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【イギリス留学】留学は楽しいことよりも辛いことの方が多い

みなさん、こんにちは。今回は、留学をしていて辛いなぁと思うようなことをいくつか書きたいと思います。

↓前回の記事も読んでいただけると嬉しいです。


言葉の壁が高すぎた

まずは、留学において一番関係性があるであろう言語です。私は幼少期にアメリカ文化に興味を持ち始めてからは、洋画・洋楽が大好きになりました。そして英語の専門学校に行ってからは、自分から積極的に英語を話すことに対する抵抗心がなくなりました。ただ、これまで私が見たり聞いたり話したりしていたのはアメリカ英語であり、イギリス英語を聞き取るも話すことも自信はあまりありません。渡英前にイギリス人のポッドキャストを聞いてはいましたが、やはり渡英後に言葉の壁にぶつかりました。というか、今も壁にぶつかっています(笑)。私のフラットメイトの4人はイギリス人で、その4人の中の2人の英語がどうしても聞き取れないのです…。「なんて?」「もう一回言って」と言って聞き返しますが、相手は2回目も全く同じスピード、同じアクセントで話すので結局何もわからないという状況が何度もありました。そうしているうちに、だんだんフラットメイトとの会話が減り、英語上達、イギリス英語マスターへの道が遠ざかっていっている気がします(なんとかしたい…)。

あとは、授業でも先生の言っていることはかろうじて聞き取れるけど、グループディスカッションや共同作業になると学生の言っていることがいまいちわからないということがよくあります。話すスピードが速いことに加えて、バリバリの訛りが効いていて毎回「うわぁ、何言ってるかわからん」という感じです。

苦労はしていますが、不幸中の幸いというかあまり硬く考えすぎなくても良い情報をゲットしました。それは、イギリス国内でも地域によってアクセントの違いがあり、イギリス人でも聞き取れないアクセントがあるらしいということ(それはもはや他言語なのでは)。

フラットメイトの話に戻りますが、私のフラットにいる人たちはみんな個人行動で、キッチンにテーブルも人数分の椅子もあるのに、それぞれご飯は部屋で食べています(笑)。特に仲が悪いとかではないのですが、お互いまだ打ち解けていない感じです。私がイメージしていた、みんなでピザとか大量の食べ物をテーブルいっぱいに並べて食べるとか、週末みんなで買い物とか出かけたりとか、イベントごとをみんなで楽しむとか、そういうことはまだ一度も起きていないのです(苦笑)。フラットでの思い出を一つ残さず帰国するのは流石に悲しすぎるので、日本語が話せるフラットメイトの子に「今度みんなでご飯行こー」とメッセージをしてみました(笑)。自分から何かをしないと何も起こらない気がして、それをわかっていて何もしない自分が嫌になりそうで…(笑)。

フラットメイトとたくさんコミュニケーションをとって言葉の壁を解消していきたいです。今後のフラットメイトとの関係に期待です。

文化の違いと価値観の違い

新たな環境(日本の外、海外)で生活をしていると、文化と価値観の違いは顕著に現れます。ひとまとめにして断言することはできませんが、日本の外に出て生活していてよく思うのは、「雑」「テキトー」だなぁということです(笑)。というのも、サービスのクオリティの高さや時間に関すること、建物の建て付けなど広範囲にわたってそのように感じるのです。日本の文化的には、「最後まできっちり」「相手を優先、考えたサービス」「的確さ」などが一般的に知られているのかなと思います。

過去の記事でも書いたように、色々なことに関して日本の質の高さは素晴らしいなぁと思います。価値観の違いに関しては、待ち合わせの時間に来ないとか、誰かのものを勝手に使うとかあまり経験したことがないのですが、留学をしてからはそのような経験をする回数が一気に増えました。あとは、日本では「タブー」とされていることや、「常識的にやらない」と思われがちなことも留学先では当たり前のように起きているなぁと感じます。

