女性不況が深刻
こんにちは。
まずは、こちらのリンクの記事から抜粋しますね。
【雇用面では「女性不況」と呼ばれるなど、サービス業を中心に女性の非正規労働者が特に深刻な打撃を受けたと強調。ひとり親の苦境や貧困といった隠れていた問題も可視化され、「男女共同参画の遅れが露呈した」と指摘している】
皆さんは年金の仕組みをご存じでしょうか?
自分が払ったものが後で戻ってくると思っている人が多くないですか?
実はこれは正しくないんです。
今の年金、社会保険制度は戦後からずっと続いています。
70年前、女性は多くの子供を出産することが奨励されており【主人】がいることが前提とされてた作られた社会保険制度です。
年金は次の世代が前の世代を支えているもの。
だから昭和の高度成長期時代は、年金制度も問題なくクリアしていました。
けれど戦後生まれの人は、子供を2人程度しか産まなくなった。
つまり二人で、二人を作るので人口は増えなかったんです。
この時代の女性から大学進学率が増えています。
またこの世代の次の世代。つまり私の世代になると大学進学までがデフォなイメージになっていきます。
そして未婚率と離婚率が高くなっています。
それでも格差が生じている。
この事実に愕然としますね。
子供を持つことは素晴らしいけれど、社会がそれをまったく支援しないできた結果です。
政治家のマインドは、産めよ増やせよといっていた時代と変わらず。
【女は家にいて子どもを産み育てることで社会貢献せよ】
そんなマインドです。
例えば、格差を受けている女性は介護の世界に多いです。
主婦なら誰でもできる仕事だからという、付添婦・家政婦の延長の雇用が多かったからです。
30~40年くらいまえなら、この雇用も女性を救済する大切な役割の一つだったのかもしれません。
昔は、旅館の仲居さんにも多かったですね。
私は20数年前にホームヘルパーとして働き始めました。
その頃のベテラン先輩たちは50~60代の主婦です。
子供が手を離れ、旦那さんが稼いでいるのでパートしましょうという感じ。
でもそんな中にも少数派ながら、母子家庭のお母さんや私のような独身アラサーがいました。
もちろん非正規パートです。
少数派は生活が懸かっているから必死です。
やはり介護福祉士になり、介護支援専門員になり・・・とステップアップする人が多かったです。
私は朝6時から20時までホームヘルパーで3~4件を掛け持ち、その後深夜1時まで書店で勤務しました。
それでも社会保険は無いし、ヘルパーは拘束時間は長いけれど給与がでるのは活動した時間だけ。
週に1日の休みで毎日14時間拘束されても稼げるのは月に12万円ほどです。
私は、たまたまラッキーでステップアップできたから、今では自分で事務所を運営していますが、ここから抜け出せない人たちが多いのも事実です。
(本人のやる気だけでどうにもならない事情は山ほどありますから)
そして。
20年経っても介護の世界の求人はこうです。
【無資格でも誰でも働けます。パート勤務可】
これでは、向上心のある人を想定していない気持ちが透けて見えます。
非正規労働の方が、会社には助かりますよね。
いつでも首を切れるし安い人件費でOK。
法人税率が低いから、給与を上げようとしないし正規雇用にしようとしない。
コロナ禍で日本の正体が明らかになったように思います。
政治家・資産家・既得権者・・・
我々国民は、搾取されるだけの存在?
否。
否です!
ぜひ次の選挙で投票してほしいと思います。
その投票で国が変わる可能性があるのですから。
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認定コーチ・カウンセラー・介護支援専門員
Skype・Zoom・LINEなどを使ってコーチング、カウンセリング・研修を行っています。
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