みなみ

自宅警備を強化中のフリーランスの仕事びと。 バンド沼の住人ですが、2020年の花組「は…

みなみ

自宅警備を強化中のフリーランスの仕事びと。 バンド沼の住人ですが、2020年の花組「はいからさんが通る」公演を見て宝塚の沼へとドボン。宝塚楽しすぎるのでは??というクソデカ感情を排出すべく、長文を書き散らしています。とてもとても🔰初心者🔰 ゆえに、たのしい。

マガジン

  • 宝塚歌劇(他) 観劇メモ

    宝塚歌劇をみた際にあふれ出しがちなパッションを書き散らす私的観劇メモ。他、宝塚歌劇にまつわる駄話。他ミュージカルも。

最近の記事

『愛するには短すぎる』がツボ過ぎて背景や未来を勝手に夢想しているという話。

走り書き。 そのうち頭と後半をつけます。 あまりにも『愛するには短すぎる』が刺さって仕方がないので、脳内でひたすら展開されてしまう登場人物についてのあれこれを書きます。演者についてではなく、登場人物について。 ■フレッド 一番背景が描かれていて、だからあまり単体で妄想の対象ではない存在。 フレッドの優しさ・鷹揚さは、自分に関心が低いからこそかなぁとも思う。関心を持ついとまがなかった、ともいえるかもしれないけれど。でも自己愛がないわけではないんだよな。 誰にでも発揮され

    • 『夢現の先に』 観劇感想

      バウ・ドリーミング 『夢現(ゆめうつつ)の先に』 一度は消えたチケットでしたが、友人のおかげで2公演、実際に見ることができました! ありがとうございまする!!! 見に行って良かった、この感じ、この座組だから可能にするこの感じ! 公演が再開し、そして追加公演することができ、本当に良かったです。 残念ながら見られなかった方も、配信が見られていますように……。 タイトル、そして「主な配役」の役名を見てのイメージは、例えば村上春樹の『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』

      • 観劇メモ:宙組『カルト・ワイン』

        感想:「ちょっと!みんな!! 見て損はない、見たほうがいいよ!!」 ※主語大きめ。 誤解を恐れずに言えば、観劇前の期待値は低かったんです。 チケットを手配する際も「1回見られればいいかなー」って。 だって、解説見ても題材をとってみても、なんだか重たそうな気配しかしない。 最近の自分のテンション的に、ハッピーだったり楽しかったりする後味の作品が見たい。例えば同じ禁酒法を扱うなら、ワンスじゃなくてナイワが見たい、そんな感じ。夢千鳥とかHSHみたいな重めトーンのお話は、1回見られ

        • 観劇メモ:星組『めぐり会いは再び/Gran Cantante!』

          宝塚を一年半見てきた他沼出身者として、一番にありがてぇのは供給が定期的かつ絶え間ないこと。今日も朝から11月の大劇場チケット押さえてますからね。そうそう簡単には死ねぬ。わしゃあ11月のチケットがあるんじゃ……、を永遠に繰り返すんだな、たぶん。 ということで、今日も元気に宝塚の沼に溺れています、こんばんは。 ムラのチケットが消えたりなんだりの結果、一回限りとなってしまった星組公演『めぐり会いは再び/Gran Cantante!!』を観てきた、それについてのちょっとだけ感想を

        『愛するには短すぎる』がツボ過ぎて背景や未来を勝手に夢想しているという話。

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        • 宝塚歌劇(他) 観劇メモ
          24本

        記事

          雪組公演『夢介千両みやげ』観劇メモ

          (終わってしまって寂しい!でも楽しかった!でも寂しい!とご機嫌に書いていたのですが、この後、アップする前に朝月さんの退団のニュースを知り、あげ損ねていたものです。そのため、テンションが現在の心境にそぐいませんが、その時の感想として残します) 各組に複数人の推しをつくることで観劇をより楽しんでいるわたくしですが、現在、全体の最推し(あるいは贔屓)の朝美絢さんがいる組に、宙組での推しであり、全体的に見ても二番目に推しであるところの和希そらさんが合流してしまい、頭がパァン!となっ

          雪組公演『夢介千両みやげ』観劇メモ

          星組『王家に捧ぐ歌』 ライビュ感想

          こちらも以前書いたもの。 なんとなくフワっと書いてそのままにしていたけれど、一応上げておく。 要するにアイーダさまが好きだって話をしています。 遺される人に心を寄せてしまいがちだな、そういえば というのをしみじみと思い出したライブビューイングでした。 『王家に捧ぐ歌』、持っていたチケットが消えてしまったため、映画館でライブビューイングいたしました。音圧がイマイチだったのもあって、「ああ、これは生で見るべき作品だったなぁ」としみじみ。セリフ芝居の場面がほとんどなく(印象)、

          星組『王家に捧ぐ歌』 ライビュ感想

          観劇感想メモ:『フランケンシュタイン-cry for the moon』

          2022年初観劇は、色々あってこちらになりました。 悲しくも予定外に予定が飛んでしまったので、浮いたお金と時間でこちら公演の追いチケをするなどいたしました、うう。でもいいお舞台だったからラッキーなんだ、きっと。 それはそれとして、初見感想(主にキャスト関連)をペロッと書いておいておきます。 ……と書きあげたところで、なんとなくいろんな理由でアップをせずにおりました。他記事に紛れてサクッと出します。 元々薄っすらと知っている古典モチーフの作品ですし、設定説明に多くを要しない

          観劇感想メモ:『フランケンシュタイン-cry for the moon』

          観劇メモ:月組『LOVE AND ALL THAT JAZZ』

          風間柚乃さん主演のバウ公演『LOVE AND ALL THAT JAZZ』を配信で見た、感想。あるいは、歌うまとお芝居について。 先日の雪組新人公演配信といい、本来だったら見られないものが見られるのは本当にありがたい。ということで、仕事で頭ちょびっと欠けつつも、自宅で配信にて観劇致が叶いました。という駄文を書いて、上げ忘れていたので出します。 感想。 「なんか、凄かった」(雑) 唐突感・急展開は否めないし、なのにそれすらも歌力と表現力でウワーーーーーッと前へ前へと連れて

          観劇メモ:月組『LOVE AND ALL THAT JAZZ』

          観劇メモ:『マドモアゼル・モーツァルト』

          マドモアゼル・モーツァルトを観てきました。 もう見てから何日も過ぎているし、千秋楽すらもとっくに終わっているというのに、未だにふとあの舞台の場面が脳によぎります。白日夢のようで、でも手触りがしっかりと残っている、そんな感じ。 あらすじを公式より 天賦の音楽の才能を持って生まれた少女エリーザは、女性が音楽家になれなかった時代ゆえに、父レオポルトから男の子“ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト”として育てられた。モーツァルトは瞬く間に時代の寵児として宮廷でもてはやされる

          観劇メモ:『マドモアゼル・モーツァルト』

          花組『哀しみのコルドバ/Cool Beast!』配信観劇 ゆる感想

          今日、『哀しみのコルドバ』の配信を観ました。 華優希さんでヅカ沼に沈んだ身としては、見ることに対する気持ちのハードルが異常に高かったこの演目。チケット戦線にも参加せず、配信すらもどうしようかギリまで悩んでおりました。が、いざ見てみたら、題材がいちゃラブコメじゃなかったのもあってか、「ああ、宝塚って新陳代謝していくんだな、こうやって変わっていくのだな」としみじみと思うよな次第。 ということで、薄らぼんやりとした感想。ネタバレしています。 『哀しみのコルドバ』、まったく共感

          花組『哀しみのコルドバ/Cool Beast!』配信観劇 ゆる感想

          タカラヅカ・ライブ・ネクスト公演『アプローズ ~夢十夜~』初日観劇メモ

          タカラヅカ・ライブ・ネクストの主催旗揚げ公演、『アプローズ~夢十夜~』の初日を見てまいりました。わたし如きの少ない宝塚経験値で語れるようなものではないのですが、それでもブワァッ!と溢れる感情があり、書き散らしに参りました。 多少ですがネタバレしている部分もありますので、もしこれから観劇予定の方は回避願います。 『アプローズ』、こちらの記事文中にある、「踊りや歌といった一芸に秀でた子たちのステージをきめ細かく作りたい」というお言葉、正にそのままの舞台でした。 宝塚を見始め

          タカラヅカ・ライブ・ネクスト公演『アプローズ ~夢十夜~』初日観劇メモ

          それがあなたの生きる道

          「タカラジェンヌさんってマジで凄いっすね……」という、宝塚好きになって歴10か月目突入して改めて抱いた感想を、なんかツラツラと書いているだけです。 中学生の頃、わたしは舞妓さんという職業に強い関心を抱いていた。 なぜその職業を知ったのかは覚えていない。ただただ憧れ、なるためにはどうしたらいいか、を調べ始めた。今ほど情報へのアクセスが子どもには容易ではなかった頃だから、芸舞妓や京都の花街に関する情報を図書館で探して読む程度のことしかできてはいないのだけれど。 中卒で、東京

          それがあなたの生きる道

          観劇メモ:星組公演『マノン』

          先に書きますが、めちゃくちゃ面白かった!という総評です。が、悲劇的な面白さ、ではなく、喜劇的な面白さ、として受け止めてしまっています。観劇後に合流した友人と「絶叫上映的に、みんなでツッコミながら見たかったねぇ」と話していたくらいには。なので、感想もずっとそんな感じの話をしています。 あと、ネタバレへの配慮はしておりません。 『マノン』、観てきました。 今回公演についてはパンフもあらすじも確認せず、予習ゼロで見ています。もっというと、オペラの『マノン・レスコー』と同原作と

          観劇メモ:星組公演『マノン』

          観劇メモ:月組『桜嵐記/Dream Chaser』

          めちゃくちゃ良かったです。 以上。 以下は蛇足。ちょびっと内容に触れてます、ネタバレ。 『桜嵐記』。 宝塚の特殊性であり、良さのひとつでもあるのが(それが悪く作用する場合も時にはあるとは思うけれど)、演者そのものが役に大きく透けて見える点だと思う。ただし「演者」自体が既に男役・娘役を演じている状態で、本人そのものと合致する訳ではない、というマトリョーシカ構造がまた複雑だなぁ、と思っているのだけれど。その辺は書いては消し、書いては消しでまとめられずにいる花組さん公演に関

          観劇メモ:月組『桜嵐記/Dream Chaser』

          「彩凪翔バースデイコンサート Wings」 見てきたメモ

          異文化(バンド界隈)からやってきてまだ半年ほどで、正直宝塚界隈の文化を理解しきれていない上に、レポめぐりもあまりしておらず。この手のモノを公開してもいいんだかわからんのですが、自分が見ながら書いていたメモを整理したので出します。 わたしは初日だけ拝見しています。ので、その初日にやっていた曲のセトリと、MCで拾えたあたり。 基本、羅列。衣装や、どなたが歌っていたのかを書いていなかったのと、基礎となるヅカ知識がなさすぎるので、正直メモの解読補填ができません……。曲については、

          「彩凪翔バースデイコンサート Wings」 見てきたメモ

          配信観劇メモ:雪組『ほんものの魔法使』

          まだパンフが手元に届いていない(友人宅)ので、記憶で書きます。たぶん、KAATで観劇後にまた書きそうですが。あとネタバレしています。 前半に作品に対しての感想、後半に一部の方のお役についての感想です。 「ファミリー・ミュージカル」感小さなお子さんから大人まで、一緒に見て、それぞれに好きなものを見つけて楽しむことができそうな、いい意味での「ファミリー・ミュージカル」感。色彩豊かなステージ上、賑やかに歌い踊るいきものやマシンたち、魔術師たちの「魔法」の数々は子どもを魅了するだ

          配信観劇メモ:雪組『ほんものの魔法使』