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最近、道を聞かれることが減った。

最近、街中で道を聞かれることが減った気がする。大学生のとき、私は週に1回くらいの頻度で道や、電車の行き先や乗り換え方法を聞かれていた。もちろん、初対面の通りすがりの人にだ。

それは、優しくかつ頼り甲斐のある雰囲気のある人に起こることだと思っていた。私はそんな人でありたい、そんな大人になりたいとずっと思っていたから、声をかけられるたびに、少しうれしい思いがあったものだ。

だが、社会人6年目となったいま、そんな機会がめっきり減ってしまった。理由としては、ふたつの方向性から考えられる。ひとつは、私が変わったから。もうひとつは、世の中が変わったからだ。くわしくは下記にまとめてみた。

私が道を聞かれなくなった理由

①私が変わったから

★年齢が変わった
私は大学生から社会人になった。大学生というのは、大人と子供の中間であり、どの世代にとってもわりと話しかけやすい存在である。

★忙しさが変わった
バタバタと家を出るくらいなので、通勤時に人の話に付き合っている時間的な余裕はない。大学生のころなら、空き時間というものも多く存在したが。

★行く場所が変わった
大学生〜社会人3年目くらいまでは、新宿・渋谷・池袋など東京のメジャーなエリアに行くことが多かった。そういうエリアは地方から遊びに来ている不慣れな人も多い。


②世の中が変わったから

★デジタルの環境が変わった
主に高齢者のスマホ所持率・使いこなし度が大きく変わったように思う。乗り換えやマップアプリを上手に使いこなすので、人に聞く必要がなくなった。

★人と人の距離が離れた
子供にあいさつするだけで「事案」とされてしまうなど、知らない人に話しかけることのリスク上昇に伴い、精神的ハードルも上がってしまった。

まぁ、こんなあたりであろうか。私だけが原因でないにせよ、「道を聞かれるような雰囲気をまとった大人」を目標のひとつとしていた私としては、今の状況は少し寂しく感じるものだ。

新しい目標を

そしてこの風潮は、コロナをはじめとする感染症対策として、無意識にも以前より知らない人との距離をとるようになってきた影響もあり、この先きっと加速していくだろう。

そろそろ、私も「道を聞かれるような〜」ではない、新しい指標を定めなくてはいけない、ころあいなのかもしれない。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 もし気が向いたら、他のnoteも読んでいってくださると、とてもうれしいです!