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45歳全摘出のち。

 この6月末に左右卵巣・卵管・子宮と婦人科関連の臓器が失くなり、それからどのような変化があったのか?諸々残してみようと思う。

 昨年から週2.3日ほど外へアルバイトへでて初めて人と比べてそこで「異常なんだ」と自覚した「発汗・のぼせ・動悸」…。
 身内親戚内には参考になるような方が居なかったもんで、「私もあったよ」というバイト先の諸先輩方のお話もあり腑に落ちるも、摘出手術の入院中に相談をしたのがきっかけでそれらがお医者さんの診断で「更年期症状」ということが断定。
 退院後1週間目の検査結果と診察でホルモン補充療法を行うことになった。


3センチ弱のうっすら肌色テープ

 採血結果で(結果詳細が手元になく残念)簡単に書くと女性ホルモンは0.013(ほぼ無い)、ホルモンを出しなさいよという数値(アルファベット忘れた…)が高いとのことで、数値的にも「更年期症状」であると認められた。

 そうして治療を始めることになったのが退院1週間後。
治療といっても2日に1枚、下腹部もしくは臀部にシールを貼り付けるだけの経皮薬なので非常に簡単。
貼ったシールの違和感などは一切感じず、貼っているのも忘れるくらい…
貼り換えるもの忘れそうな勢い。

エストラーナテープ0.72mg
<製剤共通>
○更年期障害及び卵巣欠落症状に伴う下記症状
血管運動神経症状(Hot flush及び発汗)、泌尿生殖器の萎縮症状
○閉経後骨粗鬆症
○性腺機能低下症、性腺摘出又は原発性卵巣不全による低エストロゲン症
<エストラーナテープ0.72mg>
○生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整
○凍結融解胚移植におけるホルモン補充周期

https://www.kegg.jp/kegg/medicus/
「KEGG MEDICUS」より引用

 実際にシール貼りを始めてから約2週間が経過した頃、カーッと体を駆け上がるような熱さ、いわゆる「ホットフラッシュ」や「のぼせ」症状は出なくなった(ように思う)が、仕事を辞め自宅から出ることが今はほとんどなくなったので症状を意識しづらいところもあり、今後どのような生活の変化に対応していけるのかはやってみないとわからないことも多々。

 このホルモン補充療法というのも我慢したまま、もしくは「こういうものか」と受け入れて生活を続ける人もいれば今回の私のように治療という形で通院継続する人もおり個人差が大きくあり、当面は通院続ける予定ではあるけども終わりが見えないものでもありそうな…。
 お医者さんから診断は受けてもこの治療をするかしないかは勿論、本人である私に委ねられる。
 そこが疑問でもあり悩ましくもあり…通院治療にはお金も発生するから…
ちょっとの我慢ならばいいかと思ってしまう性分もある。
 症状の出方によってもあるだろう、「めまい」「動悸」は日常生活にも大きく響いてくるけども「発汗(多汗)」「のぼせ」「頭痛」までならば私の今の生活(無理をせずすぐ休める環境)ならばそこまで支障を来すものでもない。

 湧き出る不安感は先が見えないのが原因なんだな…きっと。(あくまでも私の場合…)

 振り返り疑問事が見えたのでそれは次回の通院時に聞いてみよう。


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