五行バランス鑑定で分かること
前回のnoteでは、五行のバランスの乱れによって体の不調が起こり、自分自身の五行のバランスを「中庸(真ん中)」の状態に保っていくことが、健康につながるというお話をしました。
今回は、その五行のバランスをどうすれば「中庸」の状態にすることができるのかというお話の前に、もう一度「五行バランス鑑定」について分かることや仕組みについてお話したいと思います。
「生まれの体質」とは
「生まれの体質」とは、自分が生まれながらに持っている「生まれの五行バランス」によって分かります。
私がオリジナルで開発(って言っちゃってもいいよねえ)した「五行バランス鑑定」で調べることができるのですが、それは〝生まれた年月日の干支〟によって決まります。
年・月・日のそれぞれ干と支なので、3×2で6つの干支から、同時に6つの五行が分かります。なので、誰でも生まれながらに6つの五行を持っていて、そのバランスによって自分自身の「生まれの体質」を知ることができるという仕組みです。
それは生まれた日によって決まるというよりは、生まれてからずっとその五行の影響を受けながら生活していくことになるので、その体質になっていくという言い方のほうが正しいのかもしれません。
ですので、五行が例えば「33333」なら全部すごい強いのに!とかも残念ながらならないですし、「11111」でいいのにーというわけにもいかないのです。足して必ず「6」になるようにできています。神様はそういうところだけは平等にしてくれているみたいです。
五行バランス鑑定で分かること
「五行バランス鑑定」では、私がお一人ずつ鑑定をして、個別にカルテを作成してから、その方に合った体質についての解説やアドバイスを、LINEで詳しくお送りしています。
五行バランス鑑定で分かることは、
などがあります。
自分の詳しい体質の解説だけでなく、この先どうなりやすいのかといったり、どんな対策をしていけばよいのかといったこともお伝えしています。
単に自分を知る「占い」だけでは、これから(というか一生大事になるかもしれない)どうすれば健康でいられるかというところまでは、詳しく教えてくれたりしないのではないかと思います。
あくまでもまずは「占い」で〝客観的に〟自分の体質を調べた上で、その結果を自分で知ることで、「確かにそういうところがあるかもしれない」と気付くきっかけにしてもらって、
そこから今の現在の〝主観的に〟感じている自分の体調とを照らし合わせていきながら、どう対策をしていけばいいのかを一緒に考えていけるようなものとして、この「漢方占い」のやり方をもっともっと発展させていけたらなと思っています。
ですので、鑑定を受けてみて終わりというわけではなく、一度鑑定を受けられた方はその後いつでも(無料で)LINEでご相談にお受けしていますので、遠慮なく何でも体調について気になることがあれば、メッセージで気軽に送ってみてもらえたらと思います。
それが何かの解決のヒントにつながるかもしれないですし、また私にとってもこの「カンポー占い」のための勉強にもなりますので、ぜひぜひよろしくお願いします。
五行バランス鑑定の仕組み
というわけで、自分自身のコンディションをいい状態にしておくには、「自分自身の五行のバランスを中庸にすること」が大切になってきます。
そして、そのためにはどうすればいいのかというと…
『多すぎるものを抑えて、足りないものを補う』
という、たったこれだけのシンプルなことに行きつきます。
人は生まれながらにそれぞれの五行のバランスを持っています。そこに、季節や天気といった外からの要因や、ストレスや感情といった内からの要因が重なって、それが五行のバランスに影響することで、体調の変化が起こります。
元々、五行のバランスが揃っている人は、例えば「木1火1土1金1水2」の人のように、五行をすべて持っていてバランスが良いのですが、普段はそれほど体調を気にすることがなくても、天気や感情によってそれ以外の五行が影響してきた時に、全体のバランスが乱れやすいといったことがあります。
一方、五行のバランスが偏っている人は、例えば「木0火2土0金4水0」の人のように、五行が0で不足していたり、4で過剰だったりとバランスの偏りが大きいので、普段から五行の影響を常に受けやすく、体調の変化も大きくなったりしますが、天気や感情によってそのバランスがあまり変わったりはしないので、影響されにくいといったところがあります。
また、五行の働きは、漢方で言うと体の機能にあたるのですが、車の装備で例えることができます。
●五行は「1」あれば「標準装備」ということになり、その五行の働きをちゃんと行うことができます。
例えば「木」は制御機能のことで、車の「ハンドル」に当たります。車はハンドルが1つあれば、ちゃんと前に進むことができます。
●「2」あれば「やや多い」ということになり、五行はしっかり働いてくれるのですが、時によっては働き過ぎることもあります。
例えば「火」は精神機能のことで、車の「ガソリン」に当たります。ガソリンが2つあるとめちゃくちゃよく走りますが、燃えすぎると熱が多く発生したりします。
●「3」あれば「多い」ということになり、その五行の影響を強く受けやすくなります。
例えば「土」は栄養機能のことで、車の「エンジン」に当たります。エンジンが3つあるとかなりの馬力は出ますが、車自体が重くなったり、オーバーヒートして体が重だるくなったりします。
●「4」以上あれば「多すぎる」ということになり、五行の影響を強く受けると同時に、他の五行にも影響が出たりします。
例えば「金」は免疫機能のことで、車の「エアコン」に当たります。エアコンが4つあると、車内をすぐ冷やすことができますが、乾燥しすぎたり、また「木」の働き(制御機能)を抑えてしまうので、コントロールがうまくいかなくなったりします。
●逆に「0」だと「不足」ということになり、その五行の働きを十分に行うことができません。
例えば「水」は生命機能のことで、車の「バッテリー」や「電源」に当たり、車を動かすための根本である電気が足りないということになります。そうすると体で言うと、発育が遅かったり、老化が早まったりしやすいといったことがあります。
体質も性格もみんな違って、みんないい
要するに、五行が1つあれば、その働きを十分に行うことができますが、場合によっては1つなので周りから影響を受けてしまいやすいですし、
逆に五行が3つも4つもあれば、その働きはかなり強くなりますが、そのせいで負担がかかったり、他の五行にまで影響を及ぼしたりということになったりするのです。
全部が揃ってて何でもできるオールマイティーなバランス型のタイプの人も、ある特定の部分だけは人には負けない力を持っているユニーク型のタイプの人も、どちらが良いかというわけではなくて、どちらもそれぞれに魅力があって、それがまさに〝個性〟なんだと思います。
「出木杉君とのび太君、どちらにも魅力があるんだ」って、ほんとそうだよなって思いました。この方が言うとまたとっても説得力があるような…。
(↓これです。今は朝ドラよりこっちが楽しみになってしまってる…痛)
体質も性格も同じように、その五行のバランスによって出来上がるその人の〝個性〟なのではないかと思いました。次回は、その個性を伸ばしていく方法について、たっぷりお話したいと思います。
それでは、次回もお楽しみに。サービスサービスぅー。
いつも見ていただきありがとうございます!「漢方茶」を広げていけるような活動をいろいろとやっていきたいと思います。