猫背姿勢について

※今回は理学療法士:永木和載 著/大平雄一 監修の 「よくわかる 腰・腰椎の動きと仕組み「動き」と「痛み」のメカニズムを図解で学ぶ!」 より参照


※写真は猫背ということで非常に可愛らしかったので使用させて頂いた。感謝。


私も含めたデスクワーカーの方達にとって難しく感じられるのが正しい姿勢(直立座位姿勢)だ

朝の通勤電車では我先にとドアが開いた瞬間から椅子取りゲームを始める方をよく見る

私もそれに近かったが今は立っていた方が楽になった

約半年の修行で体幹が鍛えられたからだろう

以下は猫背と直立座位姿勢(正しい姿勢)について調べた内容だ


椎間板の栄養供給は荷重と荷重からの解放とのサイクルによりなされる

長時間の猫背姿勢は椎間板への圧縮力を高め、椎間板の栄養障害や繊維輪の断裂リスクを高める


猫背姿勢の場合のメリットあげるならば

①支持基底面が広く重心の安定性と姿勢の安楽性が高い

②体幹筋活動が最小で良い

要するに身体を怠けさせるにうってつけの姿勢ということだ


デメリットは

①筋の疲労度

②頸部へのストレス

③椎間板内圧

④筋腱付着部へのストレス

これら全てのレベルが高いとある


猫背は受動的張力(結合組織)に依存した姿勢であり、直立座位姿勢は能動的張力(筋)に依存した姿勢である

体幹筋活動が最小な為、猫背姿勢は体にとって非常にエコな姿勢とも言える


だが長時間の猫背姿勢は

脊柱後面組織への持続的な伸張刺激の蓄積に伴う靭帯損傷や

筋の循環障害、椎体及椎間板への長時間の圧縮に伴う繊維輪の損傷などの

危険性が高まると記載があった


疲れた時にたまに猫背になってしまうのは仕方ないが常に猫背なのは危ないということだ

個人的には頸部へのストレスや椎間板内圧によって神経の疲れを引き起こし、それがデスクワークに努めてる人間の「疲れ」になってるように思う

だから私は楽に仕事ができるようになったのだと思っている

神経の疲れと筋肉の疲れを一緒にしてしまいがちだが

直立座位姿勢を維持できてる私の場合神経は圧迫されずとも

筋肉が疲労するはずだ

だが猫背の時より疲れにくくなっている

ここまでお伝えすればどちらの姿勢が良いのかわかっていただけると思う

猫背の方は1日数十分からでも良い

直立座位姿勢(世に言う正しい姿勢)をとってみることから始めることを

お勧めしたい


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