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物語

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絵の無い絵本・物語・詩物語 楽しんでいただけたら嬉しいです(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)
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#詩

二十六夜月の怪〜物語〜

二十六夜月の怪〜物語〜

「二十六夜月の怪」

いつから だっただろう
視えてはイケないモノが
見えることに気が付いたのは

目を合わせてはイケないモノ
本能的にそう思っていた

それらは小動物ぐらいで
目が合ってしまうと
イタズラされた

 木の上にいたモノはドングリを降らした
 草かげにいたモノは引っ付き虫を付けた

小さなイタズラ
でも存在を認識していると知ったら
イタズラではいられない
そんな感じも受け取っていた

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「逢いたくて」〚竹取物語〛詩物語.

「逢いたくて」〚竹取物語〛詩物語.

お読みくださりありがとうございます(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)
竹取物語ベースで地球に来た理由などを想像
妄想して詠んでみました(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)
楽しんで頂けたらよいな(⁠人⁠ ⁠•͈⁠ᴗ⁠•͈⁠)
               OTERIST

地上の人魚姫〜詩物語〜

地上の人魚姫〜詩物語〜

〚地上の人魚姫〛

「まぁま あたちは なんで あんよ できないの?」

ほんの一瞬だけ哀しい顔をした後

お母さんは優しく笑って

「貴女は 私の可愛い 人魚姫だもの」

「人魚姫? そっか」

お母さんの 哀しい顔を 見たくなくて

もう 彼女は 聞くことは ありませんでした

お母さんは いのちの限り

愛の限りなく 娘に注ぎました

いつも

「大好きよ 私の可愛い 人魚姫 おやすみなさい

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「願い」〚雪女〛 詩.

「願い」〚雪女〛 詩.

「願い」〚雪女〛      2023/9/8

お読みくださりありがとうございます(⁠人⁠ ⁠•͈⁠ᴗ⁠•͈⁠)
恋に落ちた雪女の気持ちを私の想造から詠んでみました(⁠◔⁠‿⁠◔⁠)
詠んでる私が楽しかったのでちこっとでも「そうかもしれない」なんて共感してくださってたら嬉しいです✨          OTERIST

「かぼちゃ大王」物語.

「かぼちゃ大王」物語.

「カボチャ大王」

ここは魂宿した化け物達が
人里近くに住まう場所

ハロウィンになれば
人は子供を護るため仮装に勤しむ

そんなハロウィンの日のお話し

🎃 🎃 🎃 🎃 🎃

森に住む 残酷と云われる魔女は

人の子と住んでいるらしい

その子供を喰らうため 化け物達は

順番に魔女に挑むが

今まで 誰1人 拐っては来れず

化け物共は口々に

『あの魔女には関わるな』と言う

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「天使の詩(ウタ)」詩物語.

「天使の詩(ウタ)」詩物語.

お読みくださりありがとうございます😊
冒頭の写真を選んだ理由
雲の絵が女の人に見えました略図↓

翼足してしまったけど(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)
美人さんを想像してくださいな(⁠人⁠ ⁠•͈⁠ᴗ⁠•͈⁠)
なかなか上手に撮れて嬉しいしてるwww
空好きです✨
楽しんで頂けてたらいいな~  

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「海月の詩(ウタ)」詩物語

「海月の詩(ウタ)」詩物語

 海月の詩(ウタ)          2023/9

お読みくださりありがとうございます(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)
擬人化海月の憧れ届かぬからの回帰になりましたね~(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)
1つめの詩から流れに逆らわずに詠んで物語化した結果で最後に題がうまれて整えた詩達です😊
楽しんで頂けてたら良いな~(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✧

「記憶喪失の中で」詩物語

「記憶喪失の中で」詩物語

記憶喪失の中で…       2023/8

お読みくださりありがとうございます(⁠人⁠ ⁠•͈⁠ᴗ⁠•͈⁠)
詩という形で記憶を失くした
私の(OTERISTではないですよ(⁠◔⁠‿⁠◔⁠))物語を紡いでみました
楽しんで頂けたのなら幸いです(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)

「貴方…」 詩物語.

「貴方…」 詩物語.

「知る」          2023/8/20

「恋」           2023/8/20

「側に」          2023/8/20

「愛」         2023/8/20

「涙」            2023/8/20

返詩から紡いだ詩 〜そこからうまれた物語.

返詩から紡いだ詩 〜そこからうまれた物語.

返詩を繋げていく中で私の頭に物語が始まりました 頂いた返詩で色が加わりまた広がってゆく
とても楽しかったです(⁠✿⁠^⁠‿⁠^⁠)
Twitterにて ねじ式@nejineji_55 さん
      SeijiArita@AritaSeiji さん 達と✨

『古の魔法』

月は静かな時の流れの中にありました
そんな日々の中にある時
月に届いた古の魔法
魔法に魅せられ1人地球へと
降りて行った彼

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最期の見送り〜絵のない絵本〜

最期の見送り〜絵のない絵本〜

それは僕がまだ幼い頃
夏が過ぎてゆく そんな時だった

いつもの夕焼け
おじいちゃんのお家

 ただいま〜
 ねぇ おかあさん
 おじいちゃんはなにをしているの?

夕焼けの時間になると
おじいちゃんは海の見える窓の横
ゆらゆらゆれるおイスに座ってる

 お帰り おじいちゃんは
 お空とお話ししてるのよ

おかあさんは
そう言って少しだけ寂しそうに笑った

 ねぇ おかあさん
 今日はだれとおはな

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