身の回りの環境づくり

留学だけに限らず、新たな環境に身を置いた時に重要となってくるのが、周りの環境づくりだと思います。それは、部屋や場所などの物理的なものから人間関係やコミュニティーなどの目に見えないようなものも当てはまると思います。私は留学に来る前から色々と留学についてのイメージをしていました。今振り返ると、それらのほとんどが「良い部分」のイメージだったのかなぁと感じます。現実が、その「良い部分」からかけ離れてしまうと、落ち込むというか、ショックが大きいです。私は何事においても、先を予想して「こうなるんじゃないか」とか「こうなるといいな」というようなイメージを頭でしてしまいがちです。良い予想をする時もあれば悪い予想もします。ただ、良い部分のイメージをしていたことが、良い結果にならなかった場合のショックが結構くるのです(笑)。いわゆる「期待しすぎ」なタイプの人間なのかなぁと個人的には思います。

留学に来てから、人脈を広げることだったり、言語によるミスコミュニケーションだったりと、他にも予想外のことが起きたりと、割と色々なことがありました。もちろん、たくさん楽しいことも経験していますが、「思ってたんと違う」ということが割とあるのです。どんなに小さなことでも、積み重なると大きなダメージになってしまうのが、何事においても怖いことですね。でも、大概のことは「自分でなんとかすることができるのでは」と考えているので、これから少しずつ精神的なショックを受けるリスクを排除していきたいなと思います。

精神面の管理

これは人それぞれで異なるかもしれませんが、留学中は精神面が結構不安定になるのかなぁと思います。個人的には自分は、「繊細さん」の部類に入る方だと思っていて、環境の変化や周りの人との人間関係、繋がりとか些細な言葉にやや敏感なタイプなので、気分がスカッとしている時とドヨーンとしている時の差があります(笑)

私は天気に気分が左右されやすいので、厚い雲がかかっている空はかなりやる気が出ません(笑)。特にイギリスは天気が悪いことでよく知られていると思いますが、もう「イメージ通りのどんより天気」という感じで、太陽の日差しの大切さを身に沁みて感じます(笑)。朝は晴れていても、急に曇ってきて雨が降るということもよくあるので、天気予報はあまり期待できません。

そうは言っても、晴れて飛行機雲が見える時は、空に見惚れてしまうし、朝日や夕日が綺麗な時もあります。ただ、曇りの日は朝から夜まで暗いので一気に気分が下がってしまうということが多いです。

イギリスで見た奇跡的な空の写真を載せます。

青とオレンジの混ざり具合と飛行機雲が綺麗
雲のない空と紅葉が映えた
すっきりした空だと気分もすっきりするなぁ
雲は多めだけど紅葉と映えた
フルムーン!晴れていたからはっきり見えた

海外ドラマなどを観ていて以前から気になっていたのですが、「天気の話ほどつまらない話はない」という感覚は一般的(?)なんですかね。でも私は空が好きなので、天気に関しては「この天気が好き」とか「ちょっと雲多い」とか「今日の天気ってこうだよね」とか、結構ヲタクの領域まで語れる気がします(引かれる)。周りの人がドン引きしてしまうほど、熱弁はしないし多分できないですが、人の気分とか気持ちって天気に結構左右されるから、気候って大事だなといつも思っています(笑)。

まとめ

ということで、今回は割と留学のリアルな面について書いてきましたが、もちろん留学で楽しいことはたくさんあります。ただ、留学の楽しいときと辛い、苦しいときは常に隣り合わせで、一貫して完結にまとめることは難しいと気づきました。私は海外生活・留学といえば「キラキラしている充実したもの」と捉えて想像してしまいがちですが、実際にリアルな部分が見えると「留学していない時の方が良い」と思う瞬間が出てきます(苦笑)。でも、色々な苦労があってこその留学であり、留学を自分で充実させていく、変化させていくからこそ達成感のあるキラキラしたものになるのかなと思います。これからキラキラさせて、最終的にはギラッギラな思い出ができるように頑張りたいと思います(笑)。

次回も読んでいただけると嬉しいです。


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