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音楽の話をする時は大丈夫な時

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その人の好きな音楽を知ることは、その人の心の中に流れる音楽を知ることだ
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2019年9月の記事一覧

希望のうた ー2019.9.28 live@水道橋Wordsー / Cana sotte bosse

希望のうた ー2019.9.28 live@水道橋Wordsー / Cana sotte bosse

2019年9月28日、土曜日、水道橋Words。

こういうライブに来た。

Manは一人もいない。3 Women Liveだろう。

まあいい。

Canaさんのライブに来るのは、もう数え切れないくらいだ。

あの、40歳を迎えてここ、記憶が曖昧で。

たぶん10回くらいだと…。
すいません、大した数じゃありません。

水道橋Wordsは、地下にある小さなライブスペース。あるいはレジスタンスのア

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Extra / Ken Ishii

1998年、ということは大学1年の時。兄と二人で「レインボー2000」というレイヴに行った。

あれ、ホントに行ったんやろか。

夢やったんやないやろか。

目玉ゲストはデリック・メイだったらしいが、あまりよく憶えていない。

シャトルバスで霊峰白山の山中に赴き、絶対にこの手のイベントの勝手がよくわかっていない兄に連れられて、おそるおそる会場内を巡った。

当時は真性の合法ドラッグだったRUSHと

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それが答えだ! / ウルフルズ

ウルフルズは、僕の中二病を著しく改善させた恩人である。

天性のシラケ人間が、『ガッツだぜ!!』との出会いによって、

「バカになれるということは、恥をかけるということは、何とかっこいいことなのだろう」

と開眼した。

半目くらい。

君ら、ウルフルズのことよく知らんやろ?

トータス松本がリーダーやと思っとるやろ?

というかそもそもトータス松本しか知らんやろ?

ええよ。

俺もMr.Chi

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小さな恋のメロディ / Blankey Jet City

僕が世界で一番好きな曲の話をする。

それは、ブランキー・ジェット・シティの『小さな恋のメロディ』という曲だ。

ブランキーとの出会いは大学3年生の時だった。

同じ学部の友人から、『BARRACUDA~TOKYO SIX DAYS.』というビデオテープを借りた。VHSだ。

その頃はブランキーが『赤いタンバリン』や『SWEET DAYS』といった比較的ポップな曲を次々とリリースしていた時期で、何

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桃 / 槇原敬之

抱きしめたいと言う言葉の意味とは裏腹に不安や寂しさを君に押しつけようとしてたんだ
ここに来る途中に君の好きな桃を選びながら救われることしか頭になかった最低な僕

のっけから、鋭いパンチを食らう。

若い頃の友情とか、恋愛とか、こういうことが多いんじゃないだろうか。

ただ自分が救われたい。

この曲は歌詞を全部載せたいくらい素晴らしいのだが、もう一つだけ。

駄目なところをたくさん僕の中に見つけて

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