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信頼は貯金。相談は利息だなと思った話

長年通っている美容室とネイルサロンがあるのですが
全体の雰囲気は「いつもの」感じにしてくれつつ

前髪と横髪の切る長さと雰囲気
パーツの種類と大きさと置く指

は毎回とても丁寧に希望を聞いて下さって

私が1番こだわってるポイント把握されてるなー。
プロってすげーな

と惚れ惚れとしております。

そんなわけで
今回は信頼とお金の話をしていきたいと思います。

厳密にいうと

信頼関係を作る事と貯金する事は
とても似てるよねって思ったって話です。

【これを読んで知ることができるもの】
・信頼関係が作られる過程、しくみをロジカルに知ることが出来る
・信頼関係を作る上での1つの指標にできる
・信頼の棚卸しができる
(それは本当に相手の役に立っているのか、自己満足になっていないか)

信頼は貯金。相談は利息だと思ったきっかけ

私の数少ない友人に
お金との向き合い方を相談できるメンターさんがいます。

実は今年の3月頃お金のトラブルがあって
色々相談にのって頂いたことがあったのですが
(その節は有難うございました)

お恥ずかしながら
もともと数字周りがあまり得意でなく
お金との向き合い方を正しく勉強せぬままきてしまい

「お金って難しい」
「お金って怖い」

そんな感情を持っていました。

そんな私にとてもわかり易く
お金との向き合い方を1から教えてくれました。
お金に対する苦手意識や恐怖心を和らげてくれたんです

「お金って、ちゃんと知れば向き合う事が怖くないのかも」

その時にお金と向き合う事は
自分の弱さやダメな自分を受け入れて
認めるときの感覚ととても似ていました。

その時の経験と感情が
今回の「信頼関係とお金」の話のルーツになっています。

お金と信頼関係がとても似ている理由3つ

①たまったものがあって初めて受けられる恩恵がある

金融機関にもよりますが
今現在100万円を銀行に預けた場合。
1年後にもらえる利息は約10円。

つまり100万円という貯金があるから
そこで初めて10円という利息が手に入るわけです。

何かが溜まったからこそ受けられる恩恵がある。
そこがお金と信頼はとても似ていると思いました。

ちょっと厳しい言い方になってしまうけど

"相談をしない、されない"

ということは

相談する方も、される方にも、お互い相手に対して

"その程度の信頼しか溜まっていなかった"
ということも言えます

②貯めるのは大変。失うのは一瞬

次に似ていると思った部分がこれ。
これが1番似ているかもしれません。

読んで字の如くです。

ただ、唯一決定的に違うのは
お金は働けば額面上取り戻す事はできますが
信頼は一度失うと取り戻せません。

置かれている状況にもよりますが
現金は基本的に働けば手にい入ります。
額面だけをみれば、働けば失った分と同等の金額を
取り戻そうと思えば取り戻せます

ですが、信頼はそうはいきません。
これは自戒の念も込めて言いますが

一度失った信頼を取り戻すことは
ほぼ不可能だと思っています。

③環境や周囲の人のせいにすることと、金利が低いと嘆く事は同じ。

金利が低いと嘆くことと
周りの環境や人のせいにしてしまうこと

この2つの共通点は
自分の力ではどうする事も出来きない事に
フォーカスしている

だからこそ、お金を増やすために
投資や株の資産運用という新たな挑戦をしたり。
競馬や宝くじに夢を見たりするんです。

心のことも同じ。
何か起きてほしくない現実があって
自分の力ではどうすることもできなくて。

だから周りの人のせいにしたり
環境のせいにしたり

自分の力でどうにも出来ないことに
焦点をあてて逃げてしまう。

その気持、めっっっっっちゃくちゃわかります。
何ならカウンセラーである私も
そんな瞬間が今でもあります笑

でも何か1つ。
自分が出来る事はあるはずです。

99%自分の力で変えられなくても
残り1%自分が出来る事があれば

そこに真摯に向き合う

挑戦に優劣なんて存在しません。

重要なことは
その1%にどれだけ気づいて
向き合って行動できるか

信頼は貯金。相談は利息のファーストステップ

・信頼関係が作られる過程、しくみをロジカルに知ることが出来る
・信頼関係を作る上での1つの指標にできる
・信頼の棚卸しができる
(それは相手を想っているのか、それとも自己満足のためなのか)

こうやって文章にすると
いささか壮大なスケールにも見えますが
実はとてもシンプルです。

まず、聞いてみる。まず、伝えてみる。

〈相談する側〉

美容室やネイルサロンに行ったときに

「もう少し○○してほしい」
と伝えみること。

自分の些細な気持ちを伝えられそうな場所で
些細な気持ちを伝えてみてください

前髪が眉上なのか眉下なのか。
パーツは大きめがいいのか小さめがいいのか。

それだけでいいんです。

〈相談される側〉

これは主に会社勤務している方にはなるのですが

「シュレッダー行くけどついでにしておこうか?」

あくまで
"してあげてる"ではなく
自分がしたいからついでにやっておこうか?
という考え方がミソとなります。

相手を想ってした行動が
本当に相手に必要だったのか。
相手の役にたてたのか

きちんと答え合わせをしていますか?

【さいごに】

誤解が無いようにいいますが
どちらが正しい、間違っているではなくて
どちらが悪い、悪くないの話をしたいのではなく

●●っていう理由だから
結果▲▲になっただけだよねって話です。

人や周りのせいにすることも悪い事だと思いません。

そうしなければ
やってらんない日もあります。
乗り越えられない夜もあります。
私にも何度もありました。
そこから気づき学べる事はたくさんあります。
自分でも気が付かない、自分の姿を知ることが出来ます。

ただ
『あなたのことを想って』
『あなたのために良かれと思って』
を相手に押し付けてしまうことは

信頼が貯まるどころか
信頼を失くすことに繋がる。

それをどうか
頭の片隅に留めて頂ければ幸いです

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