おばらけいこ

鹿児島発祥の地「上町」在住のフリーライター。主に観光、歴史、グルメ情報系。 地元タウン…

おばらけいこ

鹿児島発祥の地「上町」在住のフリーライター。主に観光、歴史、グルメ情報系。 地元タウン情報誌編集部→福岡でフリーライター兼フリーター→鹿児島にてフリーライター、トータル30年。 かごしま検定グランドマスター。時々地域のお世話係。推し様:THE ALFEE、上川隆也氏、平田広明氏。

最近の記事

恐るべし、ワンピースの世界

 私にはいわゆる「推し様」が3組いて、その中でも一番「歴」の浅いのが平田広明さんなのですが、「推し様」となったのは2018年からです。もっとも、かれこれ30年ほど前、そのお声はよく聞いていたのですが(そう、「ER」ですね)、すっかり記憶の奥底に眠っていました。  そんな平田さんの声の代表的なキャラクターに「ワンピース・サンジ」があります。ただ、私、平田さんに沼るまで、この「ワンピース」というアニメを見たことなくってですね。もちろん2018年時点で20年近くアニメが放送されてい

    • 好きなものは好き 9~上川隆也さん

       今日、5月7日は俳優の上川隆也さんのお誕生日です! ちなみに今年で59歳になられます。  ということで、今日はなぜ私が上川さんに沼ってしまったのか、を書こうと思います。  上川さんに沼ったのは忘れもしません、2015年10月11日、ドラマ「エンジェル・ハート」第1回放送の日です。はい、主人公・冴羽獠を演じていた上川さんに、がっしりとハートを掴まれてしまったのです!  もともと、北条司さんの「シティー・ハンター」はアニメをリアルタイムで楽しんでいた世代。獠ちゃんについては特

      • 一気に満身創痍

         人間、50年以上も生きていると身体のあちこちに何かと支障が出てくるもの。かくいう私も今年になって病院通いが続いています。  まずは糖尿病。これはもう、10年近く前から危険と指摘されていたのですが、治療を避けてきていました。ただ、母、姉、兄と同じ病気なのでついに観念したという形です。  ではなぜ観念したかというと。私はフリーランスなので国民健康保険です。すると居住市から年に1回、無料で受けられる「特定検診」の利用券が送られてきます。いわゆる集団検診ですね。その検診がきっかけ

        • 好きなものは好き 8~踊る大捜査線

           ついに情報が公開されましたね~、「踊る大捜査線」シリーズの新作映画。今年の秋に公開とか。どうやら『容疑者室井慎次』の続編となるようです。近いところでは朝ドラで頼りないしいい加減なところもある、でも優しいお父ちゃんを好演されていた柳葉さん。それなりの年齢もキャリアも積み重ねたどんな室井さんを見せてくれるのか、いや~、楽しみですねえ。  ということで、「踊る大捜査線」大好きです。大好きでした?いや、やっぱり大好きだなあ~。  テレビシリーズの後半からハマって、“事件は会議室で

        恐るべし、ワンピースの世界

          またひとつ、歳を取りまして。2024

           今日は53歳の誕生日です。  実は2年前の誕生日直後にも投稿しているのですが、読み返してもあまり変化がない…ということで、タイトルは同じで2024だけプラスしてみました。  でも2年前とほとんど変化がないということは、ある意味幸せでもあるんですよね。世界を見回せばウクライナやパレスチナなど、日本でも能登半島の方など、それまでの暮らしが激変した方も多いわけで、、、。「相も変わらずのんきに暮らしています」というのは物凄く幸せなことなのではと思わずにはいられません。  そんな

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          鍛えるべきは人間力と思わされた出来事

           今日の午前中のこと。地域で高齢者対象のグラウンドゴルフ大会が開催されました。私はそこに参加する方に渡したい物があったので会場に行くと、、、参加者の男性Aさんが数人に囲まれて椅子に座っていました。どうもAさんの様子がおかしいとなりプレーをはずれていたのです。Aさんとは私もつい数日前にお会いしたばかりだったのですが、確かにその時に比べ目に力がなくしゃべり方もモソモソとつぶやく感じでした。    結局、地域の民生委員をされている男性Bさんと私とで自宅へ送っていくことに。Aさんは現

          鍛えるべきは人間力と思わされた出来事

          スーツに弱い

           〇も✕もつかないおひとり様暦半世紀以上ですが、推し様方のお陰で楽しい人生を過ごしています。そんな私の「推し活」原点のひとつにスーツ萌があるのではないかと思います。ではそのスーツ萌はどこからだったろうかと考えると、なんと小学生にさかのぼります。  私が11歳の時に連載が始まった竹本泉さんのマンガ「あおいちゃんパニック」の登場人物、森村くん。彼が私のスーツ萌の原点と言えます。  舞台となったのは私立の中高一貫の学校で、黒のブレザーにネクタイ姿でした。当時の私の住む地域に学ラン

          好きなものは好き 8~コーヒー

           コーヒーが好きです。丸1日コーヒーを摂取しなかったら調子が狂います。だいたい、1日に500mlは飲んでいます。私は喫煙はしないのですが、もしタバコのように飲む場所が制限されたり、どんどん税金が上がって価格上昇したら暴れる自信があるくらいには好きです。  初めてコーヒーを飲んだのは多分、小学生の頃。母方の祖母宅に行くとネスカフェのインスタントコーヒーとクリープが置いてあったのがとても印象的でした。なんでしょう、大人の飲み物だからとあまり飲ませてもらえなかったので(恐らく高価

