の須賀達也さんと、河合美佳さん、それに人事採用担当者の方々が登壇した。(宮下爽・桑原野乃佳) 報道被害を受けた人との出会い                            須賀さんは全国に勤務先がある中、最初に配属された

      • ゼミの取り組み 課題図書 9冊目

        『泥まみれの死』 著/ 沢田サタ ベトナム戦争の凄惨な戦場に身を投じ、死と背中合わせで撮影を敢行した、ピュリッツアー賞カメラマン・沢田教一。「日本のロバート・キャパ」とも称されたサワダの、写真とその生涯を集大成した、既刊写真集の新装版。34歳の若さで戦場に散ったサワダの写真が、今も我々に語りかけているものは何か? ゼミ生のコメント① 「安全への逃避」という1枚をご存知だろうか?写真には戦争に巻き込まれた母親が幼い子供たちを連れて川を渡る姿が映ってる。1枚の写真か

        • ゼミの取り組み 課題図書 8冊目

          『遺体』  著/石井光太  2011年3月11日。40000人が住む三陸の港町釜石を襲った津波は、死者・行方不明者1100人もの犠牲を出した。各施設を瞬く間に埋め尽くす、戦時にもなかった未曾有の遺体数。次々と直面する顔見知りの「体」に立ちすくみつつも、人々はどう弔いを成していったのか?生き延びた者は、膨大な数の死者を前に、立ち止まることすら許されなかった―遺体安置所をめぐる極限状態に迫る、壮絶なるルポルタージュ。 ゼミ生のコメント① 何もない平和な日常がたった1

        ゼミの取り組み クイズ

          ゼミの取り組み 課題図書 7冊目

          ■8冊目はこちら 「戦争公広告代理店」高木徹 [本書の取り組み] 「情報を制する国が勝つ」とはどういうことか――。世界中に衝撃を与え、セルビア非難に向かわせた「民族浄化」報道は、実はアメリカの凄腕PRマンの情報操作によるものだった。国際世論をつくり、誘導する情報戦の実態を圧倒的迫力で描いた傑作。 [ゼミ生の読後コメント①] 報道によって世論が大きく変わる現代。それは紛争においても同じである。「情報」という武器を使い、依頼された国に有利に働くよう世論を誘導した広告代理店が

          ゼミの取り組み 課題図書 7冊目

          ゼミの取り組み 課題図書 6冊目

          ■6冊目はこちら 『ブンヤ暮らし三十六年:回想の朝日新聞』 著/永栄潔 [本書の概要] 在職中には膨大な記事を書き、優れた書評子でもあった元朝日新聞記者が、客観報道のイロハを叩きこまれた駆け出し時代から、歴史教科書リポートを最後の仕事として定年退職するまでの36年間を回想。取材現場での生々しいやりとり、数多くの著名人の意外な素顔、知られざる記者の胸の裡を、巧まざるユーモアを醸す練達の筆で綴る。記者の本分とは何か、報道とは何か。実践的メディア論としても出色の本書は、大きく

          ゼミの取り組み 課題図書 6冊目

          ゼミの取り組み 課題図書 5冊目

          ■5冊目はこちら 『困っている人』  著/大野更紗 [本書の概要] ビルマ難民を研究していた大学院生女子が、ある日突然原因不明の難病を発症。自らが「難民」となり、日本社会をサバイブするはめになる。命がけエッセイ [ゼミ生の読後コメント①]  ビルマに興味を持ち、困っている人を助けたいという思いから難民支援を活動し始めた大野さん。その矢先に自らが難病となり逆に困っている人になってしまう。そういった背景から始まった闘病生活の苦労、支援活動ができない苦しさが伝わってくる内

          ゼミの取り組み 課題図書 5冊目

          ゼミの取り組み 課題図書 4冊目

          ■4冊目はこちら   望月衣塑子 『新聞記者』 [本書の概要]   官房長官会見に彗星のごとく現れ、次々と質問を繰り出す著者。脚光を浴び、声援を受ける一方で、心ないバッシングや脅迫、圧力を一身に受けてきた。演劇に夢中だった幼少期、矜持ある先輩記者の教え、スクープの連発、そして母との突然の別れ…。歩みをひもときながら、劇的に変わった日々、そして記者としての思いを明かす。    [ゼミ生の読後コメント①]   望月さんがメディアの重要な役割である権力者の監視という

          ゼミの取り組み 課題図書 4冊目

          ゼミの取り組み 課題図書 3冊目

          ■3冊目はこちら     阿部彩 『子どもの貧困』 [本書の概要]   学力,健康,親との交流.大人になっても続く,人生のスタートラインの「不利」.OECD諸国の中で第2位という日本の貧困の現実を前に,子どもの貧困の定義,測定方法,そして,さまざまな「不利」と貧困の関係を,豊富なデータをもとに検証する.貧困の世代間連鎖を断つために本当に必要な「子ども対策」とは何か       [ゼミ生の読後コメント①]   貧困問題はアフリカなどの発展途上国の問題であると考え

          ゼミの取り組み 課題図書 3冊目

          ゼミの取り組み 課題図書 2冊目

          ■2冊目はこちら 辺見じゅん 『収容所から来た遺言』  [本書の概要] シベリア抑留で日本人兵士が経験した、驚くべき過酷な環境や重労働の日々を描く。そんな中、多くの仲間から慕われたある日本人が拷問に耐えかねて命を落とす。仲間たちは決死の覚悟で遺言状を日本に持ち帰り、日本に残る遺族に彼の想いを伝える。    [ゼミ生の読後コメント①] 「会ったことのない息子が7歳になる」という発言は衝撃的だった。生まれたばかりの子どもが小学1年生になるまでの期間、抑留され続け

          ゼミの取り組み 課題図書 2冊目

          ゼミの取り組み 課題図書

          小黒ゼミでは春学期の間、指定された本を毎週 1 冊ずつ読み、コメントを書く課題が課せられました。社会問題への関心を高め、文章を読み書きする習慣を身に着けるのが狙い。 大学に入ってからあまり本を読んでいなかったゼミ生が、本に対する抵抗が弱まり、次第に自分から率先して読書をするようになったという報告も。 これから、私たちが取り組んだ課題図書を、ゼミ生のコメントと共に紹介していきます。 (安東幸大、三島菜々、橋本充生) ■1冊目はこちら NHK「東海村臨界事故」取材班 『朽ちてい

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          戦火のウクライナ、絶望そして希望  ~映像ジャーナリストの現地報告                                       2022年6月30日             

           映像ジャーナリストの新田義貴さんを講師に招いた講演会「戦火のウクライナ、絶望そして希望~映像ジャーナリストの現地報告」が6月30日、同志社大学今出川キャンパスで開かれた。会場となった教室には学生、一般市民ら約100人が参加したほか、オンラインでも同時中継され、約70人が聴講した。(佐藤智哉・齊藤蓮) 「世界の宿命を大きく変えるかもしれない」  ロシア軍の侵攻後、ジャーナリストとしてウクライナに入った。「帰国してから初めての対面講演会」対面での講演は、帰国後が初になる。戦

          戦火のウクライナ、絶望そして希望  ~映像ジャーナリストの現地報告                                       2022年6月30日