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【弁護士事務所での働き方】~なぜ掃除が重要か

私がパラリーガル(法律事務職員)になりたいと思ったのは、大学生の頃でした。

大学卒業時にも就職活動をしましたが、私の能力不足でまったく採用されなかったので、一旦、別の仕事をしながら、再チャレンジできる機会をうかがっていました。

無事、24才で最初のA法律事務所に採用され、以後、約20年間、計3つの事務所に勤めました。
その間、パラリーガル・法律事務職員として心がけていたことをご紹介します。


本日は、“掃除” についてです。

朝、出勤したら掃除をするのは、多くの職場で行われていることですね。私も行っていました。
とはいえ、決して隅から隅までくまなく行っていたわけではありません。優先順位を考えてはいました。一番重要な個所は……

もちろん、お客様(依頼者)が目にするところです。

トイレ、廊下、入口の外にある受付電話。お客様が入口から入って会議室に案内するまでに目に付く個所、全部です。
受付電話は、汚れやほこりがついていないかというだけでなく、受話器のにおいも確認しました。コロナ禍になってからはマスク越しなので、唾がつくということは減りましたが……念のため消毒で拭きましょう。

本日のタイトルが “掃除” と聞いて、「なんだ、大した話じゃないじゃん」と思われた方も多いでしょう。では、なぜ、掃除が重要だと伝えたいのでしょうか。それは……

“掃除が行き届いていれば、依頼した弁護士業務においても、細かいことにも気が付いてもらえる事務所だ” と、思っていただけるからです。

日頃から、雑多なことにも気を配っておかなければ、いざパラリーガルの業務を行う際にもアンテナを張れなくなってくるものです。
内側からものを見てはいけません。依頼者がどう思うのかを、外側から見ることを意識しましょう。

エレベーターの中も、ごみが落ちていれば拾っていました。“環境の悪いビルだ” と、不安に思われるといけませんから。

見えない個所は放置していたわけではありませんよ。時間があるときに少しずつ行っていました(笑)

以上

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