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「漢方占い講座」をはじめます!

どうも、おちゃぱんです。いつもnoteをお読みいただきありがとうございます。

おかげさまで「新しい漢方」というテーマでnoteを書き始めて1年と少し経ちましたが、「いつも楽しく読ませていただいてます!」といったお声も最近よくいただくようになり、ありがたく思っております。大変励みになります。ありがとうございます。


そしてこの度、かねてからちょくちょくお話していた「漢方占い講座(仮)を来年より開講するべく、只今頑張って作っているところではありますが、その前に、モニターとして講座を受講してもらいながら、講座の立ち上げ・制作にご協力いただける方を募集したいと考えております!!

ですので、今日はまずその「漢方占い講座」とはどんなものかといった内容や、その講座をはじめるにあたっての私の思いや考えなどについて、お話させていただきたいと思います。




私が漢方に出会ったきっかけ

その前にまず改めて、私と漢方の出会いについてお話したいと思うのですが、今からちょうど20年前、2004年の24歳の時に、仕事の過労と元々の持病が重なって、体を壊して倒れてしまったことがきっかけでした。

病院に行っても「休むしかない」と言われながら、何とかしたいと思って自分で調べて漢方スクールに通い、「漢方養生指導士」の資格を取って自分自身で漢方の力で体調を治していくことができました。

その後、体のことと漢方に興味を持ち、ドラッグストアで働きながら「登録販売者」の資格を取得し、店長として10年ほど勤務しました。駅ナカという最高の立地で、大変忙しくやりがいもある職場でしたが、会社と組織という中で自分には合っていないのではないかという思い悩んでしまうようになり、今度は心を病んで仕事を辞めることになりました。

その時に初めて精神科やクリニックに通ったりもしましたが、やはり心を治してくれたのは漢方でした。


それから一人で漢方のカウンセリングとマッサージの仕事を始め、実際にいろいろな方の漢方相談を行いながら経験を積み、その中で「お茶」を使って気軽に漢方を普段の生活に取り入れるという「漢方茶」の魅力にすっかりハマりまして、念願の「漢方茶専門店 カンポースタンド」をオープンしました。

オープンしてから間もなく、雑誌や新聞などで取り上げられたり、今でも気軽にできる「かんたん漢方茶」のお話をラジオで季節ごとにさせてもらっていますが、当時お客さまから「こういうお店がほしかった」と言ってもらえたことがとてもうれしかったのを覚えています。


しかし、コロナ禍の緊急事態宣言などがあって、せっかく作り上げたお店を閉めることになりました。

従来の漢方相談というのは、1対1で対面でカウンセリングを行って体質をしっかり見極めていくというのが基本の形であり、それがなかなか出来ないといった状況の中で、どうすればちゃんとその体質や原因を探っていくことができるのか、お店を開けられず毎日とても悩む日が続きました。

そして、その時に悩み抜いて調べまくった時に思いついたのが、漢方と同じ陰陽五行の考えを持つ「占い」の考え方を使った、新しい漢方の鑑定方法でした。



これからの時代に合わせた「新しい漢方」

「漢方は難しいもの」だとよく思われます。

確かに、漢方の理論から処方までを覚えてそれを実践していくには、かなりの勉強と経験が必要になります。


しかし、あのコロナ禍で世界中が危機的な状況だった時に、漢方は必ず助けになるものであったはずなのに、それを十分に生かしきれなかったのではないかという悔しさと、これまで日本で古くから受け継がれてきた漢方の形が、もしかしたらこのまま失われてしまうのではないかといった危機感を感じたのは、私だけではないはずです。

時代はものすごいスピードで変化しています。一方で今の現代において、もう一度自然を見つめ直そうという考えや動きも、様々な場面で目にするようになってきました。物質的に豊かになってきて、いろんなことが簡単にできるようになった今なのに、どこか〝生きづらさ〟を感じる人が多くなってしまっているのは、自然と人間がかけ離れてしまったからだと思います。


日本の漢方も実は、明治時代に近代化の波におされて、しばらく衰退してしまった過去があります。しかし、昭和になってから、西洋の医学だけでなく東洋の自然科学から生まれた漢方を大事にするべきだといった運動が起こり、日本の漢方が再び復活して今に至ります。

コロナ禍を経てまだ普段の日常が戻ってきた今、そのことを忘れてしまっては、いつかまた漢方は知らないうちに消えてしまうかもしれないし、時代に合わせて変化していかなければ、古いままではそのうち誰も使えなくなって廃れていってしまうかもしれないとさえ思います。


伝統とは、古いまま残すことではなく、時代に合わせて進化させながら続けていくことです。漢方も難しいものと思われたままでは、これからの時代に合わないものとされ、本来の自然を見ることの大切さや、漢方の本当の力を知らない世界になってしまうのではないかと、私は結構真面目に心配しています。

同じように感じてもらえる方が、少しでもいてくれたらいいなと思いますし、そのために私は「新しい漢方」というものを作り上げて、漢方を今とこれからの時代に合ったものとして受け継いでいけるものを、しっかりと考えていきたいと思っています。



単なる占いではない「漢方占い」

「占い」と聞くと、どんなイメージをお持ちでしょうか?

