道の駅でフキに出逢えました

画像1 こしらえるしかない。人生初のフキ料理。何なら出逢ったのも初めて。生家の庭の石蕗とはボリュームが違いすぎて別物です。よく育った長ーい彼らを2束。地元のおじいさんが収穫された地のもの。絶対美味しい。あとは私次第。始終笑顔を隠せない私にレジのおばさんも温かく、月に一度は訪れたいなと思えるそんな場所まで生まれました。出逢いに感謝です。さて帰宅し料理本とにらめっこしながら、下ごしらえ。竹墨を入れた水道水に半日浸し、お湯に塩を加えて土鍋でアク抜き。
画像2 太い部分は皮を剥いて冷凍。また混ぜご飯をこしらえるときの具材に。楽しみ😊
画像3 今回は、細い部分で保存食のきゃらぶきをこしらえることにしました。土鍋でお酒と醤油を順に煮立たせ、最終的にとろ火で2時間以上熱を加えます。これは最近ご縁をいただいた若杉おばあちゃんのレシピをもとにしています。真似してこしらえたくても作るのは私。私なりのきゃらぶきになっていくのがおもしろいと思えるようになりました。例えば、若杉おばあちゃんによるときゃらぶきには細いフキを、なのですが、部分的に太さが異なるので、私は細い部分のフキを、みたいに寄せつつもあまりこだわりすぎずとにかく楽しんで体験させていただいてます。
画像4 昨夜こしらえたきゃらぶきを早速今朝の朝ごはんにいただきました。真ん中の豆皿の沢庵の隣の黒いのがそうです。皮を剥いていないのに柔らかくて舌触りがなめらか。まるで旅館のもてなし郷土料理みたいに美味しくできました。フキの香りがしっかりして、それでいてお醤油の香りと引き立て合っています。ご飯がすすみます。。。!作り置きもたくさんでき、素敵な常備菜がまた一つ増えました。嬉しい。まだしばらく春の味と香りをいただけることに。もうとにかくひたすら出逢いに感謝。気になったら行動あるのみ、そんな気がしてしまう今日この頃です。

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