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エアウィーブのマットレスを5年使った感想|腰痛・ヘルニア対策

私はエアウィーヴを5年使っています。

腰痛体験談でもお伝えした通り以前は、重度の腰痛・椎間板ヘルニアに悩まされていました。

その経験を基に今回は腰痛を持つ人目線でエアウィーヴを買った経緯、使い心地をお伝えします。

腰痛とベッドマットの関係

前述のように私は重度の腰痛・椎間板ヘルニアで長年悩まされていました。

その際に実生活で起きた主な支障は下記の通り。

・靴下、ズボンを立ったまま履けない
・洗面所で顔を洗う際、腰を曲げられない
・階段の上り下りができない
・腰の痛みで深夜、頻繁に目を覚ます
・朝起きた時、腰が痛くて立つまでに30分〜1時間かかる

腰を痛めた経験のある方ならば、上記のいずれかが当てはまることでしょう。

私の場合、特に4番目・5番目の症状が辛かったです。

それは睡眠に関するもの。

睡眠は、本来ならば気力体力を回復させるもの。

しかし、腰が痛い人にとってはその安らぎの時間ですら苦痛になってしまうのです。

一番辛かったのは朝起きる時。

ベッドから立ち上がろうとしたら体全体に激痛が入り、起き上がるまで毎朝30分以上もかかっていました。

そんな腰痛に悩んでいた時、一つの腰痛に関するテレビ番組がきっかけでマットレスを見直すことに。

その番組内では睡眠時の寝返りの重要性を訴えていました。

通常、腰に痛みがない人は一晩に寝返りを20回以上うつそうです。

しかし、腰痛を抱える人は寝返りの回数が極端に少ない傾向にあるようです。

人によっては一晩で2〜3回しか寝返りをうたないこともあるんだとか。

なぜ、そんなにも腰痛の人とそうでない人とで寝返りをうつ回数が違うのか?

その最もたる要因がマットレスです。

具体的に言うと、マットレスが高反発かどうかと言うことです。

マットレスに反発性があるかないかで寝返りの回数も大きく変わるのです。

例えば、クッション性の柔らかいマットレスの場合、体はマットに埋もれてしまいます。

そのため、自然と寝返りがうちにくくなるのです。

しかも、骨のバランスがズレた状態で寝返りを打たないと特定の箇所に負荷がかかり続け、朝起きた時に体全体が痛くなって起きられないのです。

まさに私がこの状態でした。

腰痛で悩んでいた当時使っていたマットレスはかなり柔らかいものでした。

そのせいで、体がマットに埋もれてしまい、寝返りをうてなかったのです。

そのことに気づいた私はゾッとすると同時にすぐに高反発のマットレスを探し始めました。

エアウィーヴを選んだ理由

反発性のあるマットレスを探しを始めた時、まず第一に驚いたこと。

それは値段の高さ

以前使っていたマットレスはシングルサイズで1万円ちょっと。

しかし、高品質なマットレスだと6万、7万。場合によっては10万円以上することも。

なんとなく買って失敗したでは後悔するレベルの高価格。

そこで私がしたこと。

それは反発性のあるマットレスの徹底リサーチ。

その中で最も評判が良かったのが、エアウィーヴ

いろいろ調べてみると有名スポーツ選手もたくさん愛用していて、遠征先にもエアウィーヴを持って行っていく程だと記されている。

しかし、そこは疑り深い私。

そんなのスポンサー料もらってるから、広告の一環で持って行っているだけでは?

そう思ってしまったのだ。

だが、色んな口コミサイトでも高評価連発のエアウィーヴ。

気になったのでエアウィーヴを取り扱っている近くの百貨店を探し、寝心地を試しに行くことに。

初めて横になった瞬間の率直な感想。

”全然違う!”

そう、エアウィーヴの寝心地は今まで私が使っていたマットレスとは全く違ったのです。

大げさな言い方かもしれませんが、これが同じマットレスかと思うほどその差はありました。体に負荷がかからないのです。

寝返りをチェックしてみると、

”寝返りしやすい!”

今まで使っていたものと比べると、体に余分な力を入れず横に転がれたのです。

その理由は、間違いなくエアウィーヴの反発性。

これだと思った私は、高い買い物でしたがその日のうちに購入を決意。

使っているエアウィーヴ

参考までに私が買ったエアウィーヴのマットレスの基本情報を。

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こちらが私が愛用しているエアウィーヴ。

紹介しておきながら言うのもなんなんですが、エアウィーヴの商品はどんどんリニューアルしているようです。

私が使っているものは、旧式なので現在販売されていない模様。

ただ、基本的な点(素材・技術etc)はリニューアル後もそう変わりません。

私の使っているエアウィーブの詳細は下記の通り。ご参考までに。

型番: B0047N0FLU
値段: 68,040円(税込)
本体サイズ: 幅100cm×長さ 195cm×厚さ5cm(コア材3.5cm)
本体重量: 約7Kg
本体材料 :  ポリエチレン

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素材の詳細はコチラ。

エアーウィーヴを5年使った感想

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お待たせしました。

それでは、いよいよエアウィーヴを実際に5年間使った感想をお伝えします。

結果から言うと、エアウィーヴを買って大正解でした。

腰痛は改善されました。

個人差もあると思いますが、私の場合は使い始めた翌朝にはもう効果を実感しました。

それも、なんとなくではなく、すごく実感しました。

それまで朝起きてから立ち上がるまで30分ほどかかっていたのが、エアウィーヴを使い始めた翌朝からはスッと立てるようになりました。

あまりにも極端すぎて嘘っぽく聞こえるかもしれませんが、本当です。

ここで私が思ったこと。

それは、もっと早くからエアウィーヴにしとけば良かったと言うことでした。

変な話、エアウィーヴをもっと前から使っていたら、腰痛にならなかったのではないかと今では思う程です。

購入前に気になっていた高価格(私の場合は68,040円)に関しても、半年使ったあたりで回収できたと思えるほどでした。

今現在は5年近く使っていることになるので、高価格でも本当に買って良かったと思っています。

エアウィーヴのどんな点がそんなに優れているのか?

不便に思ったことは?

その点を写真を使いながら解説していきます。

復元性

エアウィーヴには、とにかく復元性があります。

復元性とは反発性のこと。

体の動きにマットレスがスムーズに反応するのです。

その様子を写真を使って見ていきましょう。

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上記の写真はあえて両手でベッドマットを強く抑えた跡の写真です。

ご覧いただけるように手の跡がくっきりと残っています。

しかし、これから数秒後にはこの跡が綺麗になくなるのです。

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その様子がこちら。

これは時間をおいてではなく、手の跡が残っている状態から数秒後です。

このことからわかるようにエアウィーヴは復元性(体重を押し返す力)が高いため、体の動きに対してマットレスがスムーズに反発するのです。

その結果、自然と寝返りが楽にできるのです。

腰痛予防に必要な寝返り目的でエアウィーヴを購入した私。

その効果は想像以上に実感できるものでした。

唯一欠点を挙げるとすれば、この反発性がために私は当初、寝る向きで困りました。

小さい頃からずっとうつ伏せで寝てきた私。

高反発であるがために頭の部分も少し硬め。

そのため、うつ伏せになると少し硬く違和感を覚えたのです。

私の場合、気合い(?)で寝相を横向きになんとか変えました(後で調べると腰にはうつ伏せよりも横向きの方が良いそうです。理由は腰への負担が軽減されるから)。

しかし、中には自分はうつ伏せじゃないと眠れない。頭の部分は柔らかい方が良いと言う方もいることでしょう。

ご安心ください。

エアウィーヴには様々なタイプのものがあります。

私が購入したものは、たまたま全体が同じ硬さだっただけで、中には中心部分だけ硬めで頭と足の部分は柔らかめのマットレスもあります。

気になる方は購入する際、その点もチェックしておいた方が良いでしょう。

極細繊維状による三次元構造

エアウィーヴのマットレスの素材は極細繊維状による三次元構造

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こちらが中のエアウィーヴ素材。

見慣れない人にとっては少し違和感を感じるかもしれません。

私も初めて見たとき、違和感を覚えた一人です。

見た感じ、これで本当に体を支えてくれるのかと心配になりました。

しかし、侮るなかれ、この極細繊維状による三次元構造は実に優れものなのです。

上記のように繊維がいろんな角度に張り巡らされていることにより、体圧を均等に分散してくれるのです。

素材があらゆる方向から体を支えてくれるので、体への負担も軽減されます。

この機能は当然、楽な寝返りにもつながりますし、腰痛だけでなく肩こり、体全体の痛み解消にもつながります。

通気性

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これは購入後に気づいたことなのですが、エアウィーヴは通気性にも優れています。

通常、冬用のマットレスは夏になると暑くて使えない。または、その逆のケースもあるかと思います。

しかし、エアウィーヴの場合、年間を通して使いやすいのです。

その理由・構造は下記の通り。

・エアウィーヴ素材は90%以上が空気
・通気性が良いので、夏は蒸れにくい
・空気断熱にも優れ、体温を逃さないので冬は暖かい


その他、エアウィーヴは水洗いができて衛生的等、色んな魅力があります。

まとめ

実際にエアウィーヴを5年使用して、その使い心地には大満足です。

エアウィーヴを使って腰の調子はみるみる良くなりました。

それまでは腰が良くなりつつも、時々急に痛みだす度に痛め止め薬を飲む日々が続いていました。

しかし、現在では丸5年以上、痛め止め薬を一回も飲んでないどころか腰が痛くなることもありません。

これにはリハビリを続けたこと、生活習慣を改めたこと等色んな要素がありますが、その中でエアウィーヴが大きな役割を果たしていることは言うまでもありません。

素材がしっかりしていることもあり、5年使用してもダメージはありません。あと5年は使えそうなくらい今でも綺麗な状態です。

人によって向き不向きはあると思います。

大きな買い物になるので、一度、エアーウィーブがある百貨店等で寝心地をチェックすることをお勧めします。


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