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#学校図書館

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学校図書館について書きました。 お役に立つと嬉しいです。
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2020年8月の記事一覧

つれづれ…なるままに。242。

つれづれ…なるままに。242。

【学校図書館と蔵書点検とその後】

8000数百冊を2日間で読み込みができました。

頑張りました!私!さて、データを取ったら『不明本リスト』は約1%。ちょっと多いので…よく見ながら考えて…職員室へ行きます。

「先生、〇〇って本をお持ちじゃありませんか?」
と、コソッと聞くと、
「あー持ってますぅ」
と、ザクザクでてきました。

あちゃー!です。
でも、なんだかんだで20冊は減りました。

『不

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つれづれ…なるままに。241。

【学校図書館とブックコート】

図書館の本は、ビニールのカバーが貼り付けてありますよね。あれはブックコートと言います。(ブッカーとも言います)

あれは、今は取り次ぎが有料ですが、コートされてから納品されます。
寄贈された本などは、自分でブックコートをかけてます。

自然と巧くはなりますが、失敗も…たまにします。粘着性が高いので貼り直しができないとかのリスクです。 #ブックマンション のN氏が

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つれづれ…なるままに。238。

つれづれ…なるままに。238。

【学校図書館とデータ活用】

図書館でよく活用される『貸出実績』(何冊貸出があったかという数)はあてになりません。特に学校図書館では。
クラス担任が、冊数やページ数で競わせたりするなど…これをやると、読まない本を借りて返すを繰り返すのです。

そしてウソのデータが出来上ります。学校の方針や良かれと思って『〇冊借りたら表彰』などをやれば、高学年が絵本ばかり毎日のように貸出・返却を繰り返して…貸出冊数

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つれづれ…なるままに。231。

つれづれ…なるままに。231。

【学校図書館と人間関係】

よく聞く話ですが
「図書館の仕事っていいよね~好きな本に囲まれて」とか「たくさん本が読めるし~図書館で働きたいなあ」と言われますが。

ハッキリと言いますが。
図書館は人間相手の接客業に近いです。そのうえ「本を読む時間がない!」
という、本末転倒なことばかりです。まず、本好きな人は…いろいろな小説などの影響が大きいのか『物静かに、穏やかに本を開いている』イメージがあるよ

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つれづれ…なるままに。226。

つれづれ…なるままに。226。

【学校図書館の蔵書点検】

夏休みといえば『蔵書点検』です。

夏休み前に『特別貸出』として児童生徒に、通常より多めに貸し出します。
当然、蔵書は減り棚はスカスカになります。

そこで蔵書点検です!夏休みに行う意味には、そんな裏があります。
今は、システムでバーコードを読み込むだけで蔵書点検はできますが、やはり少ないほうがよいです。10000冊より8000冊のほうが楽になります。

しかし、1冊ず

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