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ASAHI PENTAX SPFで撮ってみた【作例あり】:フィルムカメラであそぼう!

こんにちは、にゃんかめです。

これまで、フィルムカメラであそぶことを目的に、フィルムセットの方法をまなび、露出計を使った撮影をしてきました。

【これまでの記事はこちら】

おさらいとなりますが、
使用したフィルムカメラはこちらになります。

カメラ:
ASAHI PENTAX SPF
レンズ:
ASAHI PENTAX SMC TAKUMAR 50mm F1.4
フィルム:
FUJIFILM ACROS 100Ⅱ 36枚撮り(白黒)

撮影したフィルムは、
自分で現像したのち、スキャンしてPCに取り込みました。

ご覧いただくと分かるように、ほこりがついたりして、お店で現像・データ化するよりも、完璧な仕上がりではありませんが、作業は楽しくできたので個人的には満足です。

もっと、完成度が高いモノになるよう、工夫していきたいと思います。

現像とスキャンの流れはまた後日ご紹介します。

▶作例

1. 土浦のまちなみ

茨城県土浦市にある「土浦まちかど蔵」付近のまちなみを撮影しに行きました。人通りはまばらですが、古い建物があり、レトロな雰囲気が流れています。


こいのぼりの季節

5月に伺ったので、ミニこいのぼりが軒先にぶら下がっていました。大通りからなかに入ったところにある、こじんまりした通りです。



駆け抜けるバイク

そびえ立つ塔とバイクの走り去る後ろ姿が、なんともよい雰囲気だったので1枚。生活している地元の人々の息づかいを感じます。



空に伸びるビル

年季の入ったビルをみつけました。

現実のカラー像でみたときには、外階段のツタとビルのコントラストがが印象的だったのですが、白黒なぶん思っていた様な写真にはなりませんでした。白黒はむずかしい。。。



「なんだこいつ…」(ねこの声)
捕まえているわけではありません、なでてます。

人懐っこい黒ねこに出会いました。目があった瞬間に「にゃぁ」(ちゃんと鳴けてない)と近寄ってきて、すりすりしてくれました。

ねこの黒色が車の影と一緒になって、はっきりした姿にはなっていません。白黒写真では被写体の後ろの色も重要なってきます。



レトロなお店がならぶ

シャッターの閉まったお店が多いなか、昔ながらの写真屋さんと印刷屋さんがならんでいました。

やっているお店があることにほっこりとすると同時に、店先の自転車が懐かしさを感じさせてくれます。


2. 佐原のまちなみ

千葉県香取市にある、小江戸佐原のまちなみは、ご存知の方も多いかと思います。古い建物がならぶ通り沿いに、川がながれてヤナギがなびく、風情のある街です。

写真撮影にはもってこいの場所で、カメラを持った人もちらほら。着物をきたモデルさんを連れている方もいらっしゃいました。


のれんが風になびく

撮影をした日はよく晴れていて、気持のよい風が吹いていました。時代を感じさせる建物のつくりが、今が令和ではないように感じさせます。

のれんをくぐれば、「いらっしゃい」と着物の人が迎えてくれる、そんな錯覚をおこすような表現ができているとよいのですが。。。



橋のかかる街の景色

小野川という川が通っていて、舟にのって観光することもできます。もちろん、歩いて散策するのも楽しいです。

伺ったときは、地元の方たちが清掃活動をされていました。まちなみが美しいのは、そのためなのでしょう。心から感謝です。



さあっと風が吹きました

風が感じられる写真を撮りたくて、建物とそよぐヤナギを一緒にカシャリ。

涼しそうに見えますか?
いいえ、ほどほどに暑かったんです。



置物かと思いました

遠くから歩いてきたたら、窓辺になにかある?と視線が向かいました。よくよく見ると、ねこでした。PENTAX SPF を持ち歩くようになってからの、猫との遭遇確率の多さに驚きです。

近づいてもじっと動かない、招き猫のような子でした。



路地に入ったら出会った景色

まるで昭和の景色に出会いました。
白黒になるとさらに昭和感が増したように思います。

道路に「けんけんぱ」の落書きがあったら、完璧です。


▶まとめ

ASAHI PENTAX SPFで撮影した写真をご紹介しました。

シャッタースピード優先(ほとんど、1/125秒)で撮影しただけあって、手ブレなどでブレた写真はありませんでした。黒くつぶれ気味な写真もあるので、ようすをみてもう少し絞りを開いても良かったかもしれません。

これから、いろいろ調整しながらあそんでいこうと思います。

土浦も、佐原も、カメラを持ってゆっくり散策するのに向いている場所でした。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


フィルムカメラであそぼう!の経緯はこちら


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