30回目で身体のすべてが変わる?ピラティスなしでは生きれなくなった
上の言葉を胸に刻み、4月からピラティスに通いまくった私。目標としていた30回目の受講を先日終えた。
まだまだ通い続ける予定だが、一旦集大成?として記録する。
もう手放せないピラティス
30回。よく通ったと思う。
「目標は美姿勢ヘルシー美女になりたいんだ!」という思いを掲げ始めたピラティス。
結果的に、正直30回目のレッスン時、それにはなっていない。しかし、ピラティスなしでは生きれない身体にはなった。
ピラティスがあることで明らかに体調がいい。身体のバイオリズムが整う感じがする。行かないと禁断症状がでる。
少々仕事が立て込んだ週、ピラティスに行けなかった。その週は、何も起きなかった。
しかし翌週、脳内が暗黒物質でいっぱいになった。仕事も集中できないし、仕事終わりの自由時間もどうもメリハリが出ない。急いで次のレッスンを申し込んだのだった。
それだけ、良い状態に保ってくれるのである。昨年の自分はピラティスなしでよく生きていたものだ。そして同時に、「身体のすべてが変わる」のであって、ヘルシー美女になるのではないもんな、と納得もした。
続く理由
基本は週に1〜2回のペースを維持して通っている。「継続力があるよね!」と褒めてもらうことがあった。ただ、違うなと思う。
「継続力」というと、「物事を根性と努力で続ける」かのようなイメージがある。しかし全く苦しくない。
むしろ行きたいのだ。例えキャンセル待ちが30人いようとも、全員がキャンセルするという限りなく僅かな期待をかけてでもレッスンに申し込む勢いだ。
続く理由を3つにまとめてみた。
きっちり1時間の集中タイム
仕事終わり、休日の朝1時間だけの集中タイムが取れることで生活にメリハリが出る。1時間という決められた時間のレッスンだからいいのかもしれない。
ジムに行くと、せっかく来たのだから……という思いからダラダラ長居しがちだ。そうすると、めんどくさくなり行かなくなる。
しかし、きっちり決められたプログラムによって1時間で濃度の濃い時間を過ごすことができる。
仕事で疲労した脳の解放効果
都会の真ん中、ヘルシーな空間で夜景を横目に音楽を聴きながらちょうど良い非日常感を味わえる。そして、日々仕事を頑張っている女性たちに囲まれてみんなお疲れ、と心で呼びかける。
それだけではない。ピラティスは右脳も使う。「動きの瞑想」といわれてるらしい。仕事で左脳がキリキリと紐で縛られるが如きの状態のところに、右脳も使いリフレッシュできる。
自分のために時間を使う感覚
つまり、「何も考えない」ということだと思う。未来への不安、喧嘩でこじれた恋人との関係性、突然襲ってくる劣等感。そんな負の感情が襲ってきたときでも、マシンに座った瞬間から自分の体の調子だけ考える。
特に、教室に入りレッスンが始まるまでのリラックス時間が好きだ。各々自由にストレッチや瞑想をする。頭の中で超高速回転していたハードディスクが電源を落とされたみたいにカチッと音がしてどんどん速度が落ちていくような感覚がある。
これから始めるならまずこれを意識してほしい
レッスンの初めには必ず「呼吸の練習」とかいう時間がとられる。私はそれを完全に甘くみていた。雰囲気づくりの一環かなにかだろうと思っていた。ヘルシーな雰囲気に虜になっていた私は、呼吸のカウントなど無視して楽しんでいた。
しかし周りのピラティス受講者の話を聞くと、どうやら呼吸の意識を強く持っているようなのだ。そこで、20回目のレッスンを終えたとき、「そろそろ呼吸についても真面目に取り組んでみるか」と思った。
その結果、甘くみていたことが誤りだったことに気づいた。筋肉への効き方が全く違った。簡単な動きをしていても汗が出る。筋肉の使い方にも深くつながっているようなのだ。たしかに、ロングブレスダイエットなんて方法があったりするので、それは間違いない。
「20回前からこれを意識していたらもっと違っていたのかも……」と悔しい。これからピラティスを始める人は、是非ともここから始めてほしい。
意識高いワンランク上の女に?
上の話でわかる通り怠惰な私でも、30回目の受講が終わる頃にはメンタリティもアップデートされたらいいな、なんて思っていた。
ピラティスを取り入れて3ヶ月もしたら、ヘルシーライフスタイルで生活しているんじゃないか。
イメージでいうとこんな感じ。
しかし、これは予約していた回に行けず、後悔を取り戻すかのようにおしゃれカフェに行ったときに撮ったものだ。
とある連休初日、私は「朝イチピラティスで最高の三連休の始まり」を迎える予定だった。前日まで夜更かしand寝坊をキメてしまった。朝起きて時計を見て、案の定キャンセルである。
それでも遅い時間のレッスンのキャンセル待ちをして無事に行くくらいはポジティブに通っている。
腹出しウェアデビュー
最後に、ファッションの話をしておこう。
ピラティスといえば、上下ぴちぴちの腹出しルックである。
といっても、入会当初はそんなこと知らず、ランニングTシャツにジョガーパンツ、適当に買った滑り止め付き靴下で受講していた。
「レッスン代だってそれなりにかかっているのに、ウェアなんて揃える必要なし!」と思っていた。今や、上から下までピラティスグッズを身に纏っているではないか。
レギンスや、指空きソックスは欲しくなって早々に手に入れた。ただ、ショートTシャツだけはハードルが高かった。
腹の脂肪が全部取れた時、それが購入のタイミングだと思っていたのだが一向にその気配はない。ピラティスでは筋肉はついても、脂肪を取るには食事制限だの有酸素運動だのが必要だからだ。
いつまで経っても脂肪が消えないなか、突如「もういいや、買ってしまえ」と思いセールのタイミングで購入。私服でもそんなはっちゃけファッションをしたことがない。お腹にエアコンの風をダイレクトに感じる。
思い切ったチャレンジに恥ずかしさと相まってなんとなくこそばゆかった。
ボヨボヨなお腹をみんなが見ている気がする。周りからの視線を餌にしておやつの食べ過ぎを止める算段だ。
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