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「ウイルスに対する、家族間で隔離を簡単にできる家」「ワーク in クローゼット」ウィズコロナの家・ アフターコロナの住まい:05 06


Photo by 株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所

アフターコロナの住まい:05
「ウイルスに対する、家族間で隔離を簡単にできる家」

家族のだれかがウィルスに感染してしまったら?
どう隔離するのか?
簡単に隔離できる間取りをかんがえました。
玄関ヨコ、昭和の時代にはよく客間を作った場所に、隔離できる部屋を作ります。
普段は、寝室にしたり、テレワーク用の書斎であったり、それこそ客間として使います。
小さなミニキッチンを作り、専用のトイレを部屋横に配置します。
トイレを通過すると、共用の洗面所と浴室になります。
こうする事で、食事・トイレ・寝起きと普段の生活は隔離された空間で成立します。
流石に、浴室を2つ作る訳にはいかないので、そこだけ共有。
2日1回の入浴にして、浴室に入った時は、入念な清掃と換気をする。
これで、相当の防疫になるはずです。
ちなみに、洗濯機は、洗面所の外に置いて、洗濯ものも隔離。
将来的にこの部屋は、親御さんの介護居室に様変わりできます。
トイレが部屋の隣にある。
汚してしまっても、そのまま風呂に入れる。
デイサービスに行くときは、玄関ヨコな為、介護士さんが、部屋から外へ最短のルートで簡単に連れ出せる。
中々良い間取りです。 

ワークスペース03

Photo by 株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所

アフターコロナの住まい:06 「ワーク in クローゼット」
クローゼットの中にワークスペースを?
と、驚かれる方もいるかもしれませんが。。。。。 ウォークインクローゼットを、多目的に使えるスペースにする設えもあります。
ワークスペースとして一角を使い、その他を収納として使います。
これまでも、気の利いた設計者は、ウォークインクローゼットとは、服だけを収納するのではなく、その他のものを収納するスペースとしたり、化粧台を置いて、着替えと化粧をする場所としても使う、マルチな場所として設計してきました。
多目的な使い方が求められている、現代のクローゼットとして、ワークスペースをinクローゼットとして考えています。

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⇒【株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所】

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