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読書メモ

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頑張れない人間だと思っていた私が、夢を取り戻して新しい未来を描くまで

頑張れない人間だと思っていた私が、夢を取り戻して新しい未来を描くまで

自分は頑張れない人間なんだと思っていた「Dr.Bala」というドキュメンタリー映画を見たとき、国境なき医師団の村田さんのインタビューを読んだとき、私がいの一番に抱いた感情は虚無だった。こんなにも頑張れる人間がいるのに、私はどうして頑張れないんだろう。気付けば周りの仲間もはるか先を走っていた。未だにくすぶっている私は、一歩踏み出さねば、先へと進めないのに、「どうしたらいいかわからない」と言い訳をして

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[読書メモ]やっと気づいた自分の本音。『もっと可愛いままで億ガール』

[読書メモ]やっと気づいた自分の本音。『もっと可愛いままで億ガール』

その日はずっともやもやしていた。楽しいことがわからなくなっていて、虚無感でいっぱいで、やりたいこともわからなくて、なんだか自暴自棄になっていた。狂いそうな私は本屋に駆け込んだ。

本は私の人生を助けてくれる。

恵比寿の有隣堂の広い店内をふらふらさまよった。有隣堂には女性の背を押してくれる本がまとまっている棚があるのだが、そこでふと目に飛び込んできたのが「もっと可愛いままで億ガール」だった。

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「書く仕事がしたい」で私は承認欲求お化けから解放された

「書く仕事がしたい」で私は承認欲求お化けから解放された

承認欲求お化けとの闘い

2020年の秋ぐらいから今年の頭ぐらいまで、私は承認欲求のお化けに取り憑かれていた。1年ぐらいあるコミュニティの中で私のエッセイをたくさんたくさん可愛がってもらったのだが、いざそこを離れたら当然のごとく誰も褒めてくれなくて、何のために書くのかわからなくなってしまった。なんとなく読めていた未来だったけど、いざ直面したところでどう対処していけばいいかわからなかった。それは褒め

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「流浪の月」を何の物語だと形容するか

「流浪の月」を何の物語だと形容するか

【2020年本屋大賞受賞作】
せっかくの善意を、
わたしは捨てていく。
そんなものでは、
わたしはかけらも救われない。
愛ではない。けれどそばにいたい。
実力派作家が放つ、息をのむ傑作。

昨年の12月、ふらりと立ち寄った本屋さんでこの帯を読んだ瞬間、買わなくてはと手に取っていた。この帯を考えた方、天才だと思う。

はじめ私はこれを恋愛小説だと思い購入した。だけど違う。これは恋愛小説ではない、と私

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読書メモ「マルチポテンシャライト」

ビジネス本を読むことは続けているんだけど、せっかくだからnoteに記録を残しておこうと。第一弾は「マルチポテンシャライト」

<書籍概要(一部略)>
やりたいことがたくさんありすぎて困っている人、必見! 「マルチ・ポテンシャライト」とは、さまざまなことに興味を持ち、多くのことをクリエイティブに探究する人を指す言葉で、「自分の好きな複数の分野で活躍することができる才能」を持つ人のこと。(中略)「天職

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じきにテキストで書こうと思ってるんですけど、とりあえず頭良くなりたくて本読んでる。「ずるい暗記術」のおかげで勉強が少し楽になって楽しくなってきたから、本は財産。