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物知りさんからアイデアマンに成長するための2step

土曜のせっかくの休みなので、喫茶店でパスタをくるくるしながら本を読んでました。休日は頭を使いたくないので、仕事とあまり関係ない本を読むようにしています。ちなみに今日読んでいたのはこれ↓

知らなかったんだけど、牡蠣って海水と真水が入り交じるところじゃないと生育しないんですね。てっきり海水オンリーでいけるのかと思っていたけれど、意外と繊細な食べ物なんだなと思った、だからあんなに美味しいんだろう。たまに食材のおいしさって採る難易度と比例しているなと思うときがある。あんなに美味しい河豚は毒がすごいし、雲丹はいかつい棘に守られているし。

とまあ、そんなことはどうでもよくて、こういう仕事と関係ないアウトプットは企画を生業としている人にとっては重要なんだというのを新卒の頃に会社の先輩に教わって以来、かかさないようにしている。その先輩いわく、すべからくアイデアマンは物知りなんだそうだ。

アイデアマン=物知り?

確かに、僕のまわりのアイデアマンはきまって物知りが多い。知り合いではないけれど、アイデアマンという言葉を訊くといつ嶋さんが頭に浮かぶ。常にめちゃくちゃインプットしていて、いつもTwitterで「それどこから知ったんですか」な知識をつぶやいている。

ちなみに嶋浩一郎さんは博報堂ケトルという会社の共同代表で、業界で名を馳せている一流の企画屋である。

そして、彼が立ち上げた雑誌「ケトル」もすごい。毎号毎号「いやそれ特集するんかい」というテーマについて1冊がっつり特集する。しかもそれがありきたりじゃなくて、Twitter同様にどこから聞いてきたんだよと突っ込まざるを得ない情報をひっぱってくる。いや本当にすごい・・

・・・

確かにアイデアマンはすべからく物知りだけど、その一方でものしりだけどアイデアマンじゃない人もいる。例えば高校生クイズ選手権に出てくるような高校生は、ものすごい知識をもっているだろうけど、彼らが全員アイデアマンかというとそうではないはずだ。何が違うんだろう。


アイデアマンに必要なのは、他の分野の知識を"借りてきて"問題に当てはめる力

物知りな人の中にもアイデアを考えるのが苦手な人がいるのは、その知識と別の知識を大企業の組織のように縦割りで考えてしまっているからではないかと思う。たとえば、牡蠣の知識は食材の知識、家電の知識は家電の知識、スニーカーの知識はスニーカーの知識、飲食店の知識はビジネスの知識、というように、別々のものとして捉えていることにある。

そこを横軸で刺して、アイデアを考えるという脳の筋肉が発達していないのだろう。ただ知識を持っているだけではだめで、その知識をもってきて、今自分が考えているテーマとくっつけてみて初めてアイデアになる。例えば、さっきの牡蠣の知識があったけれど、そこから「美味しい食べ物って特殊な場所に生えたりするんだな」という知識として残しておく。

例えばそれを参考にして、販売プロモーションの企画を考えないといけないとき。例えばアウトドア系のアパレルブランドがブランドの創立何十周年を祝うとなったときに、その限定のアイテムを渋谷とか新宿などの都市のエクストリームな場所に置くみたいな企画が考えられる。(書きながら、なんだかAIR MAXのプロモーションみたいになったな…)

もっとわかりやすい例なら、ポップアップスペースの企画を考えないといけないときに、食材のおいしさって採る難易度と比例しているという発見を活かして「特殊な、ハードな環境で生育する食材を使ったレストラン」みたいな企画を立ててもいい。

というように、知識を知った上で、それをアイデアに落としこむには、別のちからが必要になってくる、これは才能とかではなく技術や習慣のはなしだ。


借りてくるために、抽象化してラベリングする

借りてきなさい!と言っても簡単な話ではないので、個人的なコツでいうと、事実をそのまま記憶するのではなく、そこから得られた発見という一段階抽象度を上げたラベルをつくって記憶する。

先の牡蠣の話なら、牡蠣の特徴から美味しい食べ物の話に段階を上げて記憶する。ちょっとコツがいるんだけど、馴れてくると楽になります。もしくは、海水と真水が混ざり合う場所から抽象度を上げて「異なる2つがまざりあうと美味しくなる」みたいな気付きにしてみるとか。そこに正解はなくて、あくまで個人の中で昇華できていればOKなんじゃないか。


珍しいものを見つけて"面白がる"力が大事

アイデアを考える筋肉をもった上で、どれだけインプットを増やせるかがアイデア力の肝になる。じゃあどうやってインプットを気付きを増やせばいいのか、重要な素養は何なのかというと、結局その情報を面白がれる力なんじゃないかと思った。

牡蠣の話だって、へーで終わってしまえばそれまでだけど面白いと思えればそれが企画の種として自分の中に貯まっていく。アイデアに限らず面白がれる方が人生は楽しいし、全てを斜に構えているのもちょっとつまらない。

この記事は大変示唆的だし、それでいて記事としてとてもおもしろいので、ぜひ読んでほしい。


まとめ

ということで、必ずしも物知りな人がアイデアマンではないが、アイデアマンは物知りであることが多い、という話について書いてみた。タイトルに2stepだなんて書いてしまったもんだから、それっぽくまとめると、

1step|知識をそのまま入れるのではなく、アイデアに変換できる気付きに変換してあげる
2step|いろんな情報を斜に構えずに面白がる

ですかね。

ということで今日はここまで、またお会いしましょう!


(余談:このnoteが面白かった人は、次のnoteも興味あるかも!)


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