占いにもいろいろありますが、日本人はだいたい「怪しい」とか「うさん臭い」とか「科学的根拠がないから信じない」と思っている人が多いようです。

どうしてそうなってしまったのかを話すとまた長くなるのでここではしませんが、また「占いは統計学」と言う人もいます。しかし、それもあまり正しいとは言えません。古代の人々が統計学として作ったとは思えないからです。


占いには、ざっくり分けて2種類あります。1つは、神様のお告げのようなものを言葉にして伝えるスピリチュアル的な占いと、もう1つは、自然の兆しから法則性を導き出して応用させた占いです。西洋の占星術も東洋の四柱推命も、後者の自然を科学して生まれた占いです。

自然を深く緻密に観察しながら、体系的にかつ論理的に作り上げられた方の「占い」は、単に統計学とは言い切れないほど、スケールの大きい宇宙の科学だと思います。


そしてまた「漢方」も同じく、自然を科学して生まれたものです。それは占いと同じ「陰陽五行」の考え方を元にしています。「占い」は怪しいというのに、「漢方」はあまりそう思われないのは、ちょっと不思議な感じがしてしまうのですが、どうでしょうか。

実は、漢方の元になっている中国医学(今では中医学と言いますが)のバイブル的な古典「黄帝内経(こうていだいけい)には、「運気」という項目があります。

「運気」とは〝自然のリズム〟のことを言い、運気が天気に影響を与え、それが人間の身体に関わってくるとされていて、1年の季節の変化だけでなく、60年の大きなサイクルで決まった運気(天気)の流れが存在します。


漢方には「養生」という考え方があります。これは、病気にならないために行う対策法のことを言いますが、本当の意味では「巡りゆく季節に体を合わせていくこと」でもあります。

巡りゆく季節の流れを知り、運気と天気が人の身体にどう影響するのかを理解して、あらかじめ次の季節に備えて実践をしていくことが、本当の養生なのではないかと思います。


「漢方占い」とは、単なる「占い」ではなく、自然のリズムを知るためのツールとして、「占い」の考え方を有効的に利用して、「漢方」の理論を元にさまざまな体調不良の原因を明らかにするためのものです。

そして、難しい知識や専門的に学んだ人だけでなく、誰もが簡単に分かりやすく使えるものとして、このやり方を広く知ってもらえるようにしていきたいと考えています。



「漢方占い」はこんな方におすすめ

「漢方」「占い」をかけ合わせた「漢方占い」は、これまでの私の経験や悩み、学びをすべて入れ込んで、実践と研究を重ねながら私が独自で作り上げた、どこにもない新しい「生まれの体質を知るための鑑定方法」です。

漢方も占いもどちらも修得するには何年、あるいは何十年もかかると言われます。私自身も小さい頃から占いを自分で勉強して使っていたりしたこともあったり、漢方も学び始めて20年になりますが、何のために学び続けていたのだろうと考えてみると、それは「自分自身のことをもっと知りたい」という思いがあったからではないかと思います。


それに、私は子供の頃から友達を作るのが苦手で、いつも一人で遊ぶか勉強するかしかしていなかった記憶しかないのですが、人に対する興味というか、この人はどういう人なのか知りたいという思いは強かったので、もしかしたらそれが「占い」への興味につながっていたのかもしれません。

「自分のことをもっと知りたい」と思っている人や、
「他人のことをもっと知りたい」と悩んでいる人に、

この「漢方占い」を学んで使ってもらいたいと思っています。



◆◆◆「漢方占い」はこんな方におすすめします!!!◆◆◆

◎自分や身近な方のために

・自分の体質を知って、それに合った対策がしたい
・自分の生まれ持っている性格や本質が知りたい
・体調不良の原因や時期を、あらかじめ知っておきたい
・自分の得意なこと(強み)や、苦手なこと(弱み)を知りたい
・自分に向いている仕事や、本当に好きなことが何かを知りたい
・家族や気になる相手のことを、もっとよく知りたい
・家庭や子供、職場の人間関係や接し方を知りたい


◎お仕事や学びとして活用したい方に

・漢方の知識を使って、健康のアドバイスができるようになりたい
・占いの知識を使って、生まれの体質をよむ力を身につけたい
・自分や家族の体質に合う食事やお茶を知って、養生に役立てたい
・エステやセラピストなど、美容や健康を扱う仕事をされている方に
・マッサージや治療院など、より詳しく体質を見極めたい方に
・会社やスクールなど、自分の健康について学ぶ福利厚生として
・占い師やヒーラーなど、漢方についての知識を付けたい方に
・漢方薬局や漢方専門家など、体質を知るための1つのツールとして
・組織やグループでの人間関係の構築や改善のために


◎自分のスキルとして学びたい方に

・漢方占いを自分の武器として、仕事で活用したい方に
・漢方占いを学んで、教えたり広めるお仕事がしてみたい方に
・漢方占いを利用したコンテンツやシステムを作りたい方に


などなど・・・他にもいろいろありますが、

自分自身の体質改善に役立てるためだけでなく、ご家族や身近な方の健康を気づかって養生に役立てるために、また美容や健康を扱うお仕事をされている方には、お客さま一人一人の体質や性格に合わせたより深い本質的なアドバイスができるようになるためにと、いろいろな場面でこの「漢方占い」を活用してもらうことができるのではないかと思っています。



「漢方占い講座」モニターを募集します!

というわけで、長々と私の「漢方占い講座」に対する思いを考えをお話させていただきましたが、お読みいただいた誰かにこの思いがひっかかってくれていたらうれしいと思います。

そして、来年からこの講座を本格的に始めるにあたって、年内にモニターとして講座を受けていただける方を募集します。


内容は改めて次の記事にまとめますが、「漢方」「占い」の両方を学ぶというのは、先ほどもお話した通りかなり大変な作業でもあるのですが、漢方と占いの考え方の中でも、特に人の「体質」と「養生」に特化して、そのために必要なものだけを選び抜いて、効率よく学んで使えるものにしていこうと思っていますので、ご興味のある方はぜひご連絡をいただけたらと思っております。


詳しいカリキュラム(案)については、次の記事でお話します。







いつも見ていただきありがとうございます!「漢方茶」を広げていけるような活動をいろいろとやっていきたいと思いますので、ご協力いただけたらうれしいです。