マガジンのカバー画像

おはなし屋のエッセイ

349
自由に書きます。暮らしの話、プライベートの話、ちょっと軽い話。
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

今暮らしている場所で限界を感じたら、飛行機に乗ってください。

僕は起業の世界に飛び込んでから、「お金の稼ぎ方って本当に色々あるんだなぁ」と思うようになりました。 地方出身の僕はそう言われて育ったので、なんとなくお金って、学歴のある人か苦労して資格を取った人がもらえるものだと思ってました。思ってる人、いない???学歴とか資格とか関係なく稼げる世界もあるらしいよ????知ってた?????(僕は知りませんでした) 地方から東京に出てきて一番驚いたことは「お金の話をしても誰もイヤな顔をしないこと」でした。僕が出会った人がたまたまそうだっただ

コーチビジネスは売上を第一目標にしないほうがいいと思う理由 【生涯収支を考える】

僕のセッションでは 「売上」を第一目標に しないようにしています 理由はシンプルで 自分と離れた売上の出し方をすると 「続かない」からです コーチに向けた 「売上を出すための塾」は 世の中にたくさんあります マーケティングが上手い人は 本当に桁1つ2つ違うレベルで 稼ぐ力を持っているので ノウハウを教えてもらうだけで 月商が10倍になる、なんてことは ザラにあるのがこの業界です でも、これって 短期的な売上が伸びているだけで 長期的

サービスを売るときに「お金の話をしたら関係性が壊れるんじゃないか」と心配な人へ

その感性はめちゃめちゃ正しいです 「お金の話は野暮」というのが 日本人的な感性 そもそも論としては 「お金の話をしたら空気が悪くなる」 という雰囲気自体がおかしいと思いますよ 毎日のようにお金を使って モノやサービスを買っているのに 個人的な関係でそれをするのはダメ なんでやねん!っていう話ですが 僕たちの生きる文化圏はもう そういうふうになっちゃってるので 仕方がない だとしたらどうするか? 何をどうすれば自分のサービスの話を 相手との関

「起業したいのにしない人生」の方が僕は怖かった。やりたい気持ちに嘘はつけない

僕は起業に出会って人生が変わりました。いや、「変わった」と言うのは少し違うと思います。「変わり続けています」が感覚的には正しいかもです。毎年、毎月、毎週、毎日、毎時、新しい発見があります。楽しいです。 この楽しいは「何にも責任感がなくて楽」というニュアンスではありません。辛いことも大変なことも楽しくなくちゃ起業する意味がない!と思いながら生きている。だからトータルで楽しい。そんな感じの人生を送っています。 だから僕は「こっちにおいで!」という意味も込めて発信をしています。

北海道出張ふりかえり書き殴り#1

北海道出張について考えていく。楽しかった、とにかく楽しかった。何が楽しかったのかというと、旅そのものが楽しかったのもあるが、旅の前も楽しく、旅の後の今も現在進行形で楽しい。 6月のほとんどは北海道のことを考えながら過ごした。北海道にいるときはもちろん北海道のことを考えて過ごした。7月になって帰ってきてから今に至るまで、北海道のことを考えて過ごしている。 九州の7月は暑い。車の温度計は37度を示している。暑い、と思うたびに十勝の生肉屋の前で若鶏を焼いていたおじさんたちを思い

『自分の経験を売る』という概念

「あなたの話をお金を出しても聞きたい人がいるんですよ」と言われてどう感じますか。「そんなアホな」と思う人もいるでしょう。僕もそうでした。 初めて起業をした時、「ブログを書いてお金を稼ぐ」という方法をお金を払って習いました。自分でお金を払って習い始めたくせに、「ブログなんか書いてどうやって稼ぐっちゅーねん」と完全に疑っていました。 この時の考えのそもそもの根底には「仕事とは苦労の対価としてお金を得るもの」「会社に勤めて大変な思いをしないとお金は手に入らないもの」という前提が

万全の状態で戦えている人間の方が少ない

なあそうだろう?忙しいよな。仕事、子育て。何年も前から積み上げてきたキャリアプラン。「挑戦したいけど今じゃない」と考えてしまうことは誰にでもある。 時間が十分にあって、お金が十分にあって、健康で、周りの人に応援されながら、子供も手がかからないところまで育ってから。そんなこと言ってたらいつまで経っても挑戦なんてできないんだよな。 わかるよ。そんなことは自分が一番わかってることも、わかるよ。でもな、万全の状態で戦えている奴なんてどこにいる?家庭がある。そりゃみんなあるよ。子育

起業生活の『原点』とも言える本の紹介します【頑張っても報われない本当の理由】

読書自体が大好きで今まで結構な数の本を読んできたけど、人生を変えてくれた本というとこれ。 「もうこれ以上何を頑張ればいいんだ…?」という時期に本屋で見つけて、読めば読むほど気持ち悪くて(確信を突かれすぎて受け入れられない)、でもこれだなって思って心屋さんの著作全部買った。 この本に書かれていることは今流行りの「人生をうまく生きるハック」ではなく「生き方を変えないとあきまへんで」ということで、死ぬほど頑張って生きてきた自分としては人生を全否定された上に全肯定されて、もう意味

触れられないけどすぐそばにある世界。起業とパラレルワールドについて

起業したらパラレルワールドに行けるんですよ。いや、別にファンタジーの話とかではなくて。 パラレルワールドというのは一言で言うと「近くにあるんだけど触れることのできないもう一つの世界」のような概念です。ハリーポッターの『9と3/4番線』みたいな。 誰でも知っている場所に実は異世界の扉があって、特別な工程を踏むとそこから向こう側に行ける、的なね。 いやいや、別に高価な壺を売りつけようとはしてないですよ。 ただ僕たちの世界は繋がっているようで繋がっていなくて、起業をすること

「ありのままの自分で発信」することが本当に大切なことなのだろうか?

「発信で素の自分が出せない」と相談をもらうことがよくあります。素の自分。ありのままの自分。コーチングをしているとよく話題に上がるテーマでもあります。 「おはなし屋なおとさんはありのままの自分を貫いていますね」とご評価いただくこともあって、まあそう言われると悪い気はしないのですが、そのフィードバックに対してちょっと違和感を覚えるところもあるんですね。 なので今日は『ありのままの自分で発信できない問題』について読者の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。少々お付き合いを。

コーチングのお客さんが欲しくて始めたnoteも705記事。結果は出たのか?

noteに記事を投稿し始めて4年半が経ちました。書いた記事の本数は705本。書き始めた目的は「オンラインでコーチングのクライアントを獲得したい」と言うものでした。 同じような目的でnoteを投稿している方も僕の読者には多いのではないかなと思います。 今日はnoteを書きつづけた4年半を振り返りながら、これからnoteで発信活動をしてコーチングのような無形サービスを個人で販売していきたい人に向けて、僕なりの結論とどう立ち回れば良いのかという話をしていきます。 読者さんが一

叫び続けよう。「私はここにいる!」と。

情報発信を続けるコツは、叫び続けることです。 私はここにいる。見つけてくれ。辿り着いてくれ。 一度叫んだだけでは届かないかもしれない。 100回叫んでも声が枯れるだけかもしれない。 でも200回叫んだら?300回叫んだら?届くかもしれない。 今日書いた文章が届かなくても、3ヶ月前に書いた文章が、今日届くかもしれない。 自分では認識すらできないどこかの誰かが、あなたのブログを読んで泣いてるかもしれない。 今日書いたブログが明日誰かを連れてきてくれるわけではないけれ

ひとり起業家に冬は2度やってくる

日本には四季がある。 冬、春、夏、秋。 それぞれのシーズンに魅力があり、季節は移り変わっていく。 起業も同じように冬の時期、春の時期、夏の時期、秋の時期がある。 起業の世界は常に右肩上がりで結果が出るというものではない。 人によっては苦しい冬の時期が長く続くこともあるし、春、夏、秋と日の目を浴びる時期が目立つ人もいるが、ずっと同じ場所に留まることはできない。 もし今ビジネスをしていて苦しい時期にあなたがいるのであれば、必ず春は来ると思っていただきたい。 起業家に

「起業は難しい」という先入観が一番起業を難しくするのでは?

僕はコーチング起業を8年間やってきてますが、ぶっちゃけ起業は難しくないと思います。もちろんこれは僕の主観なので何の客観的根拠もない話です。 でも、起業において「起業は難しい」という先入観そのものが起業を難しくしているというのも事実としてあると思います。 確かに、起業は一般的な働き方ではありません。自分で仕事を作るわけですから、うまくいかない人も当然います。 挑戦する人とうまくいく人の割合を考えてみても、簡単ではないことは確かです。 まあ、簡単ではないことは僕も認めます