マレーシア1人旅・マラッカ後編 / マラッカ海峡モスク
マラッカ海峡モスク
マラッカ海峡に建つモスク。
マレーシアでは絶対ここに来たいと思っていた。
旧市街からは3.4kmくらいで歩けない距離じゃないけど、ネットの事前情報によるとゴーストタウンを通るから歩きは危険だそうなのでタクシーを探す。
本当はライドシェアのgrabを使う予定だったんだけど認証がうまくいかなくて挫折した。
しかし、旧市街にタクシーがいない。
トライショー（人力車）のおじさんに、ここだけ連れてってもらえないか、と聞いてみたらめちゃくちゃふっかけられてしまった（RM150と言われた）ので諦めて歩く事にした。
歩き始めた所で大きめのショッピングセンターのようなものがあって、そこならタクシー乗り場ぐらいあるかもと思って寄ってみたら辛うじて1台発見。
RM20で海峡モスクまで連れてってもらいました。
奥に大型の貨物船がたくさんいる
マレー語ではMASJID SELAT
見学中、敷地の外から写真撮影してる人たちが見えたので、モスクを出てそっちの方へ移動してみようと試みる。
行ってみるとそこは私有地との事で、入口でおじちゃん2人が観光客の対応をしていた。
私有地入場は1ドリンク付でRM5。
日本でも観光地で私有地が良い立地にあるおうちが個人的に商売してたりするのはある事だから、いい商売してんなーと思いつつも私は特に疑問には思わなかったんだけど、後からGoogleマップのレビューで見ると賛否両論だった。感じ方は人それぞれか。
ただ私は、この後このおじちゃんにもの凄くお世話になるので、このおじちゃんは絶対に悪い人ではないと断言する。
私有地に入っていくと、絶景ポイントに到着する。
ゆっくり1時間過ごした。
もっと居たかったけど、宿をとっているクアラルンプールまで移動しなければならないので出発。
しかし、ここでタクシー問題ふたたび勃発。
ここにもタクシーなどいない。
行きのタクシーの窓から見えたゴーストタウンがなかなかのゴーストタウンだったので、どうしようかなと悩む。
開発が頓挫して放置されてるエリアらしい
私有地のおじちゃんに、どこかタクシーが拾える所はないか聞いてみたけどそんな所は無いそうだ。
無計画な謎の観光客を心配してくれたのか、おじちゃんが色々一緒に考えてくれたんだけど私のスマホではgrabが使えないのと電話ができないので詰む。
結局、Googleマップを見ると2.3km先のバス停からマラッカセントラルまで行くバスがあるようなので、バス停まで歩くよ、とおじちゃんに言って別れた。
ゴーストタウンのエリアはせいぜい1kmぐらいだから駆け抜ければ7〜8分だし、なんとかなるだろうと。
そう思って小走りで進んでいたら、後ろからおじちゃんの声が聞こえてきた。
なんとおじちゃん、スクーターで追いかけて来てくれたのだ。
大きい通りまで送るから、乗ってけよ！
みたいな事を言ってくれて、めちゃくちゃびっくりしたけど有難く後ろに乗せてもらって（ノーヘル…）人通りのある道まで連れてきて頂いた。
ほんとに有り難かったから少額でもお礼を渡そうとしたら
いやいや！金なんていらないよ！
という感じで、受け取らずにかっこよく去っていった。
私も見えなくなるまで見送って、おじちゃんも振り返って手を振ってくれた。
私有地のおじちゃんは優しいおじちゃんでした。
そこから徒歩10分ちょっとでマコタ病院前のバス停に到着。
マラッカのバス停には時刻表も路線図も無いので、Googleマップしか信じるものがない。
不安なので通りかかる地元の人たちに確認して、どうやらここで待ってれば大丈夫との事なので、待つ。
道の混在具合がリアルタイムで反映されるのか、出発時間は見るたびに少し変わるんだけど、無事バスに乗れてマラッカセントラルに戻れた。
バスの窓からイオンが見えた。
マラッカからクアラルンプールへ
マラッカセントラルでスーツケースを受け取って、券売機で高速バスのチケットを買って、クアラルンプールへ移動。
マラッカ→クアラルンプールは2時間30分ぐらいで到着。
TBSという巨大バスターミナルからホテルがあるブキッビンタン方面のハントゥア駅へ向かう。
ハントゥア駅から歩いてホテルに向かう途中に、ららぽーとがあった。
宿はシチズンMホテル。
とても快適だった。
またKLに来ることがあったらまた泊まりたい。
ホテルがアロー通りの近くなので、部屋に荷物を置いて夜市へ行って、マンゴーとドラゴンフルーツのミックスジュースを買った。
めちゃくちゃ美味しかった。
結局この日食べたものは、早朝の機内食とkaripap 2個とこのジュースだけだったけど全然大丈夫だった。
マレーシア1人旅・クアラルンプール編 / ムルデカ広場周辺へ続く
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