Twitterをどう活用するか?に発信歴8年目コーチの僕が見出した答え
僕の使っている『おはなし屋なおと』はビジネス用のアカウントだ。Twitterアカウントを作った当初の目的は集客だった。
情報発信をしてオンラインでお客さんが取れたら地方移住ができるんじゃないか…?始めた当初はそのくらいの気持ちだったが、今は「なんでもとりあえず呟いてみるアカウント」になっている。
アカウントを作った当初は違った。「フォロワーを増やすにはどうしたらいいか」と言うことを研究し、実際に朝から晩までツイッターをしていた。
で、ある時に気づいた。
「こんなに頑張ってフォロワーを増やしても、自分のビジネスとはあんまり関係ないんじゃないか?」と。
その辺りから「自分なりのSNSとの付き合い方」を考えるようになった。
ある時にふとツイートを投稿しようとした時に気づいたことがある。
Twitterの投稿画面には薄いグレーの文字で「今何してる?」と書いてあるじゃないか。
そうか、Twitterは「今何してる?」を呟くための場所なんだ。なるほど。
だったら今何してるかを呟いてみよう。
でもこれだけじゃあなんの情報量もないな。なんで散歩しているのかを書いてみよう。
お、なんか『ビジネスをやっている人のつぶやき感』が出るぞ。なんかいい感じかもしれない。
そこから僕はありとあらゆる「〇〇なう」を自分の活動と結びつける形で書いていった。
「料理なう」とつぶやきたくなった時は、こうした。
こんなつぶやきをしていると、徐々に反応が返ってくるようになった。
もともと僕のTwitterはリアクション数が少ない割に、「全くいいねも押さないけれど毎回見てるよ」という人の数が多い。
なぜそんなことが言えるのかと言うと、個人的に頻繁に連絡が来るからである。
ああ、みんな見てるのね。こっちはリアクションが少ないから誰も見てないと思ってたけど、意外と。
確かに僕が人の投稿を見るときもほとんどリアクションしない。でも直接つながっている人の発信は見ている。ほとんどカバーする勢いで見ている。
これか。これがTwitterの使い方なんだ。なるほどなあ。
この経験から僕はTwitterを「今何しているかを共有する場所」として位置付けている。
もちろんフォロワーなんて目に見えて増えることはない。
でもnoteやYouTubeで新しい人との接点は増えているので、まあいいかと割り切っている。
Twitterは「今何してる?」を呟く場所にしよう。そう考えるようになってから、1回もツイートしない日がほとんどなくなった。
そして自分が今やっていることが常に僕のタイムライン上に掲載されるようになったので、直接つながっている人やクライアントさんとの距離感が一気に近くなった。
イメージ的にはインスタのストーリーに近い。
「今こんなことをしているよ」「今日はこんなことを考えたよ」ということを共有する。
ブログを書こうかなと思った時には思考を整理するついでにツイートをする。
本気で伝えたいことはYouTubeやnoteで書く。
そうするようになってから、Twitter単体での数字の伸びはないけれど「Twitterでつぶやいていたからこそできたコミュニケーション」が圧倒的に増えた。
そして今日も僕は「今何してる?」をつぶやいた。
そしたらこうなった。
僕の生活にはこんなことが頻繁に起きる。クライアントさんからも「おはなし号!!」というメッセージがLINEに届いた。
コメダによく行っている時期に誕生日が重なった時は、コメダのコーヒーギフトが大量に届いたこともある。
「おはなし屋なおとと言ったらコメダ」というイメージが定着した。
この車もTwitterで「noteの売上で買ったおはなし号です」と言いまくっているので、初めてのセッションのお客さんをこの車で迎えに行くと「おはなし号だ!!」と喜んでもらえる。
いい循環じゃないか。
Twitterがなくても出会いはあるけれど、Twitterがなければ深められなかった関係がたくさんある。
だから僕はTwitterに「今何してる?」を投稿し続けている。
これはちまたで言う『ブランディング』というものではないだろうか?
僕が頻繁に森に行っていることも、全国各地からお客さんが会いにきてくれていることも、フォロワーさんは知ってくれている。
それだけで十分なのである。
あ、そういえばTwitterじゃなくてXだったっけ。プラットフォームを使わせてもらっている人間として正式名称を使わないのはよくないよね。気をつけないと。
やっててよかった、Twitter。
いただいたサポートはミックスナッツになって僕のお腹の脂肪として蓄えられます。