【いのうえコーチの教育メソッド】#4 声のかけ方
私の子供達への教育は、
主にスポーツを通じたものです。
その中で、良く勉強したのは、
簡潔にわかりやすく説明する事
でした。
これはコーチによって、
かなり差がでるポイントになります。
私のクラス、進級率が高かったのですが、
どうやっていたか、というと、
ずばり、同じ事を反復練習させる、でした。
しかし、同じ事を子供にさせる時、
工夫がないと、飽きちゃいますよね??
そこで私は、
毎回何かしらのテーマを与えていました。
例:逆上がりが出来るけど、後ろ周りが出来ない子
1:逆上がりを何回か連続でさせる
→出来たら想像以上に大きく褒める。
マジ?、出来ちゃったの?と驚く。
2:褒めっぱなしではなく、
すぐに次の課題を与える。
連続の回数を増やしても良いし、
逆上がりの後、鉄棒から10秒降りない、等。
※ここでのポイントは、
出来そうだけど、ちょっと失敗しちゃう事
をやらせる事でした。
するとどうでしょう。
なんと、子供はひたすら頑張ります。
この時の声かけも重要で、
単純なものでわかりやすいものを設定します。
1回成功したら8点、2回連続成功なら9点、
等です。
その点数は別に何の意味もない点数です。
しかし、人間の本来持っている、
欲求を刺激します。
そしてもうひとつ。
どうでも良い事をずっとしゃべり続けます笑
子供というのは、
大人が何とも思わない話も
すごくツボで笑う事が多くあります。
"昨日チャリで帰ってたらさー"
だけで、コーチってチャリで通勤してるんだ。
と、コーチの事を分かった事が嬉しくなります。
そんな授業を続けていると、
子供達は体操、コーチを大好きになっていきます
そうなれば、後は
練習する内容を与えるだけで、
自分で練習し、どんどん上手になっていきます。
これは体操の指導ですが、
世界中、どこでスポーツ指導する時も、
同じ要領でやってきました。
そして、多くの人がついてきてくれ、
現在でも自分を頼ってくれます。
さて、子育てですが、
これをぜひ応用してみてください。
学童保育で小学生に何かさせる時も、
他の先生が、すごい、と言ってくれました。
子供達の集中力を設定して、
やらせる事が飽きないように声かけ。
これだけです。
決してやってはいけないのは、
結果が出なくても怒らない。
とにかくやり続ける事です。
結果が出るのは、
それこそ個人差があります。
例:私の体操の教え子で
幼稚園の頃から体操に入ってきた子がいます。
運動神経はどちらかというと、
他の子が逆上がり合格する時期でも
怖くて後ろに回れない感じの子でした。
が、毎回授業で私が話す
ふざけた話に、とうとう彼女、
体操に行きたくて仕方ない、となり、
上手になり、
結果、選手コースにまでいき、
大会でメダル。
高校ではバトンでインターハイまで行きました。
そして、何より嬉しいのは、
卒業しても、連絡をしてくれる事です。
子育て、例えば宿題しないと悩んでいるママへ
まずは、その子が出来る課題を与えましょう。
次に出来るものと少し難しいものを混ぜましょう。
それだけです。
年齢が大きい子は
時間設定をするとより良いです。
ぜひやってみてください。
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