『medium霊媒探偵城塚翡翠』の次に『姑獲鳥の夏』を読む奇跡が起きている件について
おはようございます。
このnoteには相沢沙呼さんの『medium霊媒探偵城塚翡翠』の結末に関する若干のネタバレを含みます。
未読の方で、ネタバレを踏まないように気を付けているかたはお気を付けください。
私が『medium霊媒探偵城塚翡翠』と出会ったのは本当に偶然でした。その時私は引きこもるための本を探しに紀伊國屋に来ていて、ラノベではなく西尾維新の本がある方面に並んでいる棚から何か買おうとぶらぶらしている途中でした。
まず始めに美麗なイラストの表紙が目に入り、ついで帯の綾辻行人の文字が目に入り、帯違いで並んでいる内の版が古い方を手に取りました。
相沢沙呼さんの本を読むのは初めてで、帯とタイトル買いしたものの、合わなかったらどうしようかと思っていましたが、それは杞憂でした。
本はとても面白かった。私の本屋大賞はこれできまりです。(受賞作はまだ読んでいないけれど)
さて、そろそろキャプションとして表示される文字数を超えた頃だと思うので、タイトルの内容に入って行こうと思います。
ここから先は『medium霊媒探偵城塚翡翠』のネタバレを含みます。
『medium霊媒探偵城塚翡翠』のラストで、城塚翡翠が霊媒なんてものではなかったということが明かされます。
それまでスピリチュアルな手法で解決されてきた事件が、全て科学的な説明で再度解き明かされていくことになります。
そしてその後です。私はこの結末を知る前から、『medium霊媒探偵城塚翡翠』を読み終わったら、次は『姑獲鳥の夏』を読むと決めていました。
今の所、50頁くらいしか読んでいないので、『姑獲鳥の夏』がどういう結末を迎えるのかは知りませんが、霊的な存在を否定しつくした作品から、いかにも怪しい者の名がタイトルに含まれている作品を読む……。
京極夏彦作品をまだ読んだことがないからこそできるこの贅沢に、とても胸がどきどきしています。
『姑獲鳥の夏』がどういう結末を迎えるにせよ、今の時点でもう面白いのを確信しています。
最後に、『魍魎の匣』よりも先に、『姑獲鳥の夏』から入った方がいいよと教えてくれた友人に最大限の感謝を。
相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』
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京極夏彦『姑獲鳥の夏』
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