明日でいいなら、明日なんて永遠にこない

色々な仕事が重なっていて、さらに4歳の長女が夏休みに入って毎日家にいる。1歳の次女はもちろん在宅。

妻がエネルギーに溢れている小さなモンスター2匹を引きつけてくれているが、こう暑いとそうそう外出ばかりも勧められない。

無理な外出が本当に命に関わる可能性がある、灼熱の東京砂漠。コンクリートジャングルにはライオンはいないが見えない危険がたくさんある。

大人だってしんどいこの気温の屋外で、娘たちに元気に外で遊べというのは無理がある。背の低い幼児たちにはアスファルトの輻射熱は相当に堪えるだろう。

必然的に仕事場兼自宅のメインスペースは子供達の騒々しさに溢れており、端的にカオス。オモチャの散乱した物理的なカオス感と、笑い声が飛び交った数秒後に転倒して号泣に変わる緩急自在なノイズ的カオス感。

とてもじゃないが仕事の電話なんてできない。

おまけに床の上に放置されたおもちゃ達は踏めば激痛間違いなし。特にレゴブロックの強靭さはおもちゃが壊れる前に僕の足の裏が先に壊れそうな程だ。

こんな状況なので日中の仕事はそれほどはかどらない。

いや、これは言い訳か。。。

早起きというには早すぎる深夜2時頃に起床して仕事をしているとはかどっているのだから、もはや日中は昼寝して涼しい深夜に仕事をしていたい。

でも日中に打ち合わせがあるから無理なのだけれど、日本はそろそろ本気でサマータイムを導入してもいいんじゃないだろうか？

先送りには終わりがない

そうは言っても仕事はたくさんあって、それこそ猫の手も借りたいほど。

請求書の発行も追いついてなくてキャッシュフローは目減りするし、本当にゴリゴリと削られている感じで気持ちがしんどい。

月末の各種支払いを手配して、ひさびさに黒字倒産ギリギリ綱渡り状態になり、あっぷあっぷ。入金と支払いの読みが〜甘かった〜！！！

いや、正直仕事は結構がんばってるし毎月それなりに請求→集金できている。どうやりくりしても住民税非課税世帯にはなり得ないし、各種補助も対象外になりがちな程度には稼げている。

でも、キャッシュが、ない！

年内の下半期売上予想でも300〜400万くらいはメドが立っているし、回り始めればもう少し伸ばせるだろう。ここ越えれば！っていうタイミングではある。

このちょっと苦しい感じ、自営業あるあるでフリーランスの皆様はきっと賛同いただける、ような気がする。

けれど、黒字なのに倒産する黒字倒産という言葉もあるから、正直ぜんぜん笑えない。

「耐える」カードを切る時

何がきついって外注費と仕入費の建替。支払いが先にきて、回収できるのが後になる。このタイミングの誤差で今までなんども苦しめられました。。。

それこそ回収してから払えるスキームにすればいいんだけどね。変なところで見栄っ張りなので、先に立て替えたりして結果苦しくなる。次から本当に気をつけよう。

人生には、何回かこの「耐える」カードを切るときがくる。これは、耐えきれば勝てるっていう勝ち筋が見えていてこそ耐えられる。

逆に言えば、耐えてもジリ貧であるならば、「耐える」よりも「逃げる」か「頼る」カードを切るべきだ。ブラック企業での労働とか、介護鬱とか育児ノイローゼは耐えた先で倒れる可能性が高いので耐えずに逃げるか頼るかしたほうがいい。

前はもう少し気楽に「逃げる」カードを使えたんだけれど、結婚して家族ができてなんだか社会的なつながりが増えてくると、そうそう気軽には使えなくなってきた。

なんでなんだろうか？同調圧力的な感じなのか、自分自身の思い込みに自分で縛られているのか？

ひとまず、こうして書き出すことでいい加減に覚悟も決まった。まずはキャッシュフローの健全化と、人的リソースの確保が最優先。そこで立て直して軌道修正をしよう。

僕はどうにも仕事を一人で抱えがちだから、そろそろ人に渡していくフェーズに進まなきゃいけない。

これが、なかなか難しい。。。

少しやり方を考えつつ、とにかく誰かにお願いしていく練習をしていこうと思う。

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