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半年で副業PM2名が正社員入社!OffersのPM複業転職採用の流れについて

中学の頃、合唱コンクールで指揮者やっていた田中です。
PMは 成果を出すためのサービス・機能の方向性を示し、皆が働きやすい状態を作る“指揮者” だと思い、サムネに使用してみました。

エンジニア・デザイナー採用だけでなく「PM採用も難しい」と言われますが、Offersでは複業でのPM(PjMPdM)の採用が進んでいます。今回は弊社で実施する “複業からのPM転職のフロー” についてです。PM採用に困っている方、PMでの転職を考えている方の参考になれば幸いです。

これはなに

  • overflowに複業でジョインしたPM2名が、転職を決めるまでに至ったタイムライン、任せた業務やその流れを整理したもの

※複業PMを採用した背景、メリット・デメリットのお話しは別のnoteに書きます

誰向けの記事か

  • PdM/PjM/PMMの採用に困っている方

  • PdM/PjM/PMMで今後複業・転職を考えている方

この記事でお伝えしたいこと

  • PMとして転職するとき、PMを正社員で採用するときは複業からが良いですよ🔥

  • PM複業転職フローはこんな形で実施してます🔥

PMの複業転職の流れ

複業転職のおおまかな流れ

●業務委託として採用
自社サービスのOffersを含め、さまざまな媒体から業務委託メンバーを採用しています。

●ミッションの共有、業務
複業PMとして業務/ミッションを共有し、稼働がスタート!

●活躍のためのフォロー
単にタスクをお渡しするのではなく、事業計画・イシューツリーの説明などを実施し、抽象度の高いところから課題解決に向けてタスクを作っていただいたり、提案いただくこともあります。

●転職に向けての情報提供
給与水準・SO(ストックオプション)評価制度・人事制度についての説明を行っています。
各プロセスについては、このあと具体的にご紹介していきます。

複業〜転職までに任せた業務・ミッション

  • ミッション

    • 自分達(PM)も良いと思える複業、転職の体験を提供すること

  • 要求定義

    • プロダクトのイシューツリーを説明し、特定領域のイシューを解決するように依頼(具体的なhowの話はせずAsIs/To-Beの話のみ)

    • toB向け機能である場合、セールス・CS・toBマーケとの連携

      • コミュニケーション先をtつなぎ、その後は直接コミュニケーションを依頼(MTG設定など個々人の判断に委ねる)

  • データ分析

    • ダッシュボード、クエリ作成

      • 初期は個々人に分析項目やグラフの判断は委ねる

      • 何かあれば1on1などでフォロー

  • 要件定義

    • エンジニア、デザイナーとのコミュニケーション

  • 実装プロセスでの進行管理

    • デザインの判断とマークアップ移行への進行確認

複業PMへの依頼内容一例

上記の意図

  • このプロセスでプロダクトマネジメント、プロジェクトマネジメントの両面のスキル・経験を判断

結果

  • 直近のPdM1名は複業開始から2カ月で転職が決定

有限なリソースで、オーナーシップを持って業務遂行し、成果を出すためには「タスクではなくイシューを渡すのが良い」と考えています。

複業PdMをフォローしたこと・内容

  • 今後の事業計画の説明

  • イシューツリーで課題とミッションを定義・言語化して共有

  • 開発ロードマップ共有(開発合宿などで開発リソース・見積もりを一定されたもの)

  • 週1の1on1で問題・ブロッカーの排除

    • 解決すべきイシュー、開発/デザイナー/他職種とのコミュニケーション、開発プロセスへの質問、進行管理など

複業から転職に向けてお伝えしたこと

  • 短期・中長期の事業計画

  • 短期・中長期のミッション・任せたいこと

  • 人事組織まわり

    • 評価、給与、SOなど含む

    • 今後の組織コーポレート、雰囲気

全社的な話はこちらの記事も書いてありますので、こちらもぜひ。

❌ PM採用でやっていないこと

  • SPI

  • 入社プロセスでのワークサンプルテスト

    • 「弊社の〇〇の課題、伸ばし方について考えて提案してください」

ワークサンプルテストをやらない理由は2点

  • スタートアップなのでPMをPdMなど細かく役割定義していない。要求定義だけの品質では判断しない

  • 巻き込み力、フォロワーシップ、リーダーシップ、決める力(要求・要件定義等)がPMには大事で、それは複業でしか把握できないから

直近の複業PMの入社までのスケジュール

  1. 2021年12月

    1. PdM求人に応募いただきカジュアル面談、即複業入社のオファー

    2. https://offers.jp/worker/my/jobs/3120

  2. 2022年1月上旬

    1. 複業スタート

    2. 中旬に「転職で入社したい旨の連絡」をいただく(年末年始に社内ドキュメントを見て転職に切り替えたいと言われてありがたかった🔥)

  3. 2022年1月下旬

    1. PdMに求めるものを定義し、要求定義/分析プロセスに入っていただく

  4. 2022年2月

    1. 3週間程度、要求定義・デザイナー・エンジニアとの要件定義mtgの実施・定例のPMmtgへの参加

  5. 2022年3月上旬

    1. 経営合宿にて内定を決定。ボード面談を経て、オファー面談実施

  6. 2022年3月中旬

    1. 内定承諾、入社決定 🔥

複業開始時は「転職意欲のない状態」から、約3カ月で転職の意思決定をしていただけました。エンジニア、マーケバックグラウンドがある優秀な若手PMが入社。嬉しい。

PMの人材採用ならOffers

PM(PjMPdM)採用・PMの副業/転職で迷ったら、まずOffersをご検討いただきたいです。
「正社員・複業PMでどのようにタスクを切り出せばいいか、割り振ればいいか、アサインすればいいか、何を成果として求めるか」などは別の記事に書きます。
この記事をシェアしていただけたら励みになりますのでぜひよろしくお願いします。

OffersではPM副業についても記事を公開しています。PMの副業・転職事情について現場のリアルをこれからも公開していきますのでぜひご一読を。

採用担当者向け

Offers・新規サービスのためエンジニア採用強化中

株式会社 overflow ではエンジニアメンバーを大募集中です。
Offers の開発や overflow に興味を持たれた方ぜひご応募ください!中の雰囲気を知っていただくため、まずは副業からのスタートも歓迎しています。

2022年1月に入社した ahomu の元、エンジニアの評価制度・キャリアロードマップなどが作成・強化されており、スタートアップとしては大企業と遜色ないレベルにしようと働きやすい環境を整えていっています。
詳しくはこちら。

https://note.com/overflow_inc/n/ncb218f716dd2

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