コーチングで稼いで独立したいなら、バックエンド商品を作ろう 【コーチのビジネス講義】
おはなし屋なおとです。
あなたは「バックエンド商品」という言葉を聞いた事がありますか?
「すでにバックエンド商品を売っているよ」というあなたは、きっとそれなりに稼いでいる人でしょう。
「知ってる知ってる、自分もいずれは売りたいですね」と思ったあなたは、この記事を読んだら今すぐにでも商品の制作に取り掛かってください。
「バックエンド?なにそれ?」と頭に?を浮かべたあなたには、今回の記事は今後のコーチ人生にとって転機になることでしょう。
心して聞いてください。
という事で今日はこの「バックエンド商品」について話していこうと思います。
ちなみに僕はコーチ初日から「バックエンド商品」を売って今日まで生きてました。
僕がコーチとして食っていくには、それしかないと確信していたので。
それではバックエンド講義、スタートです。
そもそも「バックエンド商品」とは?
バックエンド商品とは高単価な自社サービスのことです。
コーチなら長期のコーチング契約などですね。
個人単位のビジネスなら、一般的に1本30万円〜くらいの商品のことを「バックエンド商品」と言います。
「バックエンド」という言葉を直訳すると「後ろの終わり」です。
要するに「本当に売りたい一番利益の出る商品」という意味です。
高額な商品は「買いませんか?」と手当たり次第に声をかけても売れません。
ですからお客さんと信頼関係を構築して、「最後の最後に」提案するサービスがバックエンド商品になります。
なぜバックエンド商品が必要なのか
コーチという職業は時間を切り売りしてサービスを提供しますよね。
1回に1万円の単価でセッションが売れるコーチになっても、1日2人×20人でコーチの時間に限界が来るでしょう。
しかもそれはあくまで「予約をパンパンにできたコーチの場合」であって、「1ヶ月に単価1万円で40人を集客する」なんてそもそも無理な話。
コーチがコーチングを提供して生計を立てるには「単発売り」をしてはいけないのです。
『バックエンドが売れるようになってはじめて月収30万円のラインを越えられる』と認識して間違いはないでしょう。
バックエンドはどうやって作る?【結論:オーダーメイドでサービスしましょう】
バックエンドの作り方には個人差が出るので、一言で「こうやればいいよ!」と言えるものではありません。
イメージは「高単価なオーダーメイドサービス」です。個人だからこそできる関係性の上で、あなたにしかできないサービスをする。
オーダーメイドの服が高いのと同じ理論です。
そのブランドが好きだから、ストーリーに共感するから、高くてもそのブランドで作った服がほしい。
しかも自分の身体に合わせて大好きなデザイナーさんが作ってくれようものなら、他の服とは全く違う意味を持つ宝物になりますよね。
こだわりがない人はユニクロに行けばいい。ユニクロだって質が低いわけではありません。
「それなりに高品質で安いサービス」を求めている人と、「高くても自分が心からほしいと思えるサービス」を求めている人では、そもそも根本の性質が違うのです。
「誰でもいいからコーチングを受けたい」という人は、あなたのお客さんではありません。
「あなただからこそコーチングを受けたい」という人を相手に、キメの細かいサービスを提供していくということです。
高額なサービスを扱うイメージができない時は
バックエンド制作に取り掛かかると「自分が高額なサービスを売るなんて想像できない」と感じてしまうと思います。
それが普通の感覚です。
「自分で作ったサービスを数十万円で売る」だなんてありえない。
でも「そんなありえないことができる人」だからこそ、コーチングで食っていくという「ありえないこと」ができるのです。
「頭でわかっていても高額を扱うのはどうしてもイメージできないよ…」という人は、一度高単価なサービスをお客さんとして購入してみたらいいのです。
高額のサービスを買うことで得られる価値は、高額のサービスを買うことでしか実感できません。
高額なサービスを扱うコーチは「クライアントさんが自分のために高額なお金を支払うこと」を変化の推進力に利用しているので、この感覚は1度体感してみたほうがいい。
コーチとしてバックエンド商品を売っていきたいなら、まずは自分が誰かのバックエンドを買うことです。
コーチを選ぶときのお客さんの気持ち、高単価を払うと決意するまでの流れ、実際に払った後にクライアントに起こる変化、全てが最高の資料になるはずです。
とにもかくにもバックエンドを作ろう
バックエンドを作って販売することは、食えているコーチにとっては当たり前の事です。
むしろバックエンドなしにコーチングで生計を立てている人のほうがすごいくらい。
冒頭でも書きましたが、僕はコーチになった初日からバックエンド商品を販売してきました。
1本売れば1ヶ月生きていける。そんな単価感の商品を扱い続けてきたからこそ、今日までコーチを続けられているのだと思います。
ぜひあなたもバックエンド商品を作ってみてください。
バックエンドを扱っている人の売り方を研究したり、実際に自分が買ってみたりすることが大事です。
あなたのコーチビジネスが豊かなものになりますように。
それではまた明日、この時間にこの場所で。またね。
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