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大学4年生の頃は充実した日々~2012.2013年~


大学生活最後の年ということで、「不安でも楽しもう」と決めていたこともありいろんなことに挑戦できた1年だった。


*サークルのみんなと県外の海へ


高速道路をつかって3時間ほどの県外の海水浴場へ行った。

行く1週間ほど前から予期不安が強く、本当に行けるのかこわくて仕方なかった。

海も子どもの頃以来行っていなかったし、高速道路も苦手。

大人数で行動する(自分の都合で帰ることが出来ない)恐怖感もあったが、それでも行きたいと思った。

結果、頓服は帰りに車に乗る前に念の為1回飲んだだけで楽しく行くことができた!!

ものすごく嬉しかったし、楽しかった!


*友達と東京へ遊びに!


パニックだと打ち明けてあった友達と電車で東京に遊びに行くこともできた。

電車で約2時間。

大学までの約25分すらも乗れなかった時期があったことを考えると、成長したなあと思う。

何より、「行く決心」ができたことも嬉しかった。

発症してからは、そもそも断ることが多かったから。

頓服は2回飲んだけれど、楽しい時間を過ごすことができた。


*サークルの2泊3日の合宿に参加


軽音楽のサークルに所属していた私。

こういうのもそれまでだったら不安で断っていたが(泊まりが苦手)、夏と冬、2回あった合宿どちらも参加することができた!

あんまり覚えていないけれど、2泊3日の中で頓服を飲んだのは1回くらいだった気がする。

不安になったり体調悪くなったりも多少あったけれど、ほとんど楽しむことができた。


*就活もできた!


就活そんなに苦にならずにできて、内定ももらえることができた。

結局、内定したところは断って親の経営している会社に勤めることになったのだけれど…

それでも就活ができたこと、面接や試験を受けることができたことは自信にもつながった。


*ゼミのみんなと卒業旅行(県内)


県内だけど車で2時間ほどのとこへ1泊2日の卒業旅行!

相変わらず行く前は不安で仕方なくてそわそわ。

それでも楽しく行くことができた!

この頃は発作まではいかないけど体調悪くなることも多くて心配だったけど、「行っちゃえば楽しめる!」とも思えるようになっていた。

本当にその通りで、行く前は不安で仕方ないけれど行ってしまえば楽しむことができる。

行った先でも体調悪くなったり不安になったりもするけれど、それでも楽しむことはできる!


*サークルのみんなと卒業旅行!(県外)


卒業旅行2回目!サークルのみんなとは県外の観光地へ。こっちも1泊2日!

高速つかって3時間弱だったかな?

みんなとどこかに行く中で、この時が1番の遠出だったから不安は大きかった。

ただ最後の旅行だし、楽しみな気持ちも大きかった!

頓服は1泊2日の中で1回だけですんで、思いっきり楽しむことができた!

本当に楽しくて、幸せだな、卒業したくないなと何度も思った。


*軽音楽サークルの卒業ライブ


私は2バンド組んでいたので、2回でた!

この時は花粉がひどくて体調もひどくて。

1バンド目で出る前に頓服飲んで、緊張で体調も悪くてどうしようかと思ったけど始まったら大丈夫に!

終わったあとはその反動からかお腹を下しまくった…

2バンド目の時は、不安が更に倍増して「さっき頓服飲んだのになんで?」とも思ったしとにかく絶不調。

出番寸前で発作手前までいっちゃって順番を変えてもらおうかと思ったほど。

吐き気と胃痛がひどくて出られるのか、全て演奏できるのか本当に不安でこわかった。

この時は周りには言えなかったな。

結局また頓服を飲んで、順番通りに出た。

これまた始まってしまえば「さっきまでの不調はどこいった?」という感じで楽しむことができた。

その後は自分の番も終わって安心したのか、見ることに専念できて最後まで楽しめた!

打ち上げも、最初は体調が悪くてなかなかみんなと話せなくて「最後なのに…」と悲しくなったけれど、だんだんと落ち着いていって本当に良かった。

楽しくて幸せな時間を過ごすことができた。


*卒業式


成人式の時のこともあり、袴を着ることも卒業式も不安だったけれど無事に楽しく過ごすことができた。

袴姿でみんなで写真をたくさん撮ったり、謝恩会も、その後のゼミでの集まりにも参加出来て本当に楽しかった。

成人式に振袖を着た時は、発症した直後で楽しむ余裕など皆無だったから、袴を着てみんなで楽しめたことがとても嬉しかった。


***


あの大学に通ってよかった。

サークルも辞めなくてよかった。

家族や友達に支えられて、通い続けることができてよかった。


高校生の頃に不登校になり、通信制高校に転校した時にはこんなに楽しい日々があることは想像もしていなかった。


大学2年生でパニックを発症したけれど、それでも楽しくて幸せな毎日だった。

発症した頃は本当に辛くてこわくて仕方なかったけれども。


今でも大学時代の友達とは仲が良く、かけがえのない絆だと思っている。


体調が悪くてどこにも行けない時も多かった。

みんながディズニーランドに行ったり、旅行するのも断ることがほとんどだった。

だから大学生活ラストの4年生では、できるだけ参加したいと思っていた。

こわくても不安でも「行きたい気持ち」を優先しようと思っていた。


本当に体調が悪くて行くことが無理そうだったら、断ることも大事。

ただ当時の私は、タイミング良く好調の時で発作の手前は何回もあったが発作までいくことは少なくなっていた。

体調が悪くなることも予期不安でなることが多く、「行けば大丈夫」と自覚することもできた。


自分なりに体を休めることも忘れずに(1日出かけたら2日間はあまり予定をいれないとか)、それでも自分にしては予定ぎちぎちななか、イベントも日常も楽しむことができて本当に良かったと思う。


その分予期不安は多かったけれど。


純粋に楽しみだと思えない辛さもあった。

なんで体調のことばかり気にして楽しめないんだろうということもあった。


それでも!どんなに辛い時期があっても、いつ抜け出せるかわからなくても、だんだんと成長している。


毎日の中で見逃してしまいがちだけれど、確実に成長している。

体調悪くなる時があっても、それは波があるだけ。

そういう時期なだけ。

成長していないわけではない!


最初の1歩を踏み出すことはこわいけれど、動き出さなければ始まらない。


今の自分にできることを。

今の自分がやりたいこと。


焦らずやっていけばいい。


楽しいことも幸せなことも必ずある!


それを大学生活4年間で実感できました!








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