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私がフリーランス演奏家を諦めた訳②

ご覧いただきありがとうございます!

早速更新が滞ってしまいました。。

今日は私がフリーランス演奏家を諦め、公務員音楽隊に入隊するまでのお話をします。

フリーランスの演奏家の苦悩

フリーランス演奏家はやはり収入が安定しません。

BGM演奏などの仕事も必ず依頼がくるわけではなく、寧ろ依頼いただけたらラッキーくらい。

両親や親戚から

就職したら?と言われることもしばしば…

雇用保険なども勿論ないので安心出来ず、

いつ自分の身に何があるかわからないと焦燥感に駆られる日々。

お仕事をいただけてモチベーションがすごく高い時と、
なかなかお仕事がなくモチベーションが低い時の差にメンタルを左右されることもありました。

今思えば、もっとうまく自分を売り出す方法を見つけられていたらよかったのですが…
あまりSNSを活用できていませんでした。

継続的にお仕事が欲しい。
安定した収入と保険などが欲しい。
金銭面と気持ちにもう少し余裕が欲しい。

そう思い続ける日々でした。


転機

ある日、友人から公務員音楽隊の演奏要員募集の話を聞き、

募集要項を確認し、すぐに履歴書を提出しました。

幸い私が応募した音楽隊は課題曲などはなく、任意の曲を一曲と初見演奏が一曲でしたので、

その時練習していた曲を持っていくことにしました。

面接当日は音楽隊の方々と、施設の一番偉い人が温かく出迎えてくださり、
面接では自己紹介や楽器歴や経歴、
なぜ音楽隊で働こうと思ったのか

などをお話しました。

完璧には覚えていないのですが、

自己紹介や楽器歴、経歴は履歴書どおりに話し、

なぜ音楽隊で働こうと思ったのかについては、

もともと自衛隊の音楽隊や警察、消防などの公安職の音楽隊に興味があった

災害時などに公安職の方々が活動されているのを見て、
自分も専門分野の音楽で社会貢献したいと思った

などをお話した記憶があります。

私が受験した音楽隊はマーチングもしていたので、
マーチングの経験があるかも聞かれました。

公務員音楽隊についてはある程度リサーチしていたのですが、
実際お話してみると、普段どのような活動をしているのかなどは知らないことがたくさんありました。

公安職音楽隊がどのような仕事や役割をしているかなどはまた後日お話します。

面接の後は音楽隊員の皆さんの前で演奏しました。

初見演奏が地味にリズムの取りにくい曲だったので
かなり長い時間譜読みをさせてもらいました。(笑)

結果はその場で採用通知をいただき、
来月からよろしく〜といった感じで無事に終わりました。

そこから数年、音楽隊ではお世話になり今に至ります。


採用について

このような採用は正直いって自分でもかなりラッキーだと思います。
自治体によっては、かなり厳しい試験をクリアしないと合格できないところもあります。

私が経験してきた採用試験だと、
嘱託職員(現在は会計年度任用職員と呼びます)として採用される音楽隊は
かなりレベルの高い試験を課しているところが多いです。

例:埼玉県警、北九州市消防、福岡市消防、名古屋市消防、横浜市消防、京都市消防 など

この辺りの話も後日お話できればと思います。

世の中、人もお仕事もどこに良い出会いが落ちているかわからないなと思います。

音楽隊の募集は、現在の隊員さんが任期を終えたり、
急遽退職することになった…などの理由で空きが出た時に募集が出ることが多いです。

「公務員 音楽隊 募集」
などで調べると、募集している音楽隊の要項が見れることもありますので、
気になる方は頻繁に検索することをおすすめします!

次は音楽隊の仕事内容や役割などにも触れていきたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました。



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