心を射抜かれるおいしさ「沖縄黒糖のサーターアンダギー」
私の生まれ育った家では、サーターアンダギーはいいことがあった時に作ることが多かったです。
いいこととは、誕生日や節目となる日、試験に合格した日など。
出来立てのサーターアンダギーを仏壇にお供えして、手を合わせてご先祖様に報告をします。
祖母と母は大きな天ぷら鍋を使って揚げ、大きな紙とキッチンペーパーを重ねた大きなざるにのせていきます。
みるみる積み上がっていくサーターアンダーギーの中から、小さいのを一つ選んで味見をするのが孫達の役目です。
お祝いの日こそ、サーターアンダギー。
だからサーターアンダギーの味には、たのしさやうれしさの記憶が刷り込まれています。
かといってお祝いの時だけでなく、ちょっとしたお土産や差し入れとしても定番のお菓子です。
今日は沖縄黒糖を使ったサーターアンダギーを作りました。砂糖味が定番ですが、沖縄県内では「黒糖味派」も多いです。
揚げたてを一ついただくと、サクサクとした食感と黒糖の香ばしい甘さに、心が射抜かれてしまいました。
甘い糖と苦い蜜が混じり合ってできる、奥行きのある甘さは沖縄黒糖ならではです。
砂糖味と同じように150〜160℃の油で揚げると、すぐに焦げ付きが出てしまいました。次回はもう少し低温で試したいと思います。
「女性の元気ときれいを応援したい」
「おばあちゃんの味を残したい」
そんな思いで、日々過ごしています🌺
Instagramはこちら
沖縄黒糖レシピはこちら
この記事が参加している募集
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。スキ、コメント、サポートがとても励みになっています。また遊びに来てください^^