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カメラ(ASAHI PENTAX SPF)とフィルムの話:フィルムカメラであそぼう!

こんにちは、にゃんかめです。
フィルムカメラであそぼう!」をモットーに、初回のあそびに使ったのはこのカメラとフィルムです。

カメラ:
ASAHI PENTAX SPF※
レンズ:
ASAHI PENTAX SMC TAKUMAR  50mm F1.4
フィルム:
FUJIFILM ACROS 100Ⅱ 36枚撮り(白黒)

※SPOTMATIC Fって 、開放(ファインダーで見て明るい)状態で、スポット測光の撮影ができるってことらしいです。

ASAHI PENTAX SPF は露出計が内蔵されているのですが、ざんねんながら、我が家のものは壊れているので、外付けの露出計を使いました。


▶カメラとレンズ

ASAHI PENTAX SPF の様子を写真で簡単に。

カメラ正面
カメラ上面
カメラ下面
カメラ背面

ASAHI PENTAX SPF の製造は1979年ごろから。

レンズのマウント型式は、ねじ込み式(プラクチカスクリューマウント)です。
いまのデジカメのレンズのように、しるしを合わせてカチっと止まるタイプではなく、グルグルっと止まるまでまわす型式です。
純正でないと、レンズがきちんと真上にこないことがあります。

レンズには被写界深度のメモリがついているのが便利です。
フォーカスリングを回すと、どの絞りの時に前後何mまでピントが合うかを教えてくれます。

個人的にわかりやすい!と思ったのは、
巻上げ表示窓(写真には写ってません)です。

巻き上げると、シャッター横の 〇 がオレンジ色になります。シャッターが切れるよ!って知らせてくれるのです。

シャッターのロックもあるので、
間違って押してしまうことを防止できます。

▶フィルム

FUJIFILM ACROS 100Ⅱのフィルムを使いました。ちなみに、白黒フィルムです。

FUJIFILM ACROS 100Ⅱ

勝手に想像していたことですが、白黒フィルムは上手に撮れると。
しかし、これが素人考えだと後々わかりました。撮ってみないとわからないものですね。

先日、某カメラ店に伺ったとき、いくつかのフィルムが品切れでした。

子どもの頃は、もっとフィルムが安かったように思います。これからフィルムカメラであそぶことを考えると、もっと安くなってくれると嬉しいのですが。

▶フィルムのセット

フィルムをセットしていきます。
はじめに、箱やパトローネに書いてあるフィルム感度を覚えておきます。

注:写真のフィルムはダメになった古いものです。実際にあそぶときには前述した使用可能なものをセットしています。

注2:フィルムセットは、なるべく直射日光の当たらない日陰で行います。

裏ブタを開く

裏ブタ開閉ノブを上に引っ張ると、裏ブタが開きます。ASAHI PENTAX SPF のなかはこんな感じです。

パトローネのセット

フィルム室にをパトローネをセットして、ノブを下げます

フィルムの先端を伸ばす

フィルムの先をスプール(軸みたいなの)まで伸ばします。


スプールと送り歯車

スプールにはフィルムを差し込む溝があります

そのとなりの軸には、送り歯車(スプロケット)があって、フィルムの穴に入ることでフィルム送ったり、巻き取ったりできるそう。


スプールの溝に差し込む

スプールの溝にフィルムの先を差し込みます。
思ったよりも、スルっとは入っていきません

どちらかというと、入れるのは苦手です。


フィルムを張る

スプールの下にあるギザギザのつばを、フィルムがピンと張るまで、向かって左方向に少しまわします

このとき、送り歯車にフィルムの穴がかみ合っているかを確認します。


シャッターを切り、レバーをまわす

シャッターを一度切って、巻上レバーをまわすと、写真のようになるので裏ブタを閉じます。


巻き戻しノブ

巻戻しノブの取っ手(シルバーの細いやつ)をおこして、矢印の方向に、触れる程度のやさしさで、まわしてみます。※

多分、ほぼ動かないはずです。

※強くやると、フィルムの穴からフィルムが切れます。フィルムの破片がでて、カメラの故障の原因になるので要注意です。

動く場合は、やさしく少し動かしてあげると、フィルムがピンと張れます。

こうすることで、フィルムがきちんとセットできているかの確認にもなるそう


フィルムカウンター巻上げ前
フィルムカウンター0

フィルムカウンターが0になるまで、シャッタ-を切って、巻き上げるを繰り返します。


フィルム感度指示窓

シャッターダイヤルを上に引きながら回し、フィルム感度指示窓を100に設定します。(今回使用したフィルム感度がISO100のため)

注:フィルム感度は使用するフィルムによって違うのでチェックが必要。

これでフィルムセットが完了しました。

はじめての経験だったので、
全部の動作をおそるおそるやっていたら、
「恐々やると壊すよ」と指導が入ってしまいました。

くわえて、巻き上げの際、まわらないと思ったら、力を入れてムリにまわそうとしてはダメということもいわれたので、

両方とも肝に銘じておきたいと思います。


▶まとめ

最初にASAHI PENTAX SPFを持った印象は、「重いっ!」です。
フォルムのゴツさが懐かしさを感じさせて、
ファッションアイテムとしてもありだと思いました。

フィルムセットの方法はポイントを押さえればシンプルでしたし、慣れればスムーズにできそうです。

これで、準備は整いました。

さっそく街にでて、撮影してみます!

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