旅と料理＊沖縄で格闘した"バナナの花"とフィリピンで再開
バナナの花って知ってますか？
食べ物です。
バナナ🍌から連想しても無理なんですよ…
全然違うんで。
私はこの「バナナの花」に、
沖縄の道の駅で出会いました。
"バナナ"って書いて売ってた赤紫の塊を、
「皮むいたら中から小さい島バナナたくさん出てくるのかな🍌🍌」
くらいの軽い気持ちで買ったんです。
安かったので。
ところが…
むいてもむいても皮が続くし、
なんか変な細長いやつ出てくるし、
むき終わってもなんだかわからんし。
全然バナナじゃない…🥲
ググってみたところ、こいつは
「バナナの花」🌼
たけのこみたいな感じで、アク抜きしてサラダにしたり炒め物にしたりするらしい。
書いてある通りにアク抜きしてかじってみました。
…まずい。
ちょっと味付けしてみたけど、
美味しくできる気がしなくて😞
炒めるとかも考えたけど、ほかにも色々買っていた食材はあって、一緒に炒めた食材を犠牲にしちゃうのも勿体無いし、みんなのご飯を作るのにこれ以上こいつとの格闘に時間を使うのも…ということもあり、諦め。
これまで色んな料理をしてきて、
珍しい食材とか難しい料理環境にも向き合ってきたつもりでしたが、
夫婦揃って白旗でした🏳️
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そんな苦い思い出のバナナの花に再開したのは、
8ヶ月経った新婚旅行中のフィリピン🇵🇭
友人の親戚宅に滞在させていただき、
料理上手な方に教えていただきながら、
フィリピン料理を色々とする機会をいただきました🍳
初日に作った「シニガン」という肉・野菜を入れた酸味のあるスープ。
そこに入れる具材の一つとして「バナナの花」が登場したのです！！！😳
アク抜きもせず、ぶつ切りにしてバナナの花をぶち込みました。
再開できた高揚と、
美味しいのかな…という一抹の不安。
こちらがシニガンです。
スープが白濁しているのがわかりますでしょうか？？
これがバナナの花の効果なのです🍌
入れた直後はスープが透明なのがわかりますでしょうか？
断面にちょっとバナナっぽさがありますね🍌
バナナの花がスープと交わり、
加熱されていくとともに、
牛乳でも入れたかな？というくらいスープが白濁していきました🍲
食べてみたら…美味しい🤤
食感はたけのこに近くて、
なんとも言えないクセになる存在。
みんなにも好評でした✨
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一度出会って美味しくできなかった食材に、
別の地で出会って、美味しい食べ方を知る。
「旅と料理」の面白くて素敵な経験だったので、
最初に書いてみました✏️
世の中には、まだ出会っていない食材がたくさんあるんだな💭
最初に食べようと思った人、すごい。
これからも、色んなところで、色んな食材に出会うことでしょう。
面白い食材に出会ったら、またnoteにします🫶
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