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元不登校さんが10代でお菓子屋さんの開店準備中!

PHP研究所の子ども向けWEBサイトnobicoさんで連載させていただいた「不登校サバイバー親子の体験日記」。2章目で登場したヒミさん(仮名)は、人の気持ちに敏感で周囲に気をつかう子でした。感覚過敏もあり小3で不登校になってしまいます。(↓こちらで全話読めます)

不登校中、家で続けていたのは料理やお菓子作り。その感覚過敏は味や香りを掴むのに活かされ、お菓子つくりが得意になります。そんな中、転校先の小学校で「敏感な子どももいる」と理解を示してくれた先生に出会い、事態は大きく好転換していきます。

聞いたことのないお菓子「カヌレ」。「大好きな先生のために最高のカヌレを作りたい!」材料から型の素材まで、研究に研究を重ねて、究極のカヌレを作ることに没頭したヒミさん。

ところが!ヒミさんはカヌレ作りに没頭するあまり、作りすぎと食べ過ぎで体調を崩してしまいます。「なぜ甘いものを食べすぎると体調が悪くなるのか?」食材に目覚めたヒミさんは、砂糖や油などの材料から、グルテンフリー、発酵食品など、大人顔負けの知識を身に着け、料理教室へも通うようになります。
そして「10代で自分のお店を持ちたい!」という夢を語るように。

ヒミちゃんの作るお菓子は何度も何度も試作を重ねていて探究心の凄さに驚かされます。

私が取材したときに「将来、自分のお店を持ちたい」という夢を語っていたのですが、なんと!本当に夢は動き出していました。

昔と違い今は、色んな学び方があります。通信制高校や大学、YouTubeで塾もあるし、ネットを使って海外の先生から英語を学ぶこともできます。
学校という枠を超えて、動き出せる時代が来ているなと感じています。
ヒミちゃんの挑戦を応援しています!