協会ロゴマークに込めた想い：遺伝カウンセラー啓発月間に寄せて

当協会では昨年より、11月を遺伝カウンセラー啓発月間として指定しています。
こちらの記事にある通り、アメリカの遺伝カウンセラー協会（NSGC: National Society of Genetic Counselors）が2017年より開始したGenetic Counselor Awareness Dayがその由来となっています。
余談ですが筆者は2017年のNSGCの年次集会＠オハイオ州に参加し、Awareness Day制定のアナウンスの瞬間に偶然立ち会うことが出来ました。自らの資格の認知度向上のために積極的に行動するアメリカの認定遺伝カウンセラー達のバイタリティー溢れる姿に触発され、帰国の道中に「私達もAwareness Dayに連動した企画をしよう！！」と日本で活躍する認定遺伝カウンセラーの仲間達に連絡を取り有志で動画制作をしました。当時の動画がYouTubeの協会公式チャンネルに残っておりますのでご興味のある方は覗いてみてください。

ロゴマークのコンセプト／メッセージ

さて今回は、啓発月間にちなんで当協会のロゴマークについてご紹介したいと思います。
noteアカウントのアイコンなどでシンボル部分を使用していますが、ロゴマーク（シンボルロゴ）の全体はこのようになっています。

日本認定遺伝カウンセラー協会　公式ロゴマーク

2020年の当協会設立10周年のタイミングに合わせて、複数の候補から会員の投票により決定しました。
このロゴマークは、【パイオニアとして日本の遺伝医療を支える】というコンセプトに基づいてデザインされており、遺伝医療の専門家の職能団体であることをアピール出来るようにという想いが込められています。

国内の認定遺伝カウンセラーは約350名と、まだまだその数は少ないものの、それぞれが医療機関や大学、企業等で日本の遺伝医療を支えるべく奮闘しています。当協会では皆さんにそんな認定遺伝カウンセラーの存在を身近に感じて頂けるよう、このロゴマークと一緒に広報活動を進めてまいります。

遺伝カウンセラー啓発月間　2023

今年は昨年作成した啓発月間用のバーチャル背景の活用に加えて、新たに広報活動として、

・認定遺伝カウンセラー紹介用フライヤーの作成
・サイエンスアゴラ2023への出展

を行いました。活動の詳細については別記事でご紹介させて頂きます！