「継続」に必要なのは、精神論じゃないとおもう。
こんにちは。おふう(@ofu_trainee)です。いつもTwitterを見てくださっている方は、ありがとうございます。
今回は、「継続」のお話をしたいと思っています。
Twitterを見てくださっている方はご存知かと思いますが、私は以前に30日間アブローラー(腹筋ローラー)を続けると決心して、「#まいにちアブローラー」というハッシュタグをつけて毎日投稿をしていました。
はじめは、百円ショップでアブローラーを購入したのをきっかけになんとなく始めたものだったのですが、その中で継続に関して様々な気づきがあったからです。
ダイエットや筋トレに関しては特に、継続がいつでも必須条件になってきますが、あまり継続の方法やコツが大きく取り上げられることがないのが私個人的には、気になっていました。
実際に私自身は趣味で筋トレをしている普通の女性ですが、やってみると筋トレそのものより、継続がじつはいちばん難易度が高いのでは、と常々思っていたからです。
ネット上でも、筋トレのフォームや情報を発信されている素晴らしいトレーナーさんはたくさんいらっしゃるのに、継続についてだけは精神論や、各々のポテンシャルに頼ってしまうのはなんだかもったいないなぁ、と。
そこで自分がアブローラーを毎日継続する中で、これは誰でも何かを継続する際に少しは役に立つのでは、と思えることがたくさんあったので、それらを紹介していきたいと思っています。
いつもTwitterで励ましあってくださっている皆さまに、少しでも役に立つ情報を共有して恩返しがしたいと思い記事を書いているので、何かひとつでも「使えるかも!」と思っていただけるものがあれば本望です。
よろしければお付き合いください。
「継続」は簡単じゃないからこそ有意義
まず前提の共通認識として持っておきたいのは、何かを続けるのってやっぱり難しいよね、ということです。
私自身、小学生のころ、進研ゼミは溜め込み、習い事はすぐに飽きて辞めてしまう始末で、コツコツ努力派の姉と比較しては、「私は継続が苦手なんだなぁ」と子供ながらに思っていました。
それくらい私にとって継続は難しいことなのですが、だからこそ、続けられたときは「継続できてる私えらい!」と自分を褒めることができるのでもありました。
だから、自分を好きになるためにも、継続は有効なことだとアブローラーをしながら感じたのです。
ダイエットや筋トレでは、その成果を出すことが最終目的なのはもちろんですが、その過程の継続を目標にしてもいいのでは、と私は考えています。
継続は簡単ではないので、私のような継続が苦手な人、もしくは普通の人にとって、それくらいフォーカスして丁寧に自分をコントロールしてあげて、はじめてできることだと思うからです。
ここからは、モチベーションのコントロールのために、私が今回やってみて有益だと思ったことをざっくばらんにお伝えします。
★低すぎる目標設定
何かを継続するときに、当然必要となるのが目標を立てることです。
「目標は高く!」という言葉がありますが、部活動などでやる気を煽る場合はいいのですが、継続を目的にする場合においては、それは逆なのではと個人的には思っています。
その人の性格にもよりますが、私のような飽きっぽい人は、継続記録が途絶えると、「もういいや~」とそこで一気にやる気を失ってしまうことが多いからです。
なので私は、アブローラーの目標を低すぎる目標の「1日1回以上」としました。
実際には、1回やりはじめれば、限界までやってしまう自分の性格を見越しての1回という設定だったのですが、1回であれば、体調の悪い日も続けられますし、実際に中盤、風邪をひいてしまっていたときも、この目標設定に救われました。
(この日も結局、やりはじめたら10回はやってしまったのですが…)
★はじめからゴールの日数を決める
目標設定に関してもうひとつ、毎日継続と言っても、先述したとおり、30日間という日数もはじめから決めていました。
昔、ヤフーに「ダイエットダイアリー」という、今でいう「あすけん」のようなレコーディングダイエット用のWEBサービスがありました。
それは30日か90日か初めに選択する仕様になっていたのですが、30日(または90日)で新たな気持ちの区切りが強制的につけられて、続けやすかった記憶があったからです。
たとえば、ダイエットであれば体脂肪○○%、という数値目標もいいのですが、それって、いつまでに達成できるかって、明らかでないですよね。
とくに毎日継続する、というものでは極端な話、「これ一生続けるの…?」という気持ちになりませんか。
だから、ゴールが見えずらいのって、やる気を持たせる意味では、あまりよくないと思うのです。
最初から何日と決めてしまうと、モチベーションを保ちやすいです。特にゴールが見え始めた後半は、カウントダウン方式でやる気メラメラでした。
もし30日続けた後に、「まだいける!」という感じであれば、続けてもいいですしね。