          好きなものは好き 8~コーヒー

          好きなものは好き7~THE ALFEE-2

           好きなものがあれこれある私。何か書こうと思うと好きなことが浮かぶので、性懲りもなく「好きなものは好き」の第7弾。しかもTHE ALFEEの2回目です。  ご存じの方もいるかもしれませんが、THE ALFEEというグループは今年がデビュー50周年です。いや~50年ですよ、半世紀ですよ。しかも、50年間ほぼず~っと、活動していますからね。売れない時代も含め、ずっとライブを続け、新曲を作り続けてます。それ以外にもラジオ番組やったり、写真撮って展示会したり、ギターいっぱい集めたり

          好きなものは好き7~THE ALFEE-2

          2024年の始まりに

           令和6年、2024年が始まりました。  本来であれば、新年の挨拶を述べたいところですが、1月1日16時10分頃、石川県能登地方を震源とする震度7の地震が起こり、日本中から正月気分が吹き飛びました。そんなことを書いている最中にもまた緊急地震速報が、、、。神様なのか仏様なのか、どなたにお願いしていいのかわかりませんがどうか、もうこれ以上の災いを被災地に、日本に起こさないでください。お願いします。  さてこのnoteですが、一昨年の2月、仕事ではない場所で文章を書いてみようと思

          2024年の始まりに

          2023年の終わりに

          2023年、令和5年があと1日で終わります。 ここの投稿も1年以上ほったらかしでした。 まあ、何だかんだとありすぎた1年、無事に昨年より時間経過の体感速度も早くなり、まさしく「あっちゅうまに」過ぎた気がします。 2023年の終わりに思うことは、 2024年は改めて自分の思ったことをここで書いていこうということ。 とりあえず、そんなことを考えていた2023年の12月30日でした。

          2023年の終わりに

          鹿児島県民教育文化研究所の半年解体延期について

           これまで鹿児島市春日町にある「鹿児島県民教育文化研究所」の解体問題について触れてきました。地元に住み、イベントなどでこの築80年以上の豪商の邸宅だった和風建築物を利用させていただいていた者として、あまりにも唐突で「財政難」を理由に解体が強行されようとしていたことに憤りを感じたからです。  その後、解体に心を痛める人々が各方面でアクションを起こし、4000筆を超える解体延期嘆願書が所有者である鹿児島県教育会館維持財団に提出されました。また鹿児島市議会、鹿児島県議会でも自民党

          鹿児島県民教育文化研究所の半年解体延期について

          鹿児島県民教育文化研究所の解体延期を望む

           今年の5月に入りにわかに漏れ聞こえてきた「鹿児島県民教育文化研究所」解体の情報。6月初めに「解体業者との契約締結」という情報が入り、ここでもこれまでの思い出などを綴ってきました。  参院選後、地元紙に「所有財団が解体を決定した」という“事実のみを報じる”記事が出ました。さらに8月に入り地元テレビ局が研究所内外の美しい映像とともに「旧藤武邸が解体される」という事実を報じたことで、多くの鹿児島県民に「鹿児島県民教育文化研究所」の存在と解体のニュースが届きました。  この間、私

          鹿児島県民教育文化研究所の解体延期を望む

          【連載】鹿児島県民教育文化研究所の取り壊しに思う④

          ここまで「鹿児島県民教育文化研究所」を利用してきたものとして思い出などを綴ってきました。 今まではあまり所有者に触れませんでしたが、取り壊しのことがSNSなどで少しずつ知られるにつれ「行政はなんてことをするんだ」と鹿児島県や鹿児島市が所有者だと勘違いされて憤慨する方もいらっしゃるようです。しかし所有者は「財団法人鹿児島県教育会館維持財団」です。県や市ではありません、あくまでも「財団法人」です。 ではなぜ、戦前に建てられ、鹿児島大空襲の戦火も逃れたこの木造建築物を壊すのか。

          【連載】鹿児島県民教育文化研究所の取り壊しに思う④

          【連載】鹿児島県民教育文化研究所の取り壊しに思う③

          「鹿児島県民教育文化研究所」の取り壊し問題。なぜ所有者がこのような結論に至ったのかを推察はできても、それでもやはり、取り壊しには納得できない自分がいます。それは財団の所有物となった後、一時期かなり閉鎖的な場所だった研究所が2000年代に入ってから少しずつ、地域の人々に開放されるようになり、私も所属するまちづくりグループや他団体が様々なイベントで利用させてもらっていたからです。その繋がりもコロナ禍があったとはいえ唐突に断ち切られようとしていることが、悔しく、そして悲しいのです

          【連載】鹿児島県民教育文化研究所の取り壊しに思う③

          【連載】鹿児島県民教育文化研究所の取り壊しに思う②

           戦前に建てられ、太平洋戦争での空襲も免れた「鹿児島県民教育文化研究所」の取り壊しを知ってから、ここで過ごした時間をいろいろと思いだす日々を送っています。  私は鹿児島県の南薩地方の出身で、現在暮らしているエリアには16年ほど前に引っ越すまで縁もゆかりもありませんでした。鹿児島発祥の地「上町(かんまち)」と呼ばれる歴史の宝庫のようなところだということも知らずに、家賃と間取りだけで住処を決めたのです。  ほとんど知り合いもいない場所に住み始めたことと、年齢的なこともあったので

          【連載】鹿児島県民教育文化研究所の取り壊しに思う②