何を発信したらいいのか問題について【結論:内容はあんまり重要じゃない】
「発信をしたいけれど何を書いていいかわからずに手が止まってしまう」
「ブログ?YouTube?ラジオ?考えているうちに時間だけが経っている」
情報発信はこのご時世で最もコストパフォーマンスの高い活動の一つだ。
誰でも無料で始められるのに、大きなメリットを享受できる。
特に個人で経済活動をしている人間にとって、発信活動は「やらない理由がない」と言い切れるほど重要なことだ。
僕は「仕事の時間の半分以上を発信活動に割いてもいい」とさえ思っている。
なるべく構えることなく自然体に、息を吐くように出したコンテンツが、人の目に留まり大きな恩恵を生んでくれたことは、1回や2回ではない。
毎日のようにアウトプットを積み重ねている人はこの感覚を知っている人だ。
無料でできる。
リスクもほとんどない。
必要なのは「続けること」だけ。
スーパーローリスク、スーパーハイリターン。
それが情報発信。
こんなにも素晴らしいものなのに、なかなか情報発信を続けられずに悩んでいる人がたくさんいる。
なぜなら情報発信は会社で取り組む仕事のように「何かをしたらすぐにフィードバックがある」ものではないからだ。
毎日投稿しようが誰からも何の反応もない。
まるで海に石を投げているかのような感覚に襲われる。
だから不安になる。誰に褒められることもない。誰に怒られることもない。
「自分の中での意味づけ」がはっきりしていないと、ぬるっと手が止まってしまう。
それではもったいないのだ。
「何を発信したらいいか?」という問いに関する答えはこうだ。
「何を発信しようとすぐに反応が返ってくるもんじゃないから、下手でもとにかく出すんだよ」
個人的な活動の一環として発信に取り組みたいなら、気が向いた時にTwitterでつぶやくくらいのことからはじめたらいい。
ビジネスの一環として情報発信に取り組みたいなら、最低でも3ヶ月は毎日コンテンツを作って出す。
信じて90回やってみる。
プロ野球選手になりたいなら必死こいて練習するのは当たり前。
情報発信を通してお金を得る覚悟があるなら、何の成果が得られなくても90回繰り返すくらいのことは、していい。
内容なんてどうでもいい。
素人がどんなに内容を作り込んでもたかが知れてるから。
下手くそなら下手くそなりに「今できる全力を出す!」が正しい。
下手くそだからこそ、上達も目に見えるから楽しい。
発信のコツは、楽しむこと。
ビジネスを絡ませたいなら特に、楽しむこと。
楽しんでいない人間の発信は、どれだけ上手でも見るに堪えない。
上手なコンテンツは『役に立つ』ことはできても、『心を震わせる』ことはできない。
どうすれば心を震わせられる?
本人の心が震えていること。
自己表現なんて最初からうまくできなくて当たり前。
3ヶ月毎日出したって、それでもやっぱり見るに堪えないレベルなのも当たり前。
毎日頑張ってるけどお客さんが来ません?当たり前。
でもやめちゃダメ。
大事なことは続けること。
続けるために大事なことは、楽しむこと。
下手くそで良いじゃん。
人参ぶら下げられないと走れないような人になっちゃいけないよ。
他人のために頑張るんじゃないよ。
自分のために頑張れ。
以上。個人で生きるものたちよ。健闘を祈る。
いただいたサポートはミックスナッツになって僕のお腹の脂肪として蓄えられます。