実際にこの記事を書いている今日は、30日継続をクリアしてから3日経っていますが、30日も続けていたらすっかり習慣になってしまったうえに、「せっかく鍛えた腹筋が減ったらやだ!」と思って、いまだに毎日コロコロしています。
★宣言して周りを巻き込む
目標を決めたら、周囲の人やSNSで宣言してしまいましょう。
今年(2020年)のはじまりに、「宣言するとそれだけで満足してしまうから宣言しないほうがよい説」が、なぜかTwitter界隈で急に流行っていたのですが、私は宣言の力は信じたい派です。
宣言することで、引き返せなくなることは、よい意味で継続のモチベーションになってくれるからです。
そして何より、一緒になってやってくれる仲間ができるということ。
一緒に頑張ってくださった皆さま、今も「#まいにちアブローラー」で頑張ってくださっている皆さま、本当にありがとうございます。
言い出しっぺの私が途中で諦めちゃいけないな、と身の引き締まる思いでした。本当に感謝しています。
これに関して、交流が苦手な方は、無理しなくてもいいと思うのです。
自分と似た目標の人をTwitterなどで見つけて、頑張っている様子をのぞき見するだけでも、「私もがんばらなきゃー!」と思えるので。
私もたまにフォロワーさん以外の方のツイートものぞき見して、たくさんやる気をもらっています。
★明確に記録する
先のツイートをご覧になってお気づきの方もいらっしゃると思いますが、私はツイートするときの最後に例えば9日目なら「#day9」のようにこれまでの継続日数を記録していました。
このツイートにもあるように、数字での記録も意識していたことのひとつです。振り返ったときにわかりやすく、達成感を得やすいからです。
そして、それ以上にボディメイクの記録として大切なのは、もう言うまでもありませんが、写真での記録です。
平日に買ったアブローラーで、勢いではじめた企画だったので、その初日には写真を撮れなかったのですが、はじめた4日目にビフォー写真を撮って、週末ごとに比較していました。
ボディメイクにおいては、体の変化が、何よりのご褒美で、何よりのモチベーションです。
なので、
頑張る→体が変化する→楽しい→頑張る→体が変化する…
というループに入るまで頑張るというのも、モチベーション維持のコツかなーと常々思っています。
★ご褒美を用意する
と、「ループに入ればオールオッケー☆」と簡単に言われても、「体が変化する」の段階に入るまでが難しいというのも事実ですし、私もいつも苦労するところでもあります。
そこで私がおすすめしたいのが、結果の有無にかかわらず、継続できたことに対して自分にご褒美をあげることです。
私はピカチュウが好きなので、こんなご褒美になっていますが、普段我慢している甘いものを食べるのでも、ちょっとお高いコスメやかっこいいトレウェアでも、ボディメイクを加速させるパーソナルトレーニングを受講するのでも、自分の気分が上がるものならなんでもいいと思います。
ご褒美をあげて継続をしていくうちに結果が出るときが来て、本当の意味でのご褒美(理想の体への変化!)を得られると思うのです。
★面倒なことを減らす
私は、基本的に人と比べて筋トレは好きなほうだと思うのですが、それでも面倒なこともあります。
だからこそ、排除できる面倒なことはすべて排除して、面倒な気持ちを少しでも減らすのも大事だと思っています。
私の場合、アブローラーにおいて以下のような工夫(ただのズボラともいう)をしました。
この日は休日だったので、部屋着でコロコロしていますが、平日はこれに加えて、帰宅してすぐまず一番に仕事から帰った服のままコロコロしていました。
部屋着になって落ち着いてしまうと、気がゆるんでやる気を失ってしまうからです。
というわけで
と、ざっくばらんに「継続」のコツをお話してきたわけですが、まとめるとこんなかんじです。
<継続のコツ>
★目標は低めに、日数まで決める
★宣言して人を巻き込む
★過程や結果を明確に記録する
★ご褒美を用意する
★面倒なことを減らす
いろいろなことをやってみるのは、当然学びが多いことなのですが、ひとつのことを続けてみることにも思った以上に発見が多く、とても充実した30日間でした。
アブローラーを毎日続けるなんて、毎日ジム通いをされている方と比べたら本当に小さなことかもしれませんが、「飽きっぽい自分でも、本気を出したら継続できるんだ~!」と自信にもなりました。
最後に改めてこの30日のビフォーアフター写真を。
サイドの腹斜筋の筋など、想像以上に変化がわかって、自分にとって最高のご褒美です。(可愛さからは遠ざかったけれども。笑)
30日のチャレンジはいったん一区切りしましたが、これからも筋トレの趣味は変わりませんし、たくさん勉強して実践して、もっと体を好みに変えていきたいなぁと思っています。
Twitter(@ofu_trainee)では、ゆるく楽しく、筋トレやボディメイクに関することをツイートして、いつも皆さまに励ましてもらっています。
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