見出し画像

こころではたらく

生きていると、傲慢になることがある。

傲慢ってよくわからないけど、

つまり、感謝の心を忘れるってことなんだと思う。

今この瞬間、身体が動くこと。

スマホを使える財があること。

あたたかいストーブがあること。

やさしい家族がいること。

働ける場所があること。

雇ってくれていること。

家があること。

書き出したらキリがないけれども、

私は時々、この有り難みを忘れてしまうときがある。

そんなときは大体、「おいっ」って、
それこそ神様から突かれているような出来事が起こるように思う。

最近は、働き方。

教員の歴も長くなってきた。

ある程度、「こなす」こともできちゃうようになってきた。

それも、良し。

だけど、多分、そのままいくと、
大事なことを見失う。

なんのために教職に就くのか。

なんのために働くのか。

この問いは、私にとっては、

なんのために生きるのか、に繋がる。

ライフワークってやつだ。

働くって、「側を(はた)を楽にすること」なんだよって
教えてもらったことがある。

そのときは意味がよくわからなかったけど、
最近ちょっとずつわかってきた。

働くってことは、誰かを笑顔にするってことなんじゃないかなと。

私は、自分が生きることを通して、

誰を笑顔にできるだろう。

何をして、笑顔にできるだろう。

それはやっぱり、「こなす」じゃ辿り着けない気がする。

どこを使って働くか。

もちろん頭もすごく大事。

でもやっぱり、心なんじゃないかと思う。

できてないことはたくさんある。

でも、じゃあ、今の私にできることを、冷静に。

芯を込めて。

こんなことを考えながら生きられるのは、
実はとっても幸せなことなんだろうなぁとも思う。

悩みは有る。尽きることはない。

でも、それは生きてるから。

私は生きててよかったなぁと思う。

だから、自分にできることを、心を込めて。

心で働く。できる範囲で。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?