オルタナティブ教育って何?
こんにちは、おあです🤗
3児子育て中で、小学生の娘2人はホームエデュケーションを選択しています✨
子どもたちが毎日を楽しく、自分らしく過ごせる社会にしていくために、これからの学びの在り方について考えるnoteです📒
今回は、「オルタナティブ教育って何?」というテーマで書いていきます🖋
■オルタナティブ教育とは
みなさん、「オルタナティブ教育」ってご存じですか?
「オルタナティブ」とは、「主流とは別の選択肢」「代わりとなる新しい何か」を指す言葉です。
「既存のものにとって変わる新しいもの」という意味があります。
■日本の学校の分類
オルタナティブスクールは、「❝学校教育法❞には基づかない、文部科学省が示すカリキュラムとは異なる学習方法や教育方法を実践する学校」のことです🏫
今、日本には大きく分けて2種類の学校が存在しています☘
大雑把に言うと、1つが「国に認可された文部科学省の示すカリキュラムに基づいた学校」。いわゆる❝認可校❞(=一条校)です。
もう1つが、「国に認可されていない文部科学省の示すカリキュラムを無視した教育を行う学校」。つまり❝無認可校❞です。
今の日本の学校は複雑化していて、全貌を把握しきれていない方が多いのではないかと思われます💦
■認可校と無認可校
まず「認可校」or「無認可校」で大きく分かれており、その「認可校」の中でさらに「公立」or「私立」と分かれています🙌
「認可校」の中の「公立」というのは、どこの地域にも存在する、区立or市立or都立or県立の地元の小・中学校ですよね🤗
❝国立大学付属の小中学校❞も、この認可された公立学校に含まれます👍
もう1つの「認可された私立学校」ですが、これには様々あります🙌
皆さんが知っているのは、❝偏差値重視❞の「伝統的な進学校」ですよね🎉
有名どころは、❝灘❞❝開成❞❝ラサール❞といったところでしょうか😅
認可された私立学校といえば、この「大学受験」「競争教育」「偏差値指標」に基づいた学校がほとんどです🙌
・・・ただ、認可された私立学校の中にも、わずかながら、❝子ども主体❞の、競争教育からは降りた教育を行っている学校も存在します✨
有名どころで言えば、かれこれ30年以上「子ども主体の教育」を実践している❝きのくに子どもの村学園❞です👇
最近ですと、軽井沢の❝風越学園❞なんかも人気です👍
競争教育から降りた独自の教育を行っている。しかも、認可された私立学校ということで、大変話題になっています🙂
そして今、地域の一般的な公立小中学校の中にも「子ども主体の教育」を実践する学校が生まれてきています🤗
例えば、長野県の❝伊那市立伊那小学校❞🏫
その他にも、福島県に❝学び舎ゆめの森❞という学校ができたり、広島県の福山市に❝常石ともに学園❞という初のイエナプランの公立学校ができて、ニュースになっていました📺
・・・ところが、これ以外の「認可されていない」いわゆる❝フリースクール❞や❝オルタナティブスクール❞が有象無象でして💦
あちこち乱立していて、整理されておらず、無認可校の世界がグチャグチャなのです😱
「無認可校」と一言で言っても、いろいろあるわけで・・・😅
私は、その無認可校(=文部科学省には認められていないけれども独自の教育を行っている学校)を今回、5種類に分類してみました✌
5種類の無認可校
■オルタナティブスクール
1種類目が「オルタナティブ教育を実践する学校」です。
有名どころでは、❝シュタイナー学園❞❝サドベリースクール❞❝モンテッソーリー教育❞です✨
これらに共通するのは、ある人の独自の哲学or教育方法に基づいて、それを具体的に実践する学校であったり、その教育哲学を大切にしている学校、ということです💡
特に最近ブームというか、日本で人気が高まっているのが、❝イエナプラン教育❞ですよね💖
(❝イエナプラン❞というのは、ドイツのペーターセンという方が、イエナ大学で実践していたコンセプトに基づく教育のことです🏫)
■フリースクール
2種類目が「フリースクール」です💡
この「フリースクール」は、❝不登校になった子どもたちのための避難所❞という意味合いが強いです。
「オルタナティブスクール」のように、確固たる信念を持って独自の教育を実践していく学校とは違って、「フリースクール」はあくまで、既存の公教育に合わない子どもたちの❝受け皿❞として生まれてきたんですね☘
フリースクールといっても今は多種多様で、例えば❝アウトドア系❞から、❝テレビゲーム系❞から、学習をメインにした❝塾系❞まで・・・。
ただ、繰り返しになりますが、不登校児童への❝避難場所❞としての役割を果たしてきたのがフリースクールで、「オルタナティブスクール」とは、そのスタートが違う、ということをご理解いただきたいと思います✨
■居場所系
3種類目が「居場所系」です💡
学校に疲れた子どもたちが心身を休養させるための居場所で、特に積極的に何か活動するわけではありません。いろんな子が好きな時に来て、好きに過ごして、好きに帰る、という場です。
■家庭を拠点にした教育
4種類目が「ホームスクール」、「ホームエデュケーション」、「アンスクーリング」といった、それぞれの家庭で、その子に合わせた教育を模索していく形式です💡
■インターナショナルスクール
5種類目が、意外と思われるかもしれませんが、「インターナショナルスクール」系です💡
「インターナショナルスクール」というのは、元々は日本に住んでいる外国籍の子どもや、帰国子女の子ども達のために設立された英語学校です。
日本の文部科学省のカリキュラムとは関係なく、海外の教育システムに基づいた内容になっています☺
最近では、子どもが英語を話せる環境に置きたいという日本人の保護者さんが、自分の子どもをあえてインターナショナルスクールに通わせる、というケースも増えているようですね👍
ただし、インターナショナルスクールは学費がかかります💰
その上、日本の義務教育課程を卒業したという資格は得られません💦
・・・というわけで、日本の教育というのは大きく「認可されているか」or「無認可なのか」というところでまず大きく分類されること。
さらに、無認可校の中にもいろいろあり、特に❝オルタナティブスクール❞と❝フリースクール❞の違いが分かりにくく、入り混じっている。
・・・というところが、公教育に合わない子どもたちの行き先を探す時に、親御さんたちが混乱してしまう原因になっていると感じます😔
・・・ここまでのお話で気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、無料で教育してもらえる学校は、❝認可された一条校の公立学校だけ❞です😱
それ以外の学校は全て、学費を全額❝親が負担する❞ことになります😱
例えば、先ほどご紹介した「軽井沢風越学園」や「きのくに子どもの村学園」も、全部❝私立学校❞なので学費がかかります😣
さらに、「無認可校」であるオルタナティブスクールや、フリースクールなども、全て学費は❝保護者負担❞なのが現状なのです💦
私たちは、働いて税金を納めてますよね💰
その税金によって運営されているのが❝認可された公立学校❞です。
基本的には日本の子ども達はそこに通いなさい、となっています🏫
ところが、我が子がその地元の公立学校に合わなかった場合。
我が家の娘たちのように「あの学校に通いたくない」となった時、「まぁ無理に行かなくてもいいよ」という法律(教育機会確保法)はできたんですが、じゃあ別の学校を選択したいと思っても、今度は親に経済的な負担がのしかかってくる、ということになってしまっているわけなのです💦
だから、以前から不登校関係者たちがずっと「多様な教育を認めてほしい」と訴えているのは、つまりは「どんな学校を子どもが選択したとしても、経済的な負担なく通えるようにしてほしい」という意味なのです😢
■多様な教育を実現する場
今、私の住む地域にはオルタナティブスクールがなくて困っています😔
勉強会という形で同志を探して、公教育とは違う❝子ども主体の教育❞を実践する場を作りたいと思っていますが、学校の選択肢を増やしたところで、親に経済的な負担がかかってくるとなると、現実、選択したくても選択できない、となってしまうわけです💦
そういう意味で、子どもたちがどんな学校を選んだとしても、お金がかからないこと。
お金のことを考えずに子どもたちが自由に教育を選べる社会を目指さなければと思います🙌
・・・ここまで、今日は「オルタナティブ教育」について説明してみました✌
日本の国が認めた教育以外の方法を実践している学校が❝オルタナティブ教育❞であること。 また、そういう教育を選ぶと、経済的な負担が大きい。という問題があることを多くの方に認識していただきたいです🙇
お読みくださりありがとうございました🤗 また次回お会いしましょう✨ いいね♥️フォローお待ちしています🙌
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