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冷製ポタージュにひとつまみの魔法

晴れたと思えば、雨が続いたり。
変化が多くて、秋らしい天気になってきました。

私が住んでいる神戸は、先月よりは日差しは和らいでいるものの、涼しいとはまだまだ言えない気温。おうち時間はエアコン頼り。
八百屋さんに行くと、まだまだ夏野菜が手に入る。

ということで、先週は夏野菜が主役の冷製ポタージュを続けていただきました。


1日目は、枝豆の冷製ポタージュ

茹でてさやをむいた枝豆、炒めた玉ねぎ、水、牛乳をミキサーにかけて、塩とコンソメで味付け。粗熱が取れたら、冷蔵庫で2〜3時間くらい冷やします。

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思ったよりも枝豆の色は出てこず、緑色をほんのり帯びた乳白色のスープになりました。
ピンクペッパーをかけたら、かわいらしい見た目に。

一口目、まずは玉ねぎの甘さ。後から、ほのかに枝豆のコクを感じました。
思ったよりも枝豆は控えめな印象。

もう少し枝豆の味を前面に感じるには、枝豆の配分を多くした方が良いのかな。もしくはだだちゃ豆など、味の濃い種類を試してみたいな、と思いました。

2日目 とうもろこしの冷製ポタージュ

続いて、近所の八百屋さんで1本150円で仕入れたとうもろこしを使います。

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とうもろこしを茹でて、身を芯から取り外します。弱火で炒めた玉ねぎ、水、塩、コンソメと一緒にミキサーにかけます。

プロのレシピを見ていたら「芯を牛乳で茹でて、芯のうま味も余すことなく使う」というテクニックがあることを知ったので早速試してみることにしました。

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この構図、なんだかワクワクしました。

牛乳は煮立つとたんぱく質の変性が起こってしまうので弱火にしますが、芯のうま味はしっかりと出したい。

煮立たない弱火で15分くらい煮込んでみました。

スプーンで一口味見をすると、牛乳にとうもろこしの風味が感じられます。

ミキサーにかけたもの、とうもろこし風味の牛乳を混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やしたら出来上がり。 

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一口目から、とうもろこししか感じない。とうもろこしの甘さが、なんだかすごく引き出されている。玉ねぎは見事な引き立て役に。

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想像していたよりも、とろっとした仕上がりで、
「とうもろこしを食べるスープ」という感じです。

さらっとしたポタージュも好きなので、
また近々とうもろこしを仕入れて再挑戦したいなと思いました。

ちなみに、2日続けて冷製ポタージュを食べた家族には、とうもろこしのスープの方が好評でした。
理由は「とうもろこしの味がするから」とのこと。

そうそう!
ポタージュは素材の味を楽しめるのが、醍醐味ですよね。


ひとつまみの魔法

素材の味を生かしたポタージュは、「塩」が味付けの背骨のような気がします。

たったひとつまみ。されどひとつまみ。
こだわるなら、沖縄の海水塩がおすすめ。
沖縄の深海の海水から作る塩には、まろやかなしょっぱさと、海水由来のミネラルが含まれています。

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数年前の帰省で訪れた読谷村の海。ずっと見ていられました。

ミネラルの中で特筆すべきは、マグネシウム。
体の中でエネルギーを産み出すサイクルをスムーズにする働きを持ちます。
そして、精神を安定させる効果や高血圧・心疾患を予防する効果ももつ、とても大切なミネラルです。

沖縄のお年寄りは若者よりも元気だと感じることがあるのですが、その秘訣の一つがマグネシウムにあると私は考えています。
琉球料理のマグネシウムの摂取源として、この海水塩があります。

台所に置いておくと、お料理がサプリメントになります。

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スープを冷やしている間に、チョコバナナケーキを作りました。
ホットケーキミックスを使ったのですごく簡単。
レシピ通りにしたけれど、うちのオーブンは火力が強いのか、焼きすぎになってしまいました。

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