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うつ病に関する健常者の誤解について5つ程語ります

巷ではうつ病はそこまで重くない病気じゃないか?と言われます。

普段目に見えないからこそ、重さがどれくらいあるのか分からなくなります

実は、うつ病は世界で約3億2200万人の患者がいます

うつ病で健常者が抱いている誤解というのを解説します

注意⚠️ 何度も自殺など重たい言葉が出てきます。うつ病に対する普段の人の誤解を書いています

メンタルが悪化する恐れがあるのでご控えくださいm(_ _)m

1 症状は重くなく笑ってるのになんで頻繁に会社休むの?

うつ病や精神疾患になると重さによっては会社を頻繁に休むことになります

会社から「心の風邪なら一二週間で治るはずなのに。3ヶ月も休んでるからいつになったら出てくるの?」

と、あげたらキリがないですがよく言われたりします

うつ病を心の風邪と呼んだのは1例として精神科医が抗うつ薬を儲かるように広めらせたいとか認知を拡げるためとかありますが、はっきり言います

うつ病は最終的に自殺もする病気です。あなたは風邪ひいて自殺したくなりますか?それが心の風邪じゃない答えです

笑ってるからうつ病じゃないと言われますが、無理して笑ってる人も多いです。

酷くなれば会社も行けなくなります。必然的にやめることになります

2.うつ病になるくらいだからどうせあなた弱いんでしょ。ここまで休まれたら困るからもう来なくていいよ

露骨にやめてくれとは会社からは言わないです。不当解雇になるかもしれないので

うつ病だから露骨にやめてくれではなく長期間休むなら「いつ復活するの?とか、3ヶ月休みすぎじゃない?」など

罪悪感の中自主退職に持っていきます。

相手側「健常者叱り会社の人は」長期間休んで復活する=前みたいにバリバリ働けると思っています。

うつ病になると前みたいにバリバリ働けません。休職して治らずに退職する人も多いです

また、「暴力暴言パワハラ長時間労働程度で」うつ病なるわけないと思っている人も多いです。

若い頃「その人の過去は」何ともなかったから耐えられない人は弱い人と思われています

3.その程度で休むなんて気合いや根性が足りてないよ。俺の若い頃は休んでない。頑張れ

1番言われたくない言葉は頑張れです

なったことない人はうつ病や精神疾患を1週間、2週間寝たら治る軽い病気と思っています

うつ病になる人はもう限界まで頑張っています。

その人に頑張れというのは、「複雑骨折した人に2~3日で完治して復帰しろ。それくらいできるだろ頑張れ」と言ってるようなものです。

しかし複雑骨折した人に気合いや根性で直せとは物理的に痛みが見えてるので言いません

うつ病の人に気合いや根性という人は重さを分からないか過去自分は受けたことない。

もしくは受けても気にしなかったかのどちらかです

気にしなかった=重くなってないので辛さが分からないのです。

冒頭でも書きましたが酷い場合自殺もする病気です。あなたの過去に気合いや根性でならなかったとしても

あなた以外の人が同じようなメンタルの強さではありません。そこはご了承ください

4.うつ病程度でSNSして。傷の舐め合いしてみっともない。情けない

健常者や経営者に多く見られるのですが、うつ病程度でSNSに「私うつ病で弱いんです。慰めてください」と

同じような人たちと集まって傷の舐め合い「慰めあっている」のは成長も感じない。みっともない、情けないと感じる人は多いです。

メンタルは誰でも強い訳ではありません。むしろうつ病になる人は限界まで落ちた人なのです。

うつ病程度とみなさん思うことはありますが、あなたなってみてくださいと言いたくなります

うつ病くらい社会人「大人」なんだから自分でケツ拭けよ。解決しろよと……

他人に甘えてるんじゃないというのを思ってしまう気持ちも分かります。

今すぐ消えてなくなりたい、自殺したいのに自己解決しなきゃとなると、消去法で消えることになります

「自己解決の結果そのような考えしか生まれないのです。」

5.〇にたいというのなら今すぐ〇んでみろよ。どうせ口だけで勇気ないんだろ?

誤解ではなく長期間療養とかしているとイライラしてくることはあります

そしてカッとなって言ってしまう一言です。

 いつ治るのか分からない。いつ復帰できるかも分からない。なのにグチグチ文句を言ってくるなど、

療養してそばにいてる人にとってはわかっているんだけどものすごい負担になるのです。

そして一線を超えてしまいます。

覚えて欲しいことは、悪気なく言ってしまってもうつ病の人は一線を超えてしまうのです

健常者や普通の人なら超えないでしょう。口だけと言われればイラッとはしますが一線は超えません

いつ治るか分からない。治っても前の生活に戻れないとわかっていても元気に働いていたことを知っているなら

サラリーマンで週5時間勤務ができていたこと知っているなら疲れは増していきます。そして爆発して言ってしまうのです。

まとめ 結局言いたいのは健常者にとって誤解と言いながらうつ病患者に思っている正論なのです

書いていて思ったことは、誤解している人も誤解している人なりに正論を言ってるのです。

うつ病を心の風邪と言ったり気合い出治る。頑張れば治る。3ヶ月以上休んでいつになったら戻って来るの?もその人の本心なのです。

それだけ軽い病気と思われて数週間で前みたいに戻ってバリバリできると思われてます。

休んで怠けてると思われてます

うつ病の人が頑張ってと同じくらい言われて嫌なのが正論です。今まで話したことは本人が1番わかっています。

わかっているのに物理的に出来ないのです。

会社の人も長く休まれたら仕事が回らない。休んだ人の評価も下がる。人員が足らないのも凄く分かります。

しかし!その環境を作ったのは経営者なのです。

経営で1番かかる費用は人件費です。増やしすぎても減らしすぎてもいけないものです。

利益を上げられない。 使い物にならないなら辞めて欲しいけど露骨に言えないから「いつになったら復活するの?」とか聞くのです。
 
うつ病は心の風邪ではなく心の癌なのです。「自殺するかもしれないのが風邪なわけないです。」

認知されているけど目に見えない分誤解は多いのです。

の舐め合いをして毎日だらけていて元気な時はたまに外に行ったら「あいつは働いてないのになんで外に出ているのだ!?」

と否定されても外見は欠損していなく元気そうに見えるので余計にたち悪く見えます。

周りの人や会社の人が思っているうつ病に対する誤解、正論は一見正しいことです。

正しいからこそ本人は分かっているから言われたくない。正論を武器にして相手を傷つけるのは正しくないのです。

「最後の言葉は有川浩作図書館戦争より引用致しましたm(_ _)m」

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