Official JACGC

日本認定遺伝カウンセラー協会の公式noteです。ゲノム医療や遺伝教育などに関して、専門…

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日本認定遺伝カウンセラー協会の公式noteです。ゲノム医療や遺伝教育などに関して、専門家の立場から発信しています。 認定遺伝カウンセラーについてはこちら https://jacgc.jp/ 「認定遺伝カウンセラー」は日本人類遺伝学会の商標登録です 登録商標第6115393

最近の記事

サイエンスアゴラ2023       「未来と向き合う!遺伝子と人の可能性」出展報告 

2023年11月17~19日に東京お台場テレコムセンタービルで開催されたサイエンスアゴラ2023に、日本認定遺伝カウンセラー協会の啓発活動の一環として出展して参りました。 19日(日)には、「未来と向き合う!遺伝子と人の可能性」と題し、参加者の皆さまと認定遺伝カウンセラーが対話を通し、未来のゲノム医療について一緒に考えました。 なんと、定員25名を超える約40名の方が参加してくださりました。年齢層は小学校低学年のお子さんから60代の方までと幅広く、親子で参加された方が多くいら

    • 染色体くん「世界ダウン症の日」2024 キックオフイベントに参加する

      3月21日は国連制定「世界ダウン症の日」です。 ダウン症(Down症候群:Downは英国医師の名前)は、21番染色体が3本あることに起因する体質で、3月21日は世界ダウン症の日となっています。 2024年2月12日に、公益財団法人 日本ダウン症協会(JDS) 主催でキックオフイベントが行われました。以下、染色体くんによるリポートです。 ******************** 「世界ダウン症の日」キックオフイベントに参加したよ!会場は、牛込神楽坂駅近くの牛込箪笥区民ホール

      • 協会ロゴマークに込めた想い:遺伝カウンセラー啓発月間に寄せて

        当協会では昨年より、11月を遺伝カウンセラー啓発月間として指定しています。 こちらの記事にある通り、アメリカの遺伝カウンセラー協会(NSGC: National Society of Genetic Counselors)が2017年より開始したGenetic Counselor Awareness Dayがその由来となっています。 余談ですが筆者は2017年のNSGCの年次集会@オハイオ州に参加し、Awareness Day制定のアナウンスの瞬間に偶然立ち会うことが出来まし

        • 遺伝の情報と社会: GeneAwarenessを深める活動の担い手として

           私たちが暮らすこの社会には、遺伝の情報がどのように私たちの健康、生活、医療や治療、そして未来に影響を与えるのか、というテーマが隠れています。でもそのテーマを日ごろから意識して生活している方ばかりではないと思います。そして意識することが必要かどうかも、その人の置かれている立場よって様々です。ただ、もしあなたや家族が、遺伝情報を理解する必要があったとき、その情報に基づいてどう行動を選択するのか、想像してみてもいいかもしれません。 認定遺伝カウンセラー: 社会と科学をつなぐパー

        サイエンスアゴラ2023       「未来と向き合う!遺伝子と人の可能性」出展報告 

          家族性大腸ポリポーシスの患者と家族の会「ハーモニー・ライン」の創立25周年記念総会に参加して

          2023年6月3日に家族性大腸ポリポーシスの患者と家族の会であるハーモニー・ラインさんの『第49回 年初総会(創立25周年記念総会)』が兵庫県しあわせの村にて開催され、10名の遺伝カウンセラーが参加しました。 今回は総会の様子と、代表の土井悟さんにインタビューをさせていただきましたので紹介させてください。 1.総会の様子 25周年記念総会では、当事者の方々の体験や過去、現在の思いなどをじっくりと聴かせていただき、遺伝性疾患と診断された方々に対する長期的な支援の重要性につい

          家族性大腸ポリポーシスの患者と家族の会「ハーモニー・ライン」の創立25周年記念総会に参加して

          第47回日本遺伝カウンセリング学会学術集会 ~ 染色体くん 松本を行(ゆ)く ~

          たくさんの認定遺伝カウンセラーが参加する日本遺伝カウンセリング学会 学術集会。 今年は、7月7日から9日までの三日間、長野県松本市で開催されました! 大会長は信州大学の古庄知己先生。 今回は、染色体くんに学会(&松本)をリポートしてもらいます。 ❉❉❉❉❉❉❉❉❉❉❉❉❉❉❉❉❉❉❉❉❉❉❉❉ 「松本に着いたよ!松本は、お城もあって、素敵なところだねー」 「会場は松本市民芸術館。とても大きくて美しい建物だ。」 「一日目はお腹の赤ちゃんの検査、出生前検査に関する遺伝

          第47回日本遺伝カウンセリング学会学術集会 ~ 染色体くん 松本を行(ゆ)く ~

          データで見る認定遺伝カウンセラー

          皆さんは「認定遺伝カウンセラー」にどんなイメージを持っていますか? 今回は、認定遺伝カウンセラー資格保有者に対し2年ごとに行われている実態調査のデータ(*)をもとに、認定遺伝カウンセラーにまつわる?(ハテナ)を見ていきます。 意外な発見があって認定遺伝カウンセラーへのイメージが変わるかもしれません! (*)日本認定遺伝カウンセラー協会「認定遺伝カウンセラー現状調査2020詳細結果報告」(非公開) より抜粋。結果は2020年3月時点のものであり、回答率は57%(153名/26

          データで見る認定遺伝カウンセラー

          メディア掲載のお知らせ

          週刊誌 日経ビジネス6月26日号【2040年の仕事図鑑】で、遺伝カウンセラーについて取り上げられております! 他の職種より大きめに紙面に掲載されていて嬉しいです。 週刊誌ですので、書店でチェックされる方はお早めにどうぞ。 web版は有料記事となっています。 https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/mokuji/00226/?i_cid=nbpnb_sfrec

          メディア掲載のお知らせ

          【今日は何の日?】 4月25日はDNAの日

          皆さんこんにちは。日本認定遺伝カウンセラー協会の公式ページです。 本日は、私たち認定遺伝カウンセラーにとって大変馴染みのある「DNA(ディエヌエー)」についてご紹介します。 DNAは“デオキシリボ核酸”の略語だった! DNAは、すべての生物を形づくるために必要な情報であり、しばしば「設計図」に例えられます。生物の細胞には“核”が存在し、核の中で2本が対になって鎖のようならせん構造をとるものをDNAと呼びます。 DNAの正式名称は、「デオキシリボ核酸」です。デオキシリボース

          【今日は何の日?】 4月25日はDNAの日

          家系図を書いてみよう!

          『家系図』とは みなさんは家族に同じような病気になった人はいますか? その ” 家族歴 ” はみなさんや家族の健康を考えるための大切な情報です。 『家系図』は家族歴を家族や医療者と共有する便利なツールです。 ここでは、家系図の書き方をご紹介します。 実際のゲノム医療の現場でも家系図はよく使われますので、みなさんもぜひトライしてみてください! 家系図の書き方 ゲノム医療で使用される家系図には推奨される記載法があります。 これから、簡単なルールをいくつかご紹介します。

          家系図を書いてみよう!

          『認定遺伝カウンセラー®』ってどんな職業?Part.2

          現在、日本では約350名の『認定遺伝カウンセラー(CGC)』が、病院、クリニック、教育機関、企業などで活躍しています。 「認定遺伝カウンセラーは遺伝医療を必要としている患者や家族に適切な遺伝情報や社会の支援体勢等を含むさまざまな情報提供を行い、心理的、社会的サポ-トを通して当事者の自律的な意思決定を支援する保健医療・専門職である」とされています(認定遺伝カウンセラー制度委員会HPより抜粋)。 遺伝医療に関する職業であることは、何となく察することはできますが、実際にどんな職

          『認定遺伝カウンセラー®』ってどんな職業?Part.2

          『認定遺伝カウンセラー』ってどんな職業?Part.1

          現在、日本では約350名の『認定遺伝カウンセラー(CGC)』が、病院、クリニック、教育機関、企業などで活躍しています。 「認定遺伝カウンセラーは遺伝医療を必要としている患者や家族に適切な遺伝情報や社会の支援体勢等を含むさまざまな情報提供を行い、心理的、社会的サポ-トを通して当事者の自律的な意思決定を支援する保健医療・専門職である」 とされています(認定遺伝カウンセラー制度委員会HPより抜粋)。 遺伝医療に関する職業であることは、何となく察することはできますが、実際にどんな

          『認定遺伝カウンセラー』ってどんな職業?Part.1

          遺伝カウンセラー啓発デー(Genetic Counselor Awareness Day)紹介

          Genetic Counselor Awareness Dayとは Genetic Counselor Awareness Dayは、 Genetic(遺伝) counselor(カウンセラー) Awareness(啓発) Day(日) という言葉からなる通り、一般や医療機関のみなさんにもっと 遺伝カウンセラーについて知っていただくことを目的としたイベントです。 2022年度より、日本認定遺伝カウンセラー協会では11月を啓発月間として指定しています。 今回はその啓発月間

          遺伝カウンセラー啓発デー(Genetic Counselor Awareness Day)紹介

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          ゲノムと心の間に。私たちは認定遺伝カウンセラーです。

          毎年11月には、米国の遺伝カウンセラーの職能団体であるNSGC(National Society of Genetic Counselors)より制定された、Genetic Counselor Awareness Day(遺伝カウンセラー啓発の日)があります。 この動画は2020年のAwarenessy Dayに公開した認定遺伝カウンセラーの紹介ムービーです。 私たちの使命は、これからますます発展していくゲノム医療を、社会の皆さまのもとに適切にお届けすることです。 少しでも認定遺伝カウンセラーの役割が多くの方に認知され、活躍の場が広がっていくことを祈っています。 日本認定遺伝カウンセラー協会 「認定遺伝カウンセラー」は,日本人類遺伝学会の商標登録です 登録商標第6115393号

          ゲノムと心の間に。私たちは認定遺伝カウンセラーです。

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