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メッシに後光が差す。


いろんな役者に活躍の場が

あって、ちゃんと発揮できた。

ワールドカップ決勝。

大満足な試合でした。


前半は、あら?ゼンチンで?

決まったのか?拍子抜け?

からの後半途中、怒涛のスリル。

延長も互いの意地と鬼スリル。


そしてPKという結末。

おめでとうアルゼンチン。

ありがとうメッシ。


黒いの羽織るのはようわからん。

寒かったのかな、冷房が効きすぎて。

せっかくの瞬間にアラブの配慮は

ご遠慮してほしかった気もする。


前半のアルゼンチンはもう

してやったりの展開で。

やはり1日多い休養は有利。


ポジション予想を裏切り

ディマリア左に置いたのも

面白かったな。


相変わらず独特の表情。

小動物系の子分肌顔。

ルッキズム丸出しお許しを。


でも獰猛なんだよな笑

デンベレを手玉にして食って。

いけるところまでいったると。


ホントに全員がよく動いてた。

メッシもよく守備してたほうで。


デパウルが顔を真っ赤にしながら

必死に走り回り、勝つんだと

前進し続け、全身全霊を体現。


ゴール前でシュートを倒れながら

放ったかと思えば、すぐに立ち上がり

全力でボールや相手を追いかける。

その表情が印象的だった。


前半そのまま終わると

流れをすべて持っていかれると

瞬時に判断した相手のデシャン監督。


あのタイミングで交代する。

大黒柱的な存在を降ろす決断。


相手が気持ちよくハーフタイムに

入ってしまうと修正が難しくなる

そのアルゼンチンの気持ちを崩す。


思い通りにやらせないぞという

意思や自分の選手への荒療治も。


いずれにしても、激しく当たる

前半の狡猾な部分も存分にみせ

有利に進めたアルゼンチンに

「オイ!コラァ!」と噛み付いた。


コレですよ、コレ。コレが必要。

そういう流れを読んで常識を超える。

そういう人が監督にいるフランス。


いい感じで後半入られると

良くないと判断して実行した。

日本人監督には無理な「決定力」


決めてしまっていいのか?

田嶋がまずは降りるべきでは?

そちらの決定は早すぎないか?

決めて逃げたいだけだろう。


アイマール、アジャラ、サムエル。

監督含めアルゼンチンを支えたのは

記憶に新しい世界的な名選手たちだ。


あえて96アトランタ世代くらいまで

協会の布陣も若返りを図るべきとき。


世界の扉を開いた先駆けの世代まで

あえて刷新するのも先見の明となる。

そして同世代くらいの外国人監督を。

デシャンも代表監督は40半ばで始めた。


何やっても構わないよ

責任は取ってねその代わり。

そう言われてもやる気持ちは

同じかも知れないが。


我々の想像より一歩早く上をいく。

先を意識して、奪いに動いてくる。

その判断の意識の差がある。

本当に尊敬に値する決断だなと。


絶対、後半入ってからにする。

ハーフタイム、事前に最終確認してから。

だから、そのぶんだけホントに

致命的な遅れになってしまう。


その判断の速さ、決断の早さ。

実際に実行するところ

そして流れを変えるところまで。

監督としての質が違うなぁと。


選手をただパターン寄りで

変えるだけでなく常識より

早いタイミングで動くその決断。

デシャンすげーなと思った。



モリヤスの判断は悪くいえば

予定調和のニオイがプンプン。

デシャンのそれとは違う。


瞬間の判断、決断と実行。

真似じゃない胆力みたいなもの。

日本もあえて根こそぎ刷新すべき。


フランスは選手を変えながら

疲れも見え始めたアルゼンチンを

少しずつ凌駕し始めてボールを奪う。


大人しすぎたエースが

一気に決めた。

一気に試合が動く。


激流になった試合の流れは

エムバペより速く鋭く

加速していった感じだった。


そこからの攻防、延長戦。

ここまでの疲労もあるが

フレッシュな選手を次々と入れ

活性化を促して流れを引き寄せた。


お互いあと一歩のところの

運不運を受け入れながら進む。

瞬間瞬間の勇気と決断の繰り返し。

駆け引きも狡猾さもすべて見れた。


そして最後、メッシに後光が差した。

マラドーナはゴール裏まで降りて

相手GKロリスにマジナイをかけた笑

最後まで神の手を発揮したのかも?


マラドーナは夜が明ける前まで

見守っていたのだろう。

アルゼンチンの昼間の空と交互に

祝福を見比べながら満足して。


カタールの夜明け前の歓喜を

選手とともに楽しみ

空からフワッとギュッと抱きしめた。


そして最後は故郷の空へと

笑顔で去っていた。


アルゼンチンカラーの空に

包まれながら、ゆっくりと。

メッシに託した夢の実現を

満足げに噛み締めながら。


おぉ、サッブいすね笑

我ながらカッコツケはダメだな。

う◯こち◯ちー◯、です笑

これくらいのオチでちょうどエエ